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HP Integrity サーバー

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HP Integrity BL860c i4/BL870c i4/BL890c i4

インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリー搭載

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HP Integrity BL860c i4 / BL870c i4 / BL890c i4 HP Integrity
BL860c i4 / BL870c i4 / BL890c i4


仮想化ミッションクリティカルの完成形の
スケールアップ型ブレードサーバー
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仮想化ミッションクリティカルの完成形のスケールアップ型ブレードサーバー

HP Integrity BL860c i4/BL870c i4/BL890c i4(以下、BLシリーズ i4)は、サーバーのみならずネットワークやストレージまでも1つのエンクロージャーに搭載し、エンクロージャー単位で単一のシステムを構成することをコンセプトとしたHPの総合プラットフォーム「HP BladeSystem」に搭載されるブレードサーバーです。

x86サーバーのHP ProLiantから一貫したモジュールアーキテクチャを採用しながら、多くのミッションクリティカルシステムで実績をもつハイエンドサーバーのDNAやコンセプトを引き継いでいます。最新のインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーを搭載し、2つ以上ブレードサーバーを合体させる新技術「Scalable BladeLinkテクノロジー」、物理パーティションから最新の仮想化ソリューションに対応し、仮想化ミッションクリティカルの完成形とも言えるITインフラストラクチャーを実現します。

前世代から3倍の性能向上

HP Integrity BLシリーズ i4は、最新のインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーを搭載し、前世代のインテル® Itanium® プロセッサー 9300番台を搭載したHP Integrity BLシリーズと比較し、3倍の性能向上をしています。最新のインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、前世代からマイクロアーキテクチャーの大規模な刷新を行い、ブロック単位、回路単位で改善し消費電力を大幅に削減しています。プロセッサー間とチップセット間の通信を行うインテル® Quick Path インターコネクト(QPI)とインテル® スケーラブル・メモリー・インターコネクト(SMI)は、4.8GT/秒から6.4GT/秒と転送速度を33%向上しています。

それと同時に、プロセス微細加工の更新も行い、32nmプロセス技術を採用し、31億トランジスタと圧倒的な集積を実現しています。コア数は8、同時命令発行数は12と2倍に拡張しています。コア当たりの実行速度を向上させるクロック周波数は最大で1.73GHzから2.53GHzへと1.4倍に向上し、使用頻度の高いデータを一時的に保持するL3キャッシュサイズは24MBから32MBと1.3倍に拡張され共有キャッシュに変更されており、その結果、2倍以上の性能向上をしています。
インテル® Itanium® プロセッサー9300番台との性能相対比較
図1:インテル® Itanium® プロセッサー9300番台との性能相対比較

メインフレーム級の信頼性を実現

HP Integrity BLシリーズ i4で採用している最新のインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、メインフレーム以外では初の「インストラクション・リプレイ」を搭載し、さらなる信頼性の向上を実現しています。インストラクション・リプレイはエラーによる影響を最小限にする革新的な機能です。コアのパイプラインでエラーを検出した場合に、そのエラーを訂正するのではなく、エラー検出されたパイプラインをリセットし同じ命令を再実行させます。さらに、パイプラインをフロントエンド部とバックエンド部に分離し、それぞれのパイプラインステージでエラーを封じ込め、命令を再実行します。
インストラクション・リプレイ
図2:インストラクション・リプレイ
HP Integrity BLシリーズ i4は、インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーのマシン・チェック・アーキテクチャ(MCA)とファームウェアおよびOSの連携により、物理的または電気的な障害による訂正不可能なエラーは、従来のスタンドアロンサーバーのエラーハンドリングの限界を超えた動作を実現します。

インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、ECCの拡張も行なっています。従来の1ビットの自動修復と2ビットの検出に対して、2ビットの自動修復と3ビットの検出と、大幅に向上しております。それに加え、メインメモリのDIMMには、容量を減らすことなく1枚のDIMM上で2つまでのDRAMチップエラーを訂正するDDDC(Double Device Data Collection)をサポートしています。DDDCは、帯域が半分、搭載容量が半分、そしてメモリーコストが2倍というメモリミラーの欠点も解消しながら二重障害を保護できる機能です。HP-UX環境の場合では、プロセッサー障害を予知し自動切り離す機能(DPR)も提供しており、プロセッサー障害時にも継続運用可能です*1

*1:2プロセッサー以上構成時。

さらには、UNIXでトップクラスの実績を持つHP Serviceguardによるクラスター構成によって、最短4秒での再構成が可能です。また、障害時のレジスターログはハードウェアエラーダンプファイルとして不揮発性メモリに保存され、強制終了した原因を特定することもできます。
エラーハンドリング
図3:エラーハンドリング
その他、ホットスワップでの交換も可能なHDDドライブ、電源モジュール、冷却ファンを冗長構成。サーバー内蔵型SAS Smart Array p410iコントローラーによりニーズに合わせたRAID0、1の柔軟なハードウェアRAIDの構成も可能と、多くの高信頼機能を備えています。

メニーコアを最大限に活かす柔軟性

HP Integrity BLシリーズ i4は、業界初の複数のサーバーを合体させるスケールウィズイン機能「Scalable BladeLinkテクノロジー」によって、最大64コアまでの拡張性があります。この機能は、2ソケットのサーバー2台をアップグレードキットで接続することで4ソケットのサーバー相当となり、最大で8ソケットのサーバー相当までのスケールアップを実現します。
Scalable BladeLinkテクノロジー
図4:Scalable BladeLinkテクノロジー
また、HP Integrity BLシリーズ i4は、物理パーティション「nPartiton(nPar)」をサポートします。従来までは、HP Integrity Superdome 2のみ提供しておりました。nParは1つの筐体内を物理的に自由に分割し、複数台の仮想サーバーを設けられる機能で、相互間で干渉しない仮想環境を提供します。

HP Integrity BLシリーズ i4は、HP-UX 11i v3の仮想化ソリューション「vPars and Integrity VM v6」に対応しています。vPars and Integrity VM v6は、論理パーティションの「Virtual Partitions(vPars)」と仮想化マシンの「HP Integrity Virtual Machines (Integrity VM)」を統合し、それぞれの長所を上回る新製品です。ファームウェアによるvParsはオーバーヘッドが殆どなく、お互いに干渉しない安定した環境が構築できる特長があります。また、Integrity VMは高い柔軟性と管理性のある環境が構築可能です。vPars and Integrity VM v6では、vParsとIntegrity VMを同一筐体(物理パーティション)内で混在でき、集約率を高めながらも重要なアプリケーションの安定性を確保することができます*2

*2: vPars とVMの共存は2013年サポート予定。
vPars and Integrity VM v6
図5:vPars and Integrity VM v6
さらにはvParsとIntegrity VMの変換ができ、必要に応じてvParsとIntegrity VMの使い分けが容易になります。仮想マシンでは、前世代のOS「HP-UX 11i v2」を稼働することも可能です*3。

また、ファイバーチャネルのHBAカードを複数のゲストで共有することにより、サーバーリソースを他の物理サーバーに移行しても、ストレージの設定変更が不要になり、仮想環境なのに物理環境と同様に管理できます。さらに、物理NICポートを直接ゲストにつなぐことができるので、ほぼネイティブと同等のネットワーク性能を発揮し、CPU稼働率を物理サーバーと同等に抑制できるなど、仮想化ソリューションの完成形とも言える機能を実現しています。

そして、コアライセンスを採用するアプリケーションの場合、仮想化を利用することで、そのライセンス費用を抑えることもできます。HP-UXで稼働する多くのアプリケーションは、実際に稼働しているコア数にしかライセンス費用がかからないため、運用コストを大きく減らすことができ、そのリソースを柔軟に活用することができます。

さらにHP Integrity BLシリーズ i4は、HPの総合プラットフォーム「HP BladeSystem」に搭載されるブレードサーバーですので、HPバーチャルコネクトFlex-10が使用できます。HPバーチャルコネクトFlex-10は、1つの10Gb物理ポートを4つの論理的なNICポートに分割して使えるため、ネットワークスケーラビリティが向上し、柔軟な構成が可能です。

HPのブレード技術の低消費電力

HP Integrity BLシリーズ i4が搭載するインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、前世代からマイクロアーキテクチャーの大規模な刷新を行い、ブロック単位、回路単位で改善し消費電力を最大1/5まで削減しています。

1.35Vと低電圧のDDR3メモリを採用しており、大幅な消費電力の削減を実現しています。さらには、HP BladeSystemの電力モジュールはc7000エンクロージャーが80 PLUS Platinum、c3000エンクロージャーが80 PLUS Silver取得の高効率電源を採用しています。冷却ファンには、専用のアクティブ冷却ファンを複数実装し、各モジュールの稼働状況に応じて自動的に回転数を変化させ、冗長性を保ちながら最適な稼働環境を提供します。

また、インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーの負荷に応じて周波数を制御する機能(DBS;デマンドベーススイッチング機能)とHP-UXによる電力を動的に制御するレギュレーション機能の組み合わせにより、消費電力が削減できます。

さらに、管理プロセッサー「HP Integrity iLO 3」と電力管理ツール「HP Insight Power Manager」を組み合わせることで、サーバー本体の消費電力の長期モニタリング機能と使用電力を動的に制御するレギュレーション機能を提供しています。
インテル® Itanium® プロセッサー9300番台との消費電力比較
図6:インテル® Itanium® プロセッサー9300番台との消費電力比較

x86サーバーを含めた統合運用

x86サーバーのHP ProLiantからHP Integrity Superdome 2まで一貫したモジュールアーキテクチャを採用しており、サーバー内部の各コンポーネントのヘルス状態をひと目で確認できる「System Insight Display」の実装や、リモート管理機能、電源管理・制御機能を備えたサーバー内蔵の管理プロセッサー「HP Integrity iLO 3」を標準搭載しています。

また、マルチOSの環境を一元管理する「HP Systems Insight Manager」を無償提供しています。これにより統一された管理環境で管理コストの削減が実現します。

さらにHP Integrity BLシリーズ i4は、セルフサービスプロビジョニング機能の「HP Matrix Operating Environment」によって、サーバーリソース全体のインベントリ管理から個々のサービスへの割り当てまでを自動化できます。GUIを利用したドラッグアンドドロップで設計でき、テンプレートとしてまとめることも可能です。

HP-UXはサーバー製品のリリースにあわせ長期間利用

HP Integrity BLシリーズ i4の環境を最大限にご活用いただくために、稼働するUNIX OS「HP-UX」のサポート期間をサーバー製品のリリースにあわせた長期間のサポートとし、現在は2022年までのサポートをお約束しております。
HP-UX 11i v3のサポート期間
図7:HP-UX 11i v3のサポート期間
ミッションクリティカル・コンピューティングを利用されるお客様にとって、性能、信頼性と共に重要な要素に継続性があります。ハードウェアを入れ替えながらも、ソフトウェア資産はそのまま移行して使い続けたいというお客様のご要望が数多くあります。こうしたお客様の要望などに応じてサポート期間を延長しており、終了を設定することなく、今後の延長も検討しております。

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HP Integrityサーバー & HP-UX
販売促進のためのプレゼン資料から販売完了情報までご用意しております。
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