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HP Networking 導入事例

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学校教育の高度化を担う学術研究や情報教育を推進
HP Networking製品を全面採用してネットワーク基盤を刷新

大学院を主体とした「教員のための大学」を特長とする鳴門教育大学は、さまざまな学術研究や情報教育を支えるキャンパス情報ネットワークにHP Networking製品を全面採用。学内のすべての建物をカバーする無線LAN環境を整備するとともに、ネットワーク機器を一括した統合監視機能を活用し、利用と運用の両面から大幅な改善を成し遂げた。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
概要
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国立大学法人 鳴門教育大学

目的

アプローチ

・ 最先端の教育システムを実践的に活用する
・ 常に最新の情報環境を学内の教員や大学院生、学部生などのユーザーに提供する
・ 情報基盤センターのコアスイッチならびに各棟のエッジスイッチをHP Networking Switchシリーズに全面的に置き換え
・ 学内のすべての建物をくまなくカバーする無線LANアクセスポイントを整備

システムの効果

教育活動への効果

・ キャンパス情報ネットワークを構成するネットワーク機器の一元的な監視を実現
・ HP Networking製品のライフタイム保証により、メンテナンス費を計上することなく将来にわたって機器を使い続けられる安心を担保
・ さまざまな研究活動や教育活動に支障をきたさないネットワークの迅速な復旧体制を確立
・ 基幹業務(事務)系システムの基盤強化に向けた基礎を構築
・ 学校教育のさらなる高度化に貢献

お客様背景

最新の情報環境の提供を使命とするキャンパス情報ネットワーク

1981年に設立された鳴門教育大学は、学校教育に関する理論的・実践的な教育研究を進める「教員のための大学」である。
同学大学院の入学定員は300名と、学部課程(学校教育学部)の100名と比べて3倍の規模を有しており、現職教員がより専門的で高度な知識を身につけるための教育機関という特長を色濃く打ち出している。
大学院学校教育研究科 教授 生活・健康系コース(技術・工業・情報)兼 情報基盤センター所長 宮下 晃一 氏
大学院学校教育研究科 教授
生活・健康系コース(技術・工業・情報)兼 情報基盤センター所長
宮下 晃一 氏
この鳴門教育大学における多岐にわたる学術研究や情報教育を支えるネットワーク環境の構築・運用を担っているのが、情報基盤センターである。
同センターでは、1991年に構築したFDDIとEthernetによる学内LAN(第一世代キャンパス情報ネットワーク)を皮切りに、ATM(Asynchronous Transfer Mode : 非同期転送モード)技術を利用したスター型ネットワーク、基幹ネットワークへのギガビットEthernet化、全学をカバーする無線LANアクセスポイントの導入、附属学校間のネットワーク接続へデジタル光通信システムの導入、マイクロソフトが教育機関に向けて提供しているボリュームライセンスプログラム包括ライセンスの採用などを段階的に進め、より良いICT環境の提供を目指している。2006年には、基幹ネットワークから、各教員の研究室から講義室、実験室などの末端まで一貫してギガビットEthernetで結ぶ、第四世代キャンパス情報ネットワークを稼働させた。
2010年4月現在、同ネットワークの利用登録者数は約2,000人を数える。50人が一斉に実習可能な教育用端末室をはじめ、各棟の端末室に合計129台のPCが配置されており、情報処理教育や自習用として利用されている。これらに加え、教員や大学院生、学部生が個人で持ち込むノートPCやiPod/iPad等が無線LAN経由で接続されており、端末台数は合計700台を超える規模となる。無線LANでは、海外の大学や研究機関からの来客に対しても、ゲスト用のIDを用意して迎え入れるなど、柔軟なネットワーク運営を行っている。
同学大学院学校教育研究科の教授であり情報基盤センター所長を務める宮下晃一氏は、こうしたキャンパス情報ネットワーク拡充の狙いを次のように語る。
「まだ普及していない最先端の教育システムを現職の教師が本学で学び、その体験から得た知識を各学校現場にフィードバックしていくというサイクルを確立することにより、日本全体として学校教育の高度化を後押しすることができます。その意味からも私たち情報基盤センターでは、常に最新の情報環境をユーザーに提供することを使命としてきました」
例えば、同学が長年取り組んできたテーマの一つに、遠隔授業観察システムがある。附属学校で行われている授業の様子を大学側へリアルタイムに中継して観察や記録、あるいは双方向の授業を行うもので、将来のディスタンスラーニング(遠隔教育)の実用化を目指している。
こうした教育支援の最先端を走るさまざまなソリューションや研究システムが同学のキャンパス情報ネットワーク上に構築され、利用されているわけである。

ソリューション

他社にはないライフタイム保証に注目しHP Networking製品を全面採用

裏を返せば、キャンパス情報ネットワークがサービスを停止した場合、同学におけるさまざまな教育活動や研究活動に多大な影響を及ぼしてしまうことになる。
そんな事態を回避するため、「より信頼性が高く、耐障害性に優れたネットワークサービスをいかにして実現することができるかを、次期ネットワーク基盤の構築に向けた最優先課題としてきました」と語るのは、同学大学院学校教育研究科 自然・生活系教育部/情報基盤センター(情報システム分野)の准教授である曽根直人氏だ。
大学院学校教育研究科 自然・生活系教育部/情報基盤センター(情報システム分野) 准教授 曽根 直人 氏
大学院学校教育研究科
自然・生活系教育部/情報基盤センター(情報システム分野)
准教授
曽根 直人 氏
リコージャパン株式会社 四国支社 四国MA事業部 徳島MA営業部 徳島MA2グループ チーフ 竹本 雄一 氏
リコージャパン株式会社
四国支社
四国MA事業部 徳島MA営業部 徳島MA2グループ
チーフ
竹本 雄一 氏
「ギガビットEthernetと同時に導入した既存のコアスイッチやエッジスイッチに故障が起こった場合、モジュール交換などに多額の修理費が発生してしまいます。予算の使途を厳しく決められている私たち国立大学にとって、そのような突発的に発生したコストを迅速に手当てするのは非常に困難であり、どうしても対処が遅れてしまうのです」と曽根氏は、背景に抱いていた懸念を明かす。
この状況が改善に向かって動き出したのが、2010年2月のこと。文部科学省よりネットワーク設備整備の計画が認められ、キャンパス情報ネットワークを構成するネットワーク機器を全面的にリプレースするめどが立ったのである。
この好機を受けて同学が導入したのが、L3シャーシ型スイッチのHP E8212 zl Switch Base System(1台)ならびにエッジスイッチ用のHP E2810-48G SwitchおよびHP E2510-24G Switch、HP E2510-24 Switch(計61台)、無線LANコントローラのHP E-MSM765zl Mobility Controller(1台)、無線LANアクセスポイントのHP E-MSM410 Access Point(JP)(91台)、HP 1-port Power Injector(91台)といった一連のHP Networking製品である。
「以前より通常の予算の範囲内でHP Networking製品を購入しており、本学のネットワークに必要な機能を備えていること、自分たちで設定・運用が可能なことなどを確認していました。その後、HP Networking製品への置き換えを順次進めてきたのですが、なかなか追いつかずにいました。そこに設備整備予算がついて置き換えが一気に進んだことにより、ネットワークの安定運用に対して抱えていた不安が解消されました」と曽根氏は語る。
さらに曽根氏は、これらHP Networking製品を全面的に採用するにあたって決め手となったポイントとして、ライフタイム保証をはじめ、HPならびにSIパートナーが提供する保守サポート面のアドバンテージを挙げる。
「製品を利用し続ける限り無期限で代替機を無償で提供してくれるライフタイム保証は、これまで導入予算と別枠で確保しなければならなかったメンテナンス費を不要とし、将来にわたって機器を使い続けられる安心を担保してくれる非常にありがたい特長でした。この要件を満たすネットワーク製品は他社にはなく、一般競争入札を経て、すんなりとHP Networking製品の採用が決定しました」
HP Networking製品導入事例
また、ソリューション提案ならびにSIのとりまとめを行ったNTT西日本を、機器の調達や営業面から支援してきたリコージャパン四国支社 四国MA事業部 徳島MA営業部 徳島MA2グループのチーフを務める竹本雄一氏は、今回のプロジェクトを振り返りつつ次のように語る。
「これまでも当社は、鳴門教育大学様との長年にわたるお付き合いを通じて、基幹業務(事務)系システムで使われるサーバーやストレージをはじめ、多くのHP製品を納入させていただいています。今回、キャンパス情報ネットワークを構成するネットワーク機器まで含めてHP製品で統一できたことにより、従来にも増して幅広い領域にまたがるワンストップのサポートを提供できる体制が整いました」
     
国立大学法人 鳴門教育大学ネットワーク構成図    
国立大学法人 鳴門教育大学ネットワーク構成図
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導入ハードウェア
・HP E8212 zl Switch Base System
・HP E2810-48G Switch
・HP E2510-24G Switch
・HP E2510-24 Switch
・HP 24-port 10/100/1000 PoE zl Module
・HP 20-port Gig-T/4-port Mini-GBIC zl Module
・HP E-MSM765 zl Mobility Controller
・HP E-MSM410 Access Point (JP)
・HP 1-port Power Injector

導入管理製品
・HP PCM+ 2.3
   

キャンパスの建物内であればどこからでもネットワークアクセスが可能

ネットワークの基本構成は、従来からのスター型をそのまま継承。曽根氏らは、情報基盤センターの中央処理装置室に設置されていた既存のコアスイッチならびに各棟のエッジスイッチを、それぞれHP Networking製品に置き換えた。同時に、光ファイバ・ネットワークへの接続やVLAN、トランキング、ブロードキャストリミット等の業界標準機能について、先行して導入していたHP Networking製品で実績のある設定を利用することで、トラブルなく移行作業を完了した。また、コアスイッチに関しては、ネットワークトラフィックを常に監視するとともに、許容速度を超えて拡散しようとする疑わしいトラフィックを隔離することができるVirus Throttlingを使用することにした。
一方、無線LANの構築を担当したのが、NTT西日本とリコージャパンのグループ会社であるリコーテクノシステムズの両社である。
IEEE 802.11gによる通信がキャンパス全域で最適に行われるよう、NTT西日本は各棟の研究室や講義室における電波の伝わり方やノイズの発生状況などの現地調査を実施し、アクセスポイントの適切な配置を設計するとともに、相互干渉を起こさないチャネル設定を行った。そして、リコーテクノシステムズは、無線LANコントローラの設定を行った。
なお、各無線LANアクセスポイントに対する給電は、HP 1-port Power Injectorを利用し、Ethernet LANケーブル経由で行っている。
「NTT西日本とリコーテクノシステムズの両社の貢献により、学内の建物内であれば、ほぼどこからでもキャンパス情報ネットワークに接続できる環境が整いました。これはエンドユーザーからの要望に応えるものであると同時に、セキュリティ強化の観点からも待ち望んでいたものです。というのも、OSの更新プログラムやマルチウェア対策のパターンファイルなど、ほとんどのセキュリティパッチがネットワーク経由で配信され適用されているからです。ネットワークのエリア外に置かれて重要なセキュリティパッチを漏らした脆弱なPCが、いつまでも学内で使われ続けるというリスクを低減することができました」と曽根氏は評価する。

PCMと無線LANコントローラによるネットワーク機器の一元的な監視

HP Networking製品へのリプレースによって刷新されたキャンパス情報ネットワークの基盤は、運用管理面における作業の効率化・省力化といった観点からも大きな改善効果をもたらしている。 ここで大きな役割を担っているのが、HP Networking製品の管理ソフトウェアHP PCM+ならびに無線LANコントローラのHP E-MSM765 zl Mobility Controllerである。
情報基盤センター 技術補佐員 佐藤 知津 氏
情報基盤センター
技術補佐員
佐藤 知津 氏
無償で使用できるPCMは、ネットワークを構成する各デバイスのトポロジーをマッピングして表示する。また、SNMPイベントを用いて各デバイスのステータスを監視し、ネットワーク上で発生したトラブルのアラートを発信するなど、WindowsベースのGUI上で統合的な運用サポートを行う。
さらに、上位のPCM+(有償)がサポートするXRMONやsFlowといった拡張プロトコルを活用すれば、ネットワーク全体で発生するトラフィック情報をよりきめ細かいレベルで収集し、ネットワークの負荷状況をリアルタイムに把握することが可能。ボトルネックへの迅速な対処をリモートで行うことも可能で、安定的な運用へと導いていくのである。
一方のHP E-MSM765 zl Mobility Controllerは、学内に展開する合計91台の無線LANアクセスポイントHP E- MSM410 Access Point(JP)を束ね、一括した管理を実現する。
情報処理技術者テクニカルエンジニア(ネットワーク)の資格を有し、キャンパス情報ネットワークの監視にあたっている同学情報基盤センター技術補佐員の佐藤知津氏は、これらの管理ソリューションの使い勝手を次のように語る。
「各棟に配置されたエッジスイッチの稼働状況など、ネットワーク全体を俯瞰的に監視する作業は、PCM+のおかげでずいぶん楽になりました。例えば、本部棟に設置されたエッジスイッチのポートが現時点で何個使われており、そのすべてが正常に動作しているかといったレベルの確認であれば、瞬時に行うことができます。HP E-MSM765 zl Mobility Controllerも同様に、配下で管理している無線LANアクセスポイントを画面の一覧からクリックしてたどっていくだけで、個々の稼働状況を確認できます」 実際に細かい設定変更やトラブル対処などを行うにはコマンドラインに入って操作する必要があり、専門的な知識を持っていないと難しいかもしれない。しかし、直感的なGUIから簡単に扱えるPCM+やHP E-MSM765 zl Mobility Controllerによって“見える化”されたネットワークの稼働情報を監視するだけでも、万一のトラブル発生時にサポート窓口まで対処を要請することは、十分に可能と考えられているのである。
そして、佐藤氏はこのように語る。 「この優れた管理性により、復旧までの時間は大幅に短縮されると思います。また、各デバイスの使用状況を日常的かつ正確に把握できることから、現実に即した機器増強の計画も立てやすくなりました。そもそもProCurveは、業界標準の規格に準じているため、メーカー固有の知識がなくても安心して使える点が最大のメリットだと思います」

PCM+の画面
PCM+の画面

効果と今後の展望

教育現場を離れることができないより多くの教師の受け皿を目指す

こうして利用と運用の両面から大幅な改善を遂げてきたキャンパス情報ネットワークであるが、すでに同学では、そのさらなる拡充に向けた構想を描いている。
「現在、本学では事務系システムにおいてHPのブレードサーバーHP BladeSystem c-ClassやストレージHP StorageWorks 製品を導入し、さまざまな業務サーバーの統合を進めつつあります。その進展とともに増大する通信データ量にあわせ、これらのプラットフォーム間を結ぶネットワーク基盤の強化を図っていく必要があり、10ギガビットEthernetやiSCSIの導入も視野に入れたスイッチの増強を計画しています」と曽根氏。
さらに、今後の情報基盤センターのあり方を探る立場から宮下氏は、「今すぐには教育現場を離れることができない、より多くの教師たちの受け皿となるための基盤づくりも検討しなければなりません」と語る。
「現職の教師が2年という長い期間を割いて大学院で学ぶのは、決して容易なことではありません。そこで全国各地の教育現場にいながらにして、本学のさまざまなカリキュラムや研究室とバーチャルに連携することが可能な情報ネットワークを、広域に展開していけたらと考えています」
我が国における学校教育のさらなる発展を見据えつつ、同学の新たなチャレンジが始まっているのである。

概要

国立大学法人 鳴門教育大学
所在地: 徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
設立: 1981年10月
URL: http://www.naruto-u.ac.jp/日本ヒューレット・パッカード外のウェブサイトへ
  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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