alt_text

「当社のお客様は、従来の方法だけでなく、デジタルおよびモバイルプラットフォームで情報を求めるようになっています。 HP BladeSystemによって、変革とイノベーションを継続するための柔軟なプラットフォームがもたらされました」

- AmeriPride Services社 情報サービス部門ディレクター
Joe Jansen氏

 

AmeriPride Services社は、北米で事業を展開するユニフォームレンタルとリネンサプライの大手企業です。
ミネソタ州ミネトンカを拠点に、115以上の製造施設とサービスセンターを米国とカナダに展開しています。
同社は、リネン、ユニフォーム、フロアケア、レストルームやクリーニング製品を毎週約15万ものお客様に提供しており、従業員は5,600人を超えています。1889年に設立され、最近お客様からニーズが増加していたデジタルやモバイルコミュニケーションテクノロジーを採用するなど、お客様に寄り添ったサービスを提供し、競争力を高め続けています。 必要なプラットフォームの俊敏性を得るため、AmeriPride社はHPのデータセンターテクノロジーとサービスを使用してIT環境を変革しました。

業界

ユニフォームレンタルおよびリネンサプライ


目的

  • ITプラットフォームを変革し、デジタル情報を活用した「最高の顧客サービス」の実現

 

 


アプローチ

ITの効果

  • 45の支店を単一のデータセンターに統合
  • 通常1ヶ月を要するPOC環境のプロビジョニングを数分で完了
  • 既存のプラットフォームを活用して新しいテクノロジーを配備
  • 自律的な監視が可能なサーバーを活用したプロアクティブなアラートと問題解決

ビジネスの効果

  • デジタルおよびモバイルコミュニケーションに関するお客様のニーズに対応
  • コンセプトテストを迅速化して競争力を強化
  • 既存のテクノロジー投資の価値を向上
 

「レンタル業では、お客様それぞれに合ったサービスが求められます」と、情報サービス部門のディレクターであるJoe Jansen氏は語ります。 「当社の配送ドライバーはお客様の名前を記憶しています。我々は最高の顧客サービスを提供することで企業ブランドを作り上げてきました。 しかし時代は変わり、当社のお客様もオンラインでモバイルテクノロジーを使用してやり取りすることを求めるようになりました。 さらに、セールス、経理、そしてドライバーなどの従業員も業務で情報システムを活用するようになっていました。ドライバーは正確な積荷明細と、数多くのお客様の元へ毎日配送するための正確な配送経路を必要としていました。 現在および将来的なニーズに対応できるITプラットフォームを構築するために、当社はHPのソリューションに移行しました」

「 HP ProLiant BL460 Gen8は、サイクルタイムと処理を自律的かつ継続的に監視しアラートを送信してくれるので、業務に影響が生じる前に問題をプロアクティブに解決できます」
- AmeriPride Services社、データセンターマネージャー、Jeff Baken氏

「お客様との個人的な関係は今でもとても大切ですが、時代は変化しており、当社のビジネスモデルも変わらなければなりません」とJansen氏は述べています。 「現在のお客様はデジタル環境でのやり取りを望んでいます。 どのような情報を選択するのであれ、指先で情報に瞬時にアクセスしたいと考えています。 週1度の個別の打ち合わせではなく、365日デジタルアクセスを提供しなければなりません。 このようなニーズに応えるため、当社はテクノロジープラットフォームを変革する必要があったのです」

 

HP BladeSystemによる統合と一元化

2007年にITの変革に着手する前は、AmeriPride社のIT環境は45ヶ所の工場に分散され、各工場内のオフィススペースの近くまたは一角にサーバーが配置されていました。 社内ではさまざまな種類とモデルの旧式のサーバーを使用しており、フロアスペースと冷暖房機能も限界に近づいていました。 そこでAmeriPride社は、データセンター環境を仮想化、標準化、集約および統合するプロジェクトに着手しました。 それはちょうどHPが新しいブレードテクノロジーを市場に展開した時期であり、Jansen氏はその技術に注目していました。 ブレードは、電力/冷却機能、ネットワーク接続、および管理機能を提供するエンクロージャー内に、他のブレードと一緒に収容できるサーバーです。 ミネソタ州ブルーミントンにあるHPのパートナー、Works Computing社は、AmeriPride社がブレードを購入する前に、専門的なコンサルティングサービスと、この新しいテクノロジーを体験できるテスト環境を提供しました。 HPブレードをテストした後に、AmeriPride社は2台のHP BladeSystem c7000エンクロージャーを購入しました。 現在、同社ではミネトンカにある6台のエンクロージャーで45のすべての支店を運用し、バックアップデータストレージとコロケーションについては、シカゴにあるSunGardの施設を利用しています。 同社の環境の90%はVMwareで仮想化され、ビジネスアプリケーションはRed Hat LinuxまたはMicrosoft® Windows®上で実行されています。 HPサーバーブレードは、これらのオペレーティングシステム間の相互運用性を確保しているため、ブレードのスワップアウトも容易に実行できます。

AmeriPride社が2007年に構築したHPのブレードアーキテクチャーは、ITを継続的に変革していくための基盤となっています。

テクノロジーが進化した場合でも、ゼロから再構築するのではなく、モジュールを交換する方法でIT環境をアップグレードできます。 既存のプラットフォームへの投資を活用しながら、新しい価値を取り入れることが可能になっています。 「ブレード環境はとても柔軟です」とAmeriPride社のデータセンターマネージャーであるJeff Baken氏は語ります。 サーバーを短期間で追加、統合できただけでなく、 現在のアーキテクチャーをサポートしつつ、再利用できる環境を構築できました。 新たなテクノロジーを採用する場合でも、全面的な入れ替えが不要になったため、インフラストラクチャ環境が安定化し、その保守手順の変更を回避できるため、時間とコストの削減が可能になりました」

 

成長に合わせて拡張可能なプラットフォーム

AmeriPride社は、HP ProLiantブレードの第1世代から利用を開始しており、現在ではHP ProLiant BL460c Gen8を配備しています。 「Gen8ブレードは、ビジネスに影響が及ぶ前に、アラートを送信する自己監視機能が備わっており、極めてインテリジェントです」とBaken氏は述べています。 「問題に対して受け身で対応するのではなく、プロアクティブに対応でき、問題を未然に防ぐことが可能です」

AmeriPride社は、ストレージについては4年間HP XP24000 Enterprise Virtual Arrayを活用しており、その間このストレージソリューションのおかげでデータアクセスについて問題が発生したことは一度もありません。 同社は最近HP 3PAR StoreServ7400ストレージに移行しました。プライマリのストレージエリアネットワーク (SAN) はミネトンカに、ディザスタリカバリのためのセカンダリのSANはシカゴに配置しています。 また、HP StoreOnceBackupアプライアンスをローカルでのリカバリに利用しています。たとえば、ある経営幹部が電子メールをうっかり削除してしまった場合でも、テープバックアップにアクセスせずに簡単にドキュメントを復旧できます。 「HP 3PARによってAmeriPrideのデータとITシステムのパフォーマンスを明確に可視化できるようにあり、管理が容易になりました」とBaken氏は語ります。 「これはクラウド向けに設計されたストレージであり、当社はマルチテナンシー環境ではありませんが、さまざまなワークロードを自動化、監視、テンプレート化し、迅速なデリバリと移動を可能にするためにクラウドの機能を利用しています」 HP Systems Insight ManagerとHP Insight Control for VMware vCenter Serverによってサーバー管理が一元化され、ライフサイクル全体の制御が容易になります。 AmeriPride社は、HPバーチャルコネクトソフトウェアによって、サーバーからのネットワークトラフィックを容易に管理できるようになりました。 「10 Gigabitの接続を、物理的な接続ではなくコマンドによって思いのままに分割できます。 あるアプリケーションの利用状況が極めて高くなった場合には、そのサーバーに帯域幅を動的に移動できます。 ここでも仮想化のレイヤーが効果を発揮しています」とBaken氏は述べています。

AmeriPride社は、HPプロアクティブケアをPersonalized Supportオプションと共に利用しています*。HPのアカウントサポートマネージャー (ASM) は、オンサイトで緊密に連携し、同社がテクノロジーを移行するときにベストプラクティスを適用できるように、そして統合化された環境を効率的に稼働できるように支援しています。

 

戦略的なビジネス価値をもたらす柔軟なアーキテクチャー

HP ProLiant BL460c上で仮想インフラストラクチャを稼働することで、AmeriPride社の45拠点のITスタッフは、運用から経理、人事、そしてセールスまで、同社のビジネス部門に戦略的な価値を提供できるようになりました。 IT部門は、概念実証 (POC) テストのための仮想環境を数分で提供できるようになりました。これまでは、特殊なハードウェアを取得および準備するために1ヶ月を要することもありましたが、このようなハードウェアは、プロジェクトが完了した後に再利用できないこともあったのです。 「リソースをさまざまな目的のために動的に活用できるようになりました。 新しいアイデアを市場にぶつけてみて、成功しなかった場合にはすぐに手法を変えて再び挑戦できるようになりました」とBaken氏は述べています。 このアプローチによって、AmeriPride社は、新しいWebとモバイルアプリケーションを開発し、お客様に寄り添ったサービスを提供できるようになりました。

プロビジョニングの迅速化は、AmeriPride社の成功の1つの例に過ぎません。 データセンターの設置面積を30%削減しながら、サーバーインスタンスを20%拡大できました。 消費されるエネルギーも73%から43%削減されました。 AmeriPride社は、省エネと省スペースを実現しながらさらに多くのパワーを獲得しており、これらのすべてが同社が競争力を強化するうえで役立っています。 6年前は毎日2回もサービスが中断していたAmeriPride社でしたが、Absolute Business SystemsのERPシステムなどのコアアプリケーションについては自動フェイルオーバーを適用することで、事実上ゼロダウンタイムを実現しています。 新しいHP 3PARシステムに関する最近のテスト結果では、最も優れた復旧時間目標 (RTO) が示されています。

 

次のステップ: HP Moonshotとソーシャルネットワーク

AmeriPride社は、HPのデスクトップPCをほぼすべての環境で使用しています。また、HP ElitePadを試験的に導入しており、セールス部門とモバイルワーカーにWindowsのタッチパネル環境を提供しています。 さらに同社はHP Moonshotの高密度サーバーテクノロジーも検討しています。 HP Moonshotは、世界初のソフトウェア・デファインドWebサーバーであり、AmeriPride社が今度活用することを検討しているソーシャルメディア、モバイル、クラウド、およびビッグデータアプリケーションによって発生するデータセンターの課題を解決するために設計されています。

「 HPによって当社では優れたテクノロジー基盤を構築できました。お客様向けの競争力のあるサービスを迅速に提供するために、このインフラストラクチャを活用できるようになりました」
- AmeriPride Services社、情報サービス部門ディレクター、Joe Jansen氏

「ビッグデータやソーシャルメディア、ビジネス分析ソリューションについても検討しており、これらのソリューションからどのような価値を得ることができるのか現在検討しているところです。 HPのソリューションによって、既存のプラットフォームに革新的なテクノロジーを統合でき、将来的なニーズにも対応することが可能になります」

*このお客様事例の完了後、Personalized Supportオプションは終了しました。 任命された地域のアカウントサポートマネージャーと連携することで、プロアクティブケアアドバンストサービスに含まれるよりパーソナライズされたコラボレーションが可能です。

 

会社概要

AmeriPride Services

URL:http://www.ameripride.com/ 

本件でご紹介のHP製品・サービス

導入ハードウェア

導入ソフトウェア

  • HP Systems Insight Manager
  • HP Insight Control for VMware vCenter Server
  • HP Data Protectorソフトウェア
  • Red Hat Linux
  • Microsoft® Windows®

本ページの導入事例は、PDFで閲覧頂けます。  PDF (296KB)

本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。