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HP ネットワーク導入事例

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東京工芸大学がキャンパスネットワークを刷新し1年以上“障害ゼロ”を更新中

HPネットワーク製品を採用しシンプルなネットワークを実現、無線LANと統合された高信頼な学内LANを実現
お客様背景
会社概要
関連製品
PDF(1.73MB)
 

学校法人 東京工芸大学

目的

アプローチ

厚木・中野キャンパスの6,000ユーザーが活用する学内ネットワークにおいて、高品質なネットワークサービスを安定的かつ継続的に提供しつつ運用負荷を軽減すること。ユーザー(学生・教職員)の利便性を向上させること。
スパニングツリーやVRRPを使わないシンプルなネットワーク設定・管理・構成を採用するとともに、ネットワーク障害の局所化を狙う。ループ防止機能の実装も要件とした。また、IEEE 802.11a/b/g/n対応の高速無線LANアクセスポイント採用し、ユーザーの利便性向上を図ることを目指した。

ITの効果

ビジネスの効果

ネットワーク仮想化技術「HP IRF」により、Active-Active のネットワーク冗長化を実現
複数のスイッチを仮想的に1台として運用可能にし、機器管理の負荷を軽減
スパニングツリーやVRRPを採用しないシンプルなネットワーク構成を実現
レイヤー2スイッチ「HP 5120 SI Switch」22台をエッジに採用し「MSM 460」と組み合わせて有線/無線LANを統合
高速無線LANの利用可能エリアを拡大しユーザーの利便性を向上
HP Intelligent Management Center(IMC)によりネットワークの設定や監視が容易に
ネットワーク刷新後1年以上障害発生ゼロを更新
高品質かつ快適なキャンパスネットワークサービスを実現
「 ライフタイム保証」により保守コストを大幅に削減
ネットワーク基盤のライフサイクルを伸長可能に

お客様背景

「工学」と「芸術学」のユニークなコラボレーション

東京工芸大学 教育研究推進部 兼 厚木キャンパス事務部 部長 松永浩徳氏
東京工芸大学
教育研究推進部
兼 厚木キャンパス事務部
部長 松永浩徳氏
東京工芸大学 教育研究推進部 教育研究情報課 主事 古川康平氏
東京工芸大学
教育研究推進部
教育研究情報課
主事 古川康平氏

東京工芸大学は1923年に設立された日本最初の写真学校を起源に持ち、現在は工学部と芸術学部の2学部を有する私立大学だ。最新のテクノロジーとメディアに精通した人材の育成、工学と芸術学の知識・技術と感性とを包含した新分野の創成を掲げ、プロ意識の高いエンジニア、数多くの著名なクリエーター、アーティストを輩出している。

学内全体のインフラ計画を担当する教育研究推進部 兼 厚木キャンパス事務部の松永浩徳部長は、次のように紹介する。

「本学は、創立当初から時代の先端技術を用いた教育を通じて、社会に有為な職業人を養成するという理念を掲げています。それは今も脈々と受け継がれており、プロフェッショナルとしての意識と技能を備えた人材を育成する大学として発展してきました。現在では、大学院2研究科、工学部5学科、芸術学部7学科3コースという体制で教育活動を行っています」

工学部は画像メディア、生命環境化学、建築、コンピュータ、電子機械分野までを網羅。芸術学部では、写真、映像、デザインをはじめインタラクティブメディア、アニメーション、マンガ、ゲームなど、新世代のメディアコンテンツ分野の人材育成をめざした学科を開講している。

「本学は東京都内の中野と神奈川県下の厚木にキャンパスを有しており、学生、教職員合わせて約6,000ユーザーが学内LANを利用しています。学生向けの実習・履修管理などの用途はもちろんのこと、キャンパス間の教職員の連携や情報共有に、ネットワークは欠かすことのできない重要なインフラとして機能しています」(教育研究推進部 教育研究情報課 古川康平主事)

2011年、東京工芸大学は学内ネットワークを刷新した。その目的は、6,000ユーザーが使うキャンパスネットワークをより安定的に稼働させ、ネットワークサービスを向上させながら運用負荷を軽減することにあった。


より安定的なネットワークサービスの提供をめざす

学生と教職員、合わせて6,000ユーザーにはIDとパスワードが付与され、中野と厚木のキャンパスを結ぶネットワークにアクセスできる。ユーザーは、これを通じて様々な学内システムや学内情報サービスを活用している。学生会館や図書館などのパブリックスペースでは無線LANによる接続も可能だ。

従来のキャンパスネットワークは5年前に構築されたが、いくつかの課題が顕在化していたという。「最大の課題はネットワークの安定稼動をどう維持するか、ということでした」と古川氏は話す。現在、キャンパスネットワークの運用は、教育研究情報課に所属する3人のメンバーが中心的な役割を担っている。

「コアスイッチから、校舎ごとに配置されたレイヤー3スイッチ、フロアスイッチ、エッジスイッチ、アクセスポイントまでを管理しネットワークサービスを提供しています。管理対象は研究室のポートまでで、その先にある末端の機器に関しては先生方にお任せしています。ところが、その部分でのトラブルがたびたび発生していたのです」(古川氏)

トラブルの原因は配線ミスによるループだったが、従来のネットワーク環境ではループを発端に全学のネットワークがダウンするリスクを抱えていた。

東京工芸大学 教育研究推進部 教育研究情報課 兼 教育研究支援課 主事 中島勇太氏
東京工芸大学
教育研究推進部
教育研究情報課
兼 教育研究支援課
主事 中島勇太氏

「ひとたびトラブルが発生すると、コアスイッチから研究室のフロアに置かれたハブまで、セグメントを絞り込みながら原因機器を特定する作業を行わなければなりません。まさに“しらみつぶし”の作業でした」と教育研究情報課の中島勇太主事は振り返る。

教育とそれを支援する様々な業務は、キャンパスネットワークというインフラに支えられていると言っても過言ではない。ネットワークサービスの安定的かつ継続的な提供を、人的な解決力に頼らずに実現する方法が求められていた。

「また、無線LANの利用可能エリアの拡充という方針もありました。しかし、従来の環境ではアクセスポイントを増設する際に複雑な設定作業が必要で、学生や教職員からのリクエストにタイムリーに応えることができませんでした」(中島氏)

ネットワークサービスの安定提供、管理負荷の軽減、無線LAN環境の拡充――2010 年6月、これらを基本要件として、キャンパスネットワークの刷新プロジェクトがスタートした。

ネットワークのシンプル化が安定性と管理性を高める

株式会社インターネット イニシアティブ 公共システム事業部 プロフェッショナルサービス部 プロフェッショナルサービス2課 課長 シニアコンサルタント 清水亨氏
株式会社インターネット
イニシアティブ
公共システム事業部
プロフェッショナルサービス部
プロフェッショナルサービス2課
課長 シニアコンサルタント
清水亨氏

東京工芸大学からの要請を受け、新しいキャンパスネットワークを提案したベンダーは7社に及んだ。その中から採択されたのが、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)のプランだった。

「大規模ネットワークの安定性と管理性を高めるには、ネットワーク構成そのものをシンプル化することが重要です。私たちは、仮想化技術によるシンプルなネットワーク構成が可能で、使いやすい監視ツールを利用できるHPネットワーク製品を主軸にご提案しました」(IIJ 公共システム事業部 シニアコンサルタント 清水亨氏)

その構成を俯瞰してみよう。コアスイッチには10 ギガビットイーサネットに対応した「HP 5820シリーズ」および「HP 5800シリーズ」を採用し、それぞれ厚木と中野のキャンパスに配置した。コアスイッチは、すでに10 年以上の実績があるHP 独自のネットワーク仮想化技術「HP IRF(Intelligent Resilient Framework)」により、キャンパスごとに論理的に1台のスイッチとして設定管理・運用を可能にしている。また、Active- Active の冗長構成としてすべての帯域を利用可能にするとともに、機器障害に際してもサービスを停止させることのない構成とした。

「ループの発生を抑えるため、スパニングツリープロトコル(STP)やVRRPを使用しない構成を採りました。エッジスイッチには、配下のスイッチやハブにおけるループを検知して自動的にポートをブロックするLoopback Detectionも実装しています」(IIJ 清水氏)

シンプルなネットワーク構成により、機器障害やループの発生に際しても問題を局所化でき、解決のための対応範囲を限定できることがポイントだ。ネットワークの刷新とともに、統合監視ツールとして「HP IMC(Intelligent Management Center)」も導入された。

「ネットワークをシンプル化し機器の管理台数を減らす。問題発生の原因を最小化することで安定性と管理性を高める、というIIJ の提案には非常に説得力がありました。さらに、ネットワーク構成や機器の稼働状況を可視化し、設定を含む管理業務を統合的に行えるツールを導入すれば、管理負荷は劇的に低減できると確信しました」と古川氏は評価する。

一方、無線LAN環境はIEEE 802.11n 対応のアクセスポイントに統一して実効スピードを向上させることで、ユーザーの利便性を向上させた。

「懸案のひとつだったアクセスポイントの増設に関しても、チャネル設計などの複雑な設定を自動化することで導入の手間を大幅に軽減しています。また、無線LANコントローラーでアクセスポイントの設定情報を一元管理していますので、無線LAN環境全体の管理も容易になっています」(IIJ 清水氏)

     
ネットワーク概要図    
ネットワーク概要図
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HP ハードウェア
・HP 5800-Switchシリーズ
・HP 5820-Switchシリーズ
・HP 5120-Switchシリーズ
・HP MSM760 Access Controller
・HP MSM422 Access Point
・HP MSM410 Access Point
 
   

ライフタイム保証によるコスト削減効果

東京工芸大学がHPネットワーク製品を採用するにあたって、大いに注目したポイントがあった。HPが業界をリードする「ライフタイム保証」である。これは、ユーザーがHPネットワーク製品を使い続ける限り、ハードウェアの故障時に無償交換する制度だ。

「故障に際して無償交換が無期限で保証されるというのは驚きでした。これまで不可欠だったハードウェア保守費を、事実上ゼロにできるのですから」(中島氏)

HPの「ライフタイム保証」では、ユーザーの環境で機器故障が発生した場合、代替機器を即座に送付する仕組みを採っている。部品交換などの費用や手間も一切不要だ。

「機能的には不具合がなくても、機器ベンダーのサポートが終了してしまうような事情によってハードウェアを買い替えざるを得ないケースもあったのですが、その必要もなくなりました。つまり、ネットワーク基盤を刷新するタイミングを、機器ベンダーでなく私たち自身が決められるようになったのです」(中島氏)

コアスイッチや無線コントローラーなどの重要機器に関しては、IIJ による24時間365日のオンサイト保守も付加している。

「ライフタイム保証によって削減できたコストを、エッジスイッチとアクセスポイントの予備機の導入に充てました。代替機が到着する前に問題の解決を図り、ダウンタイムを最小化することが狙いです」(古川氏)

「ライフタイム保証」は、ネットワーク機器そのものの高い信頼性(=低い故障率)があって初めて実現できるサービスだ。HPネットワーク製品の高い信頼性は、導入後に証明されることになった。


厚木・中野キャンパス間の10ギガ接続をめざす

東京工芸大学 教育研究推進部 教育研究情報課 課長 山口泰夫氏
東京工芸大学
教育研究推進部
教育研究情報課
課長 山口泰夫氏

新しいキャンパスネットワークは、2011年10月から稼働を開始している。ほぼ1年が経過した現在、東京工芸大学はどのように評価しているのか。

「この1年間、障害ゼロ記録を更新中です。障害対応に追われていた時代が現実だったとは信じられません」と中島氏は述懐する。

「障害が起こりにくい、もし何らかのトラブルが発生しても迅速に原因を特定できる、問題を解決できるネットワーク環境を実現できました。24時間365日のオンサイト保守で主要機器のトラブルに備えています。エッジスイッチやアクセスポイントは保守費のかからない予備機をストックし、自分たちで交換できる体制も整えました」(古川氏)

最後に、教育研究情報課の山口泰夫課長に、今後のネットワークに関する展望をお聞きした。

「本学では中野キャンパスの再整備を進めており、近い将来には厚木キャンパスとの接続を10Gbps に増強することも視野に入れています。両キャンパスのコアスイッチにIRFが適用されれば、設定管理はさらに容易になり運用負荷も低減できるでしょう。このプロジェクトは、今後の大きな試金石となるはずです」

東京工芸大学のキャンパスネットワーク刷新は、同様の大規模ネットワークを構築・運用しているユーザーにとって絶好の参考例となるに違いない。


会社概要

学校法人 東京工芸大学
住所: 厚木キャンパス
神奈川県厚木市飯山1583

中野キャンパス
東京都中野区本町2-9-5
URL: http://www.t-kougei.ac.jp/guide/campus/日本ヒューレット・パッカード外のウェブサイトへ

事例キーワード

業種: 学校
ソリューション: 仮想化
製品: ネットワーク
  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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