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突撃! 奥様IT記者 井上真花が行く、
Integrity+Oracleの舞台裏

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突撃! 奥様IT記者 井上真花が行く、Integrity+Oracleの舞台裏
Report #01
Integrity+Oracleの舞台裏
Report #01
  MC3とは何か。その設立と目的
  ≫  MC3の業務内容と作業範囲  
  ≫  これまでのキャリアとMC3への想い  
お客様にとっての「当然」を実現するためにシステムの検証と情報公開を続けるMC3担当、滝谷 誠さん

システム構築の研究結果をお客様に伝えるために設立されたMC3
日本で特に求められる可用性に焦点をあてて活動中

取材のために用意していただいた会議室で待っていると、すぐに滝谷さんが現れました。一見したところ、大きな目と優しい表情が印象的な、とてもすてきな男性で、「サーバ」という固いイメージとはあまりマッチしません。初めての取材で少し緊張していた私は、滝谷さんの笑顔をみて、ちょっとほっとしました。名刺交換も終わり、いよいよ取材が始まります。

井上: まず、滝谷さんが属されている「MC3」について教えてください。ひとことで表現すると、これは何をするところなのでしょうか。

滝谷: インタビュー風景01「MC3」は、「Mission Critical Certified Center」を略して付けられた名前です。この中の「Mission Critical」は、日本では「基幹システム」と訳されています。つまり、企業の根幹となるシステムのことですね。それを「Certified」、検証するというのが、「MC3」の役割です。

井上: なるほど、たしかに「Mission Critical Certified Center」を略して「MCCC」とすると、少し不格好ですね…

滝谷: そう。それで「MC3」なんですが、実はアインシュタインの「E=mc2」にもひっかけて付けた名前なんですよ。

井上: ダブルミーニングとは粋ですね。それで、この「MC3」が設立されたのはいつ頃なんでしょうか。

滝谷: 設立日は、2001年2月14日。しかしその前身として、すでに1998年から日本ヒューレット・パッカードと日本オラクルとのアライアンスが始まっていました。このときの名前は「HPSA(High Performance System Alliance)」で、共同検証センター、つまり両社の共同研究所だったんです。
そこでは、HP 9000 エンタープライズ・サーバとOracle8の組み合わせによるシステム構築について研究していました。で、研究したのはいいけれど、その成果をどうお客様に生かせばよいかということになりまして、これがMC3ができる発端となったんです。

インタビュー風景02
井上: つまり、システム構築の研究結果をお客様にフィードバックするために用意されたのがMC3ということでしょうか。

滝谷: はい。ところで、日本のお客様は基幹システムに対して何を一番求められていると思いますか?

井上: ええと…なんでしょう。処理速度?

滝谷: いえいえ、実は可用性、つまりシステムが壊れにくいかということなんですよ。日本のお客様が一番気にされるのは「システムが止まらないか」ということなんです。この可用性に対する要求水準は非常に高く、おそらく世界一なのではないかと思いますよ。

井上: それはなぜ? 国民性でしょうか?

滝谷: インタビュー風景03おそらくは、そうですね。言い換えれば、システムが落ちないということを非常に気にしなければならない背景が、日本にはあります。例えば銀行ですが、日本の現金自動預払機(ATM)は全部オンラインでつながっていますが、アメリカの銀行はそうではないものもあります。オンラインでつながっていないATMなんて、井上さんは考えられないでしょう? こういった日本のサービスでは、「24時間、365日絶対落としたくない」という気持ちがとても強いのです。アメリカでHP製品を開発する際、もちろん本国でもしっかりテストしているんですけど、日本のお客様の要求水準を満たすためには、それだけでは不十分なんですよ。そのためにMC3では、特に可用性に焦点をあて、日本の要求水準を満たすための検証を十分に行い、その情報を公開しています。

井上: なるほど。それで「止まらないシステム」を実現するためには、どうすればよいのでしょう。

滝谷: お客様が求めているのは、マシンが止まらないということではなく、サービスが止まらないということ。つまり、一台のマシンが壊れても、すぐに別のマシンが同じ作業を続けてくれればいいということになります。

井上: それは、わかります。でも、トラブルはいつ起きるかわかりませんよね。ずっと見張っているわけにはいかないし…。

滝谷: まさにその通り。だから、この処理は自動化されなければいけないんですよ。その引き継ぎ方法はいろいろあって、例えばOracle Real Application Clusters(RAC)という製品はそれを自動で処理する機能をもっています。つまり、マシンが壊れたとしても、人を介さずに自動で対応できるというシステムですね。これを、うちで検証しています。

  HP Oracle Solution Center


編集部注
日本ヒューレット・パッカード株式会社と日本オラクル株式会社は、お客様のソリューション構築をお手伝いするため、HOSC(HP オラクルソリューションセンター)を共同で運営しています。MC3はこのHOSCの一部門として、Oracle製品の基幹システムへの導入するための検証をHPの全プラットフォーム(HP-UX/Linux/Windows)を対象に行い、情報発信しています。特に可用性に焦点をあてた検証を行っているタスクフォースです。HOSCではほかに、オラクルのERP/CRM製品に関するHPプラットフォームとサービスの販売を技術的に支援するApplication Solution Centerも運営されています。


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