Smart Array Controllers

HP Smartアレイ
P822コントローラー(販売終了)

製品の画像は、実際の製品と異なることがあります。

HP SmartアレイP822は、PCI Express (PCIe) 3.0が搭載されたHPの24ポートSerial Attached SCSI (SAS) RAIDコントローラーです。この高性能SAS RAIDコントローラーは、6Gb/秒SASと6Gb/秒SATAテクノロジー、2GB FBWC、および高度なRAID機能をサポートすることで、HPサーバーに高レベルの信頼性を提供します。このコントローラーにはSmartアレイAdvanced Pack2.0の機能が標準装備されています。


モデル


HP SmartアレイP822コントローラー
HP Smartアレイ P822/2GB FBWCコントローラー615418-B21
(販売終了)

製品のハイライト


Smartアレイの利点

HPのSmartアレイファミリ製品の革新的なデザインと統合化によって、お客様に比類のない価値を提供します。Smartアレイ製品を複数のアプリケーションで使用することによって、他のいかなるサーバーストレージRAID製品よりもTCO (維持管理費) を大幅に削減することができます。HP Smartアレイファミリは、以下の利点によって、投資に対する回収を最大限にすることができます。
Smartアレイコントローラーのすべてのモデル間でデータの互換性があるため、性能、容量、および可用性向上に対するニーズが発生した場合は、いつでも簡単にアップグレードできます。Smartアレイコントローラーのすべての機種は、他のSmartアレイコントローラーのデータフォーマットを認識します。
一貫性のあるコンフィギュレーション/管理ツール。すべてのSmartアレイ製品は、標準の管理およびユーティリティソフトウェアを使用しています。これらのツールによって、HP製サーバーストレージの設置とメンテナンスに必要なトレーニングや技術の専門知識を減らし、TCO (維持管理費) を低減できます。
ユニバーサルドライブフォームファクター (2.5型および3.5型) は、複数のHP製サーバー、ディスクエンクロージャー、ストレージシステムにわたって使用されます。企業における多くのプラットフォーム間で互換性があるため、これらのドライブを自由に配備/再配備し、ストレージ容量を迅速に増やしたり、システム間でデータを移行したり、スペアドライブを簡単に管理したりできます。
事前予防保証により、HP Insightマネージャーを使用して、ドライブの障害が発生しつつある場合に通知を受けるだけでなく、実際に障害が発生する前にそのドライブを交換することができます。詳しくは、HPカスタマーセンターに問い合わせるか、またはHP製サーバーのマニュアルを参照してください。



主な機能

  • 他のHP Smartアレイコントローラーとのシームレスなアップグレード
  • ストレージインターフェイス(SAS/SATA)
    • 内部ドライブバックプレーン接続用のMini SAS 4iコネクター×2
    • JBOD接続用のMini SAS 4xコネクター×4
    • 6Gb/秒SASテクノロジーにより、物理リンク当たり最大600MB/秒を実現します。
    • 6Gb/秒SATAテクノロジーにより、直接接続SATAドライブ用に最大600MB/秒を実現します。
    • SASおよびSATAドライブをサポート。コンピューティング環境に合わせて、必要に応じてドライブテクノロジーを配備できます。
    • SASテープドライブ、SASテープオートローダー、SASテープライブラリーをサポートします。
  • ホストインターフェイス(PCI Express)
    • PCI Express 3.0 x8ホストインターフェイスにより、各方向で最大8GB/秒を実現します。
  • RAIDコントローラー機能
    • 2GBフラッシュバック式ライトキャッシュ (そのすべてをユーザーデータに使用できるわけではありません)
    • RAID 0、1、1+0、5、6、50、および60、および1ADM
    • リカバリROMによって、ROMを破壊から保護します
  • SmartアレイAdvanced Pack 2.0機能を標準で利用可能 (以下を参照)
  • アレイコンフィギュレーションユーティリティ (ACU)、Systems Insight Manager (SIM)、アレイ診断ユーティリティ (ADU)、Online ROM Configuration Utility (ORCA)、およびSmartStartといった、すべてのSmartアレイファミリ製品間に管理ソフトウェアの一貫性があります。
  • SAS 2.0 (6Gb/秒、3Gb/秒、および1.5Gb/秒)6Gb/秒の帯域幅は、SASサブシステムで多数のSASドライブをサポートします。
  • SATA 2.6 (6 Gb/s and 3 Gb/s)
  • 6個のMini SASコネクター間に分散する24のSAS/SATA物理
    • 内部ドライブバックプレーン接続用のMini SAS x4コネクター×2 (8つの物理リンク)
    • JBODおよび外部テープドライブ接続用のMini SAS x4コネクター×4 (16の物理リンク)


ストレージインターフェイス(SAS/SATA)

  • PCI Express 3.0 (8GT/秒)
  • 8レーンメカニカルコネクター
  • 1、4、および8レーンを電子的にサポートします。


FBWC (フラッシュバック式ライトキャッシュ)

P822 2GBアレイアクセラレータは、フラッシュバック式ライトキャッシュを特徴としています。電源が切れたときに、ライトキャッシュDRAM上に未書き込みデータがあった場合、未書き込みデータは、キャパシター (コンデンサー) に蓄えられた電力を使って不揮発性のフラッシュメモリチップにコピーされます。電源が回復したときに、フラッシュメモリチップに書き込みデータがある場合、データはドライブにフラッシュできるように、DRAMにコピーされます。

FBWC (フラッシュバック式ライトキャッシュ) にはBBWC (バッテリバックアップ式キャッシュ) アーキテクチャーに比べて、次の利点があります。

  • バッテリが完全に放電されるまでにデータを取得するといった時間的制約ありません。
  • キャパシター (コンデンサー) はバッテリよりも高速に充電されます。コントローラーは、キャパシター (コンデンサー) が充電されるまでの数分間だけ、ライトキャッシュを無効にします。バッテリの場合は充電されるまで数時間待つ必要があります。
  • 定期的なバッテリの交換が不要です。
  • 特別な廃棄プロセスが不要です。


インターフェイス速度

P822は、最新のインターフェイス速度をサポートします。

インターフェイス 最大帯域幅*
PCI Express 8GB/秒(各方向で) PCI Express 3.0
(8GT/秒で8レーン)
SAS/SATA 14.4GB/秒(各方向で) SAS-2 (6Gb/秒で24の物理リンク)
RAIDキャッシュ 2GB/秒 DDR3-1333MHz SDRAM
(64ビットデータおよび8ビットECC)
* プロトコルオーバーヘッドは含まれていません。


ネイティブコマンドキューイング(NCQ)

ネイティブコマンドキューイング (NCQ) は、個々のハードディスクドライブが受け取った読み出しおよび書き込みコマンドを、その実行順序を内部的に入れ換え、ドライブユニットのヘッドの余分な移動を減らすよう最適化し、SATAハードディスクドライブの性能を向上させるために開発された技術です。サーバーやストレージタイプのアプリケーションでよくみられるハードディスクへの読み書き要求が多数、同時に発生するような状況においてNCQは有効に機能します。NCQがないと、ドライブは、1つのコマンドを処理し完了してから次のコマンドを開始する必要があります。NCQの機能が働くためにはハードディスクドライブとコントローラーの両方がNCQに対応している必要があります。



RAIDレベル

  • RAID 0(ストライピング)は、特別なデータ保護を行いません。パフォーマンスを増すために、データはアレイ内のすべてのドライブにわたってストライピングされます。RAID 0では、1台以上のドライブが必要です。
  • RAID 1(ミラーリング)は、1台のドライブ障害からデータを保護します。データは、一対のドライブに複製されます。RAID 1では、2台以上のドライブが必要です。Advanced Packのミラーの分割と結合機能も参照してください。
  • RAID 1+0(ミラーリングとストライピング)は、1台のドライブ障害 (および特定の複数のドライブ障害) からデータを保護します。RAID 1+0は、RAID 0ストライピングをRAID 1アレイにわたって使用して、パフォーマンスと保護を実現する、ネストされたRAID方式です。RAID 1+0では、4台以上のドライブが必要です。Advanced Packのミラーの分割と結合機能も参照してください。
  • RAID 5(分散データガーディング)は、1台のドライブ障害からデータを保護します。データは、全ドライブにわたって分散されたパリティデータで保護されます。物理ドライブで障害が発生した場合、障害のあるドライブ上に存在したデータは、アレイ内の他のドライブ上の残りのパリティデータとユーザーデータから計算できます。この復旧されたデータは、通常、再構築と呼ばれるプロセスを通じてオンラインスペアドライブに書き込まれます。RAID 5では、3台以上のドライブが必要です。
  • ADG(アドバンストデータガーディング)を備えたRAID 6: 最高レベルのフォールトトレランス機能です。この方式は、パリティデータの2つのセットを、複数のドライブにわたって割り当て、同時書き込み操作を可能にします。このレベルのフォールトトレランス機能を使用すると、同時に2台のドライブで障害が発生した場合でも、ダウンタイムやデータの消失が発生しません。
  • RAID 50(RAID 5+0)は、1台のドライブ障害 (および特定の複数のドライブ障害) からデータを保護します。RAID 50は、RAID 0ストライピングをRAID 5アレイにわたって使用する、ネストされたRAID方式です。RAID 50は、各スパンアレイでデータを損失することなく、1台のドライブ障害に対応します。RAID 50の再構築時間は、1つのRAID 5アレイよりも少ない時間で済みます。RAID 50では、6台以上のドライブが必要です。
  • RAID 60(RAID 6+0)を使用すると、管理者はRAID 6ストレージを複数の外部ストレージデバイスにわたって分割することができます。RAID 60では、8台以上のドライブが必要です。RAID 60は、RAID 0ブロックレベルストライピングを、デュアル分散パリティを備えた複数のRAID 6アレイにわたって使用する、ネストされたRAID方式です。デュアルパリティを含めることで、RAID 60は、各スパンアレイでデータを損失することなく、2台のディスク障害に対応します。
  • RAID 1 ADM (アドバンストデータミラーリング) では、3台のハードドライブを使用してミラー化されたRAIDセットの作成が可能です。RAID 1(+0) 構成において、2台目の「ライブスペア」を確保できます。これにより、RAID 1(+0) セット内の障害が発生したドライブを、アレイを劣化状態にすることなく再構築できるようになります。


オンライン管理機能

  • オンライン容量拡張(アレイサイズの増加機能)
  • 高度な容量拡張(アレイの縮小およびアレイの移動機能)
  • オンラインRAIDレベル移行(構成済み論理ドライブのフォールトトレランスレベルを変更)
  • オンラインストライプサイズ移行(構成済み論理ドライブのストライプサイズの変更)
  • オンラインスペア(RAID 0以外のRAIDレベル内にある障害が発生したドライブを自動的に交換)
  • ユーザーが選択可能な拡張と再構築優先順位(オペレーティングシステムからの最新の要求よりも障害の発生したドライブからのデータの再構築を優先することを選択可能)
  • ユーザーが選択可能なストライプサイズ
  • ユーザーが選択可能な読み出し/書き込みキャッシュサイズ
  • 論理ドライブ拡張(データを妨げることなく、論理ドライブのサイズを増加)
  • ユーザーが選択可能なサーフェイススキャンのアイドル間隔(ドライブの不良セクターをスキャンするバックグラウンドプロセスを制御し、RAID 5とRAID 6パリティデータの一貫性を確認)
  • 物理ドライブ書き込みキャッシュ制御(データ損失を許容できるビデオ編集アプリケーションでリダンダントおよびUPS(無停電電源装置)を持つシステムなどの場合に、ドライブ書き込みキャッシュを有効可できる)


障害の予防

以下の機能は障害が発生する前にその可能性を検出し、予防措置を取ることができます。

  • S.M.A.R.T.:S.M.A.R.T. (Self Monitoring Analysis and Reporting Technology) によって、ハードディスク障害が発生する前にその可能性を検出し、障害が発生する前に、コンポーネントを交換することができます。


使いやすさ

次の一貫性とアップグレード機能によって、Smartアレイファミリは、業界で独自の存在となっています。

  • GUIベースのコンフィギュレーション、管理、および診断ソフトウェアツール
  • 製品世代間での共通データフォーマット
  • サーバーと外付けStorageWorks Modular Smart Arrayエンクロージャー間のデータ移行


保証

このデバイスの保証は、3年間の部品保証のみです。詳細は「HP ProLiantサポート & サービス」
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/service.html (日本語) をご覧ください。



サーバーとの互換性

適合機種についてはサーバー側のシステム構成図をご確認ください。
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/sh_system.html



ソフトウェア セット

すべてのSmartアレイ製品が、共通のコンフィギュレーション、管理、および診断ツールを共有します。このソフトウェアツールの一貫性により、製品の世代交替時のトレーニングコストが軽減され、フィールドにおけるトラブルシューティングの試行錯誤がなくなります。これらのツールによって、HP製サーバーストレージの設置とメンテナンスに必要なトレーニングや技術の専門知識を減らし、維持管理費を低減できます。



HP SmartアレイAdvanced Pack 2.0

本機能は、P822では標準で利用可能なためSAAPライセンスをご購入いただく必要はございません。

  • RAID 6 (アドバンストデータガーディング) は、任意の2台のドライブ障害を保護します。RAID6では、4台以上のドライブが必要です。ADGは、同時に複数のドライブ障害が発生しても、ダウンタイムやデータ損失を生じさせることなくデータを保護することができます。また、最大56台のディスクドライブからなる単一ボリュームを安全に保護することができるので、大規模論理ボリュームが必要なアプリケーションに最適です。また、RAID 6を使用すると実装コストが低減し、RAID 1よりも大きい1U当たりの使用可能容量を実現します。
  • RAID 60 (RAID 6+0) を使用すると、管理者はRAID 6ストレージを複数の外部ストレージデバイスにわたって分割することができます。RAID 60では、8台以上のドライブが必要です。RAID 60は、RAID 0ブロックレベルストライピングを、デュアル分散パリティを備えた複数のRAID 6アレイにわたって使用する、ネストされたRAID方式です。デュアルパリティを含めることで、RAID 60は、各スパンアレイでデータを損失することなく、2台のディスク障害に対応します。
  • 高度な容量拡張は、オンラインで論理ドライブを圧縮した後に拡張することで、論理ドライブを削除して容量変換し、大容量への移行を自動化します。標準的なドライブの移行と拡張は変更されていません。
  • ミラーの分割と再結合。ミラー分割は、1台または複数のRAID 1またはRAID 1+0論理ドライブのあるアレイを、RAID 0論理ドライブを持つ2つの同一の新しいアレイに分割するタスクです。この機能は、リスクのある操作を実行する前に構成を複製する場合やバックアップを作成する必要がある場合に役立ちます。管理者はACUを使うことで、分割されたミラー化アレイを再結合することもできます。
  • ドライブ消去は、ゼロを書き込むことで物理ディスクまたは論理ボリュームを完全に消去します。この機能は、ハードディスクドライブを破棄、再配備、または返送する際に役立ちます。
  • ビデオオンデマンドのパフォーマンス最適化は、ビデオオンデマンドのパフォーマンスを最適化して、ビデオストリーミング中の遅延を改善します。以下を制御できます。
    • RAID 6/60 Alternate Inconsistency Repair Policy
    • RAID 5/6/50/60 Degraded Mode Performance Optimization
    • Physical Drive Request Elevator Sort
    • Monitor and Performance Analysis Delay
    • Maximum Drive Request Queue Depth