Jump to content 日本-日本語

製品  >  ネットワーク  >  製品導入事例 

HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+ 導入事例

株式会社ゼットン
ネットワーク
オンラインストア
ニュース & トピックス
ネットワーク製品
スイッチ
無線LAN
ルーター
ネットワーク管理
サポート(英語)
トレーニング(英語)
お客様導入事例
各種カタログ
日本語製品マニュアル
(アーカイブ)
システム構成図
省エネ法:トップランナー(PDF)
製品写真ライブラリ
製品保証
データシート一覧
ネットワークオンライン構成ツール(英語)
お問い合わせ
HPネットワーク オンラインはこちら
コンテンツに進む

横浜マリンタワー再生プロジェクトに参画
ProCurve Switchの導入で全館をカバーするネットワーク環境を構築

2009年5月23日、全面的にリニューアルされた横浜マリンタワーがグランンドオープンした。横浜開港150周年に向けて2007年春から進められてきたこの「横浜マリンタワー再生プロジェクト」にゼットンは、異業種企業4社が連携する共同事業体の1社として参画。カフェ&レストランやバーなどの飲食施設の主担当を務めるとともに、そのビジネスを支えるネットワーク・インフラを構築した。HPのネットワークスイッチHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+が持つPoE+テクノロジを最大限に活用することで、電源コンセントの制約に縛られない柔軟かつ利便性の高いネットワーク利用を実現している。
「店づくりは街づくり」の理念のもと横浜マリンタワー再生プロジェクトに参画
ネットワーク構築に向けた最大のネックは電源問題
PoE+テクノロジに対応した新ProCurve Switch製品が登場
ライフタイム保証により安心して導入を即決
卓越した低消費電力性能で限られた電源容量を有益に活用
概要
PDF(473KB)
 

株式会社ゼットン

目的

アプローチ

・ 横浜マリンタワー内のオフィスから本社LANへのアクセス環境を実現
・ 飲食店舗内のPOSレジスターを統合
・ フリースポットでインターネット接続サービスを提供
・ HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+を導入し、全館をカバーするネットワーク・インフラを構築
・ 目的別に5つのVLANを運用
・ インターネット接続および本社LANへのVPN接続に対応

システムの効果

ビジネスへの効果

・ PoE+テクノロジにより、IEEE 802.11nドラフト規格に準拠した高速・高出力タイプの無線アクセスポイントに給電
・ スタティックIPルーティング機能を活用し、VLAN間のやりとりを実現
・ ライフタイム保証により、万が一のネットワークスイッチの故障時における早急な保守体制を確保
・ HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+ の卓越した低消費電力性能により、館内の限られた容量の電源を有効活用

「店づくりは街づくり」の理念のもと横浜マリンタワー再生プロジェクトに参画

港町ヨコハマで長年にわたって人々に親しまれてきたランドマークといえば「横浜マリンタワー」であろう。1961年に開業した横浜マリンタワーは、地上106メートルと、公式灯台としては世界一の高さを誇ってきた。晴れた日にその展望台に上れば、みなとみらいや横浜港、ベイブリッジなどの景色はもちろん、三浦半島から房総半島、遠く富士山までもが一望できる。
しかし、ここ数年、横浜マリンタワーの集客は徐々に低迷してきていた。2008年7月28日に灯台としての役割を終えたことも重なって、ますますその存在感が失われつつあった。
この横浜マリンタワーをまったく新しいお洒落な「街」として生まれ変わらせたのが、2009年の横浜開港150周年に向けて2007年春から進められてきた「横浜マリンタワー再生プロジェクト」である。
ゼットンは、異業種企業4社が連携する共同事業体の1社としてこのプロジェクトに参画。カフェ&レストランやバーなどの飲食施設の主担当として、横浜マリンタワー のリニューアルを担ってきた。「店づくりは街づくり」という基本理念のもと、飲食を通して街の活性化、新しい文化の醸成に貢献するべく、美術館や博物館、空港ビル、駅ビルなどの公共施設の再開発を手掛けてきた同社のパブリックイノベーション&リノベーション事業のノウハウが、横浜マリンタワーという新しい舞台で活かされたのである。
ITマネージャー 柳原 和幸 氏
ITマネージャー
柳原 和幸 氏
横浜マリンタワー総支配人 松山 竜造 氏
横浜マリンタワー総支配人
松山 竜造 氏
横浜マリンタワー施設管理担当 リスト株式会社 高橋 明子 氏
横浜マリンタワー施設管理担当
リスト株式会社
高橋 明子 氏

ネットワーク構築に向けた最大のネックは電源問題

2009年5月23日にグランドオープンした横浜マリンタワーには、最上階の展望フロアの他、1階にカフェ&レストラン、バー、2階にオリジナルグッズや土産物を販売するショップ、3階に各種コンベンションやイベントなどで利用できるホール、4階に開放的なテラスを持ったコンチネンタル・レストランと、港の風景にマッチした個性的な施設が集まっている。
そして、これらの施設を1つの都市空間として有機的に連携させていくための基本機能を支えているのが、ネットワーク・インフラである。その全体設計を担当してきたゼットンのITマネージャーである柳原和幸氏は、このように語る。
「一見すると飲食店とネットワークは遠い関係のように思われるかもしれません。しかし、実際にはPOSレジスターやハンディターミナルなどの導入が進む中で、その運用基盤となるネットワークは不可欠な存在となっています。特にゼットンでは、すべての拠点をVPNで結んで各店舗の運営をサポートしており、横浜マリンタワーの事務室やスタッフルームからも社内LANにアクセスできる環境を用意する必要がありました。また、インターネットに手軽に接続したいというニーズは、ショップのスタッフや、ホールを利用するゲストの皆様の間でも高まっています。横浜マリンタワー内の施設全体に対して、高速で利便性の高いネットワーク環境を提供することは、再生プロジェクトを担ってきたゼットンとして果たすべき、ひとつの義務でもあると考えました」
HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+ 導入事例
もっとも、一般的なデータセンターやオフィスとは違って、横浜マリンタワーのような公共施設に高度なネットワーク・インフラを整備しようにも、さまざまな制限や制約に直面するのが現実だ。最大のネックとなったのが電源の問題である。
1961年に建てられた横浜マリンタワーには、多数のネットワーク機器に給電できる充実した電源系統やコンセントが備わっているわけではない。仮に増強するにも巨額の工事費がかかってしまう。かといって、日常では得られない愉しみや憩いを提供するカフェ&レストランやバーの店内に、タコ足配線の電源ケーブルが引き回されているというのでは雰囲気は台無しだ。

PoE+テクノロジに対応した新ProCurve Switch製品が登場

そこにタイミングよくリリースされたのが、HPのL3ネットワークスイッチHP ProCurve Switch 2910al-24GPoE+だったのである。
同スイッチは、合計24個の10/100/1000ポートとともに1Gbpsアップリンクポートを4ポート装備するほか、最大4個の10Gbps ポート(SFP+/CX4)をオプションでサポートしている。また、スタティックおよびRIP Ipv4のルーティング、堅牢なセキュリティと高い管理機能、ライフタイム保証などを通じて、コストパフォーマンスと拡張性に優れたネットワーク構築のソリューションを提供する。
なかでも柳原氏が着目したのが、同スイッチの配下に接続される無線アクセスポイントやIP 電話機などの受電機器(PD:Powered Device)に対して、Ethernet LANケーブルを介して電源を供給するPoE+(Power over Ethernet Plus)テクノロジである。
PoE+とは、IEEE(米国電気電子技術者協会)によって既に802.3afとして規格化されているPoE(Power over Ethernet)を拡張し、新たに802.3at 規格として標準化が進められているもの。PoEでは最大15.4Wまでに制限されていた1ポートあたりの供給電力が、PoE+では30Wに高められた。
さまざまなネットワーク機器を配置する際にPoE+を活用することで、Ethernet LANケーブルと別に電源供給用のコンセントを用意する必要はなくなる。また、その供給電力量がPoEよりも拡大していることで、より幅広い受電機器の利用が可能となったわけである。
「当社のスタッフの間では、オフィス内でモバイルPCを持ち歩きながらネットワーク接続するという利用が定着しています。そうしたワークスタイルをサポートする意味からも、IEEE 802.11nドラフト規格に準拠した高速・高出力タイプの無線アクセスポイントにも給電が可能となったPoE+ のメリットは非常に大きく、HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+の導入を即断しました」と柳原氏は語る。
     
横浜マリンタワーシステム概要図    
横浜マリンタワーシステム概要図
[ 拡大図へ ]
     
導入ハードウェア
ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+×3台
   

ライフタイム保証により安心して導入を即決

1階のカフェ&レストラン「ザ バンド」
1階のカフェ&レストラン「ザ バンド」
4階のレストラン「タワーレストラン ヨコハマ」
4階のレストラン「タワーレストラン ヨコハマ」
HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+が正式にリリースされたのは、2009年4月1日のこと。横浜マリンタワーがリニューアルオープンを迎える5月23日までほとんど猶予は残されておらず、「HP ProCurve Switch2910al-24G-PoE+の登場は、まさに渡りに船でした」と柳原氏は振り返る。
ただ、いかにタイトなスケジュールに追われていたとしても、一般に、初めて使う製品の導入には躊躇するものだ。同社がHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+の導入を即断したことには背景がある。
「本社オフィスで約2年間にわたってHPのネットワークスイッチ製品を使ってきましたが、これまで一度も壊れたことはなく、当初からHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+に対しても高い信頼感を持っていました」と柳原氏は語る。
また、特に運用面において重視したポイントとして挙げるのがライフタイム保証である。これは、ProCurve 製品を保有している企業に対し、電源やファンを含めたパーツの故障が発生した際に、代替製品を無償で先送りするというサービスである。
「ネットワーク機器が壊れるという事態に陥って一番困るのは、復旧のために予定外の多額の出費を余儀なくされることです。その点、HPのネットワークスイッチ製品は、低コストでありながらも高い堅牢性を保っており、さらに万一の故障時の早急な対処まで担保されるのです。このメリットがあったからこそ、初めて使うHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+についても、安心して導入することができました」

卓越した低消費電力性能で限られた電源容量を有益に活用

現在、横浜マリンタワー内では1階、3階、4階の各フロアにHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+を設置。管理用ネットワーク、ゼットン社内スタッフの業務用ネットワーク、POSレジスター統合用ネットワーク、ショップスタッフ用ネットワーク、フリースポットのゲスト用ネットワークの5つのVLANの運用を担っている。
なお、これらのVLAN間のやりとりにはHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+のスタティックIPルーティングの機能が活用されている。
「L3ルータとしての機能も兼ね備え、多様なネットワーク構成に柔軟に対応できることもHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+の大きなメリットの1つです」と柳原氏は語る。
さらに柳原氏は、HP のネットワークスイッチ製品ならではの低消費電力性能にも言及する。
「横浜マリンタワーでは、お客様により良い雰囲気を楽しんでいただけるよう、カフェ&レストランに豪華なシャンデリアを飾ったり、バーの店内でも白熱電球を使った落ち着きのある照明を施したりと、空間演出にさまざまな工夫を凝らしています。つまり、建物内の限られた容量の電源を、できるだけ表に見える演出やお客様サービスのために回し、裏方のネットワークやIT機器については、無駄な消費電力を削減したいというのが本音です。HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+は、そんな私たちのニーズにも合致する理想的なネットワークスイッチでした」
HP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+ は、HP が独自開発した専用設計のASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向けIC)を採用することで部品点数を最小化。その結果として信頼性向上と低コスト化とともに、卓越した低電力を実現しているのである。
こうしたHP ProCurve Switch 2910al-24G-PoE+が持つさまざまな特長を活かしつつ、同社は横浜マリンタワーのネットワーク・インフラについても、今後さらなる機能強化やサービスの向上を図っていく考えだ。1つの店づくりが街全体を変えていくのと同様、生き物のように変化していくネットワーク環境が、同社のビジネスを活性化させ、そこにまた新たな価値を生み出していくのである。

概要

株式会社ゼットン
所在地: 愛知県名古屋市中区栄3-25-39 サカエ・サウス・スクエア3階
設立: 1995年10月
主な業務: 公共施設開発事業、商業店舗開発事業、プランニング&コンサルティング事業
  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe® Reader® が必要です。
アドビシステムズ社のウェブサイト より、ダウンロード(無料)の上ご覧ください。
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項