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HP ネットワーク導入事例

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関電システムソリューションズが、1,100ユーザーの社内LANをオールワイヤレス化

柔軟で高い生産性を支える先進的なクライアント環境を実現し、自社ソリューションのポートフォリオも拡充
お客様背景
会社概要
関連製品
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関電システムソリューションズ株式会社

目的

アプローチ

新社屋移転に伴う社内LAN構築において、全社員および協力会社(計1,100ユーザー)の利便性・生産性を高めるために“オールワイヤレス化”を実現すること。実質7週間という限られたタイムスケジュールの中で、安全かつ確実にネットワークを稼働させること。
複数のネットワークベンダーを検討し、コアおよびフロアスイッチ、無線LANアクセスポイント、セキュリティアプライアンスの一括導入・構築により短期間での構築を目指した。無線LAN環境は5GHz帯のチャネルボンディングによる450Mbpsの帯域を必須要件として求めた。

ITの効果

ビジネスの効果

フリーアドレスの効果を高める快適な無線LAN環境を実現
IEEE 802.1XとActive Directory連携によるユーザー認証
「HP RF Security Manager」および「RF Sensor」により不正な無線LANアクセスを防御
コアおよびフロアスイッチに「HP IRF」を適用し冗長化と高帯域化を実現
クライアント環境の利便性を大きく改善し業務効率の向上に貢献
大規模無線LAN導入事例のショウケースとして自社導入・活用を実践
「HPネットワーク製品」を加え自社のソリューションポートフォリオを強化

お客様背景

無線LANによって業務効率の向上をめざす

関電システムソリューションズ株式会社 ITサービス事業本部 ITサービスインフラ構築部長 角野俊朗氏
関電システムソリューションズ
株式会社
ITサービス事業本部
ITサービスインフラ構築部長
角野俊朗氏

関西電力グループのシステムインテグレーター、関電システムソリューションズが快進撃を続けている。関西電力の基幹系システムを45年にわたって支えてきた実績とノウハウをベースに、一般企業や地方自治体向けのソリューションビジネスを急速に拡大。コンサルティングからシステム開発、インフラ構築、保守・運用までを一貫して提供する「フルサポート力」、社会インフラを支える基幹システムの構築・運用で培われた「サービス力」が高く評価された結果だ。

2011年に大阪都心にオープンした第3データセンターは、都市型データセンターとしての利便性に加え、サービス品質に対する評価も高い。災害対策を図る首都圏の企業からも利用申込みが相次いでいるという。

関電システムソリューションズは、拡大するビジネスに対応するため本社機能を大阪梅田に統合した。この新本社に全面採用されたのがHPネットワーク製品である。社内LANの一部に無線環境を組み込む企業は少なくないが、関電システムソリューションズはクライアント環境から有線を廃してすべてをワイヤレス化した。なぜ、このような大胆な決断を下したのか。プロジェクトを指揮したITサービスインフラ構築部長の角野俊朗氏は次のように語る。

「本社移転に際して無線LANを導入することは、基本方針として決められていました。分散していた社員が新オフィスに集結する機会に、情報共有や業務連携をいっそう推し進め、お客さまへのサービス向上を実現することが最大の狙いです。ワークスタイルを変革し、業務の生産性を向上させるには、無線LANによるフレキシブルな業務環境が不可欠だったのです」

社内のコミュニケーション基盤としては、数年前からMicrosoft Lyncが活用されてきた。しかし、有線LAN環境では、利用場所が各人のデスクに限られていたため効果は限定的だったという。また、組織変更時の配線や設定など、ネットワーク管理者の業務負荷も高かった。

「ケーブルという物理制約がない無線LANなら、はるかに柔軟な環境が実現できます。関連部署の担当者が自分のノートPCを持って集まれば、社内会議がすぐに開けるし、技術者が集合すれば開発作業もすぐに始められます」(角野氏)

新本社に先立って、第3データセンターでは無線LAN環境の構築が進められていた。本工事の完了後に新本社LANの構築に着手する計画だったのだが、これを変更せざるを得ない事態が発生した。本社への移転スケジュールが急遽前倒しされたのである。

「12月中旬から一部の業務を新本社で開始することになりました。それまでにLAN環境を構築しなければならない。残された時間は2ヶ月を切っていました」(角野氏)


短期開発のパートナーとしてHPを選択

関電システムソリューションズ株式会社 ITサービス事業本部 ITサービスインフラ構築部 一般法人設備グループ 本多弘氏
関電システムソリューションズ
株式会社
ITサービス事業本部
ITサービスインフラ構築部
一般法人設備グループ
本多弘氏

新本社のネットワークユーザーは、社員と常駐する協力会社のスタッフを合わせて1,100人を超える。無線LANとしては大規模なこの環境を7週間で構築しなければならない。RFPを手にしたベンダーはそのスケジュールに難色を示したという。ただ1社、積極的な対応を見せたのがHPだった。

「データセンターのプロジェクトをHPと進めていたこともあり、本件についても打診したのです」と語るのは、この両プロジェクトに関わったITサービスインフラ構築部一般法人設備グループの本多弘氏である。本多氏は、データセンターのプロジェクトに携わる中で、HPスタッフの優秀さと誠実な対応を実感したという。納期の問題を解決できなかった他ベンダーが辞退する中、HPだけが最後まで残った。しかし、新本社のネットワーク構築プロジェクトでは様々な課題が待ち受けていた。

「まず、パフォーマンスと信頼性をいかに確保するか。本社での業務を支えるネットワーク基盤として、必要な帯域を確保した上で、24時間365日安定的かつ継続的に稼働することを求めました」(本多氏)

Microsoft Lyncの全社導入を決めていたため、帯域の確保は特に重要だった。HPは、コアスイッチおよびフロアスイッチに「HP IRF(Intelligent Resilient Framework)」対応のレイヤー2/3スイッチを提案してこれに応えた。HP IRFは、複数のスイッチを仮想的に統合し高帯域と耐障害性を同時に向上させる技術である。また、無線LAN環境に、複数チャネルの統合(チャネルボンディング)による高速化・冗長化が可能なIEEE802.11a/n対応アクセスポイントを採用することで帯域の課題を解決した。

「もうひとつは新本社の環境への対応です。周囲に無線LANを利用する企業が多いことから、セキュリティへの配慮が必須でした」と本多氏は言う。

新オフィスは30階建て高層ビルの5フロアを占める。現場サーベイでは、その上下階のテナント企業からだけでなく、周辺ビルからも数多くの侵入波を検出したという。これらによる電波干渉を防ぐため5GHz帯を使用することにした。また、ネットワークへの悪意ある侵入を未然に防ぐため、未承認のデバイスを検知してブロックする「HP RF Security Manager」および「RF Sensor」の採用も決めた。

新本社の無線LAN環境の構築が本格的にスタートしたのは、2011年11月である。

本社業務を支える冗長化ネットワーク

日本ヒューレット・パッカード株式会社 テクノロジーサービス事業統括 テクノロジーコンサルティング 統括本部 ソリューション開発本部 ネットワークソリューション 第二部 シニアスペシャリスト 廣瀬秀雄氏
日本ヒューレット・パッカード
株式会社
テクノロジーサービス事業統括
テクノロジーコンサルティング
統括本部
ソリューション開発本部
ネットワークソリューション
第二部
シニアスペシャリスト
廣瀬秀雄氏

本社ネットワークの構築を担当した日本ヒューレット・パッカード ネットワークソリューション本部の廣瀬秀雄氏は、「短納期での対応に全力を尽くしました。基幹ネットワーク、認証システム、ワイヤレス環境のセキュリティ、それぞれを並行して設計・構築することで期間の短縮を図りました」と語る。

無線LANアクセスポイントの設置においては、文字どおり現場での対応力が試されたという。

「入居前は現場での検証に制約があります。アクセスポイントの最適配置を検討し、旧本社内の環境で検証を行いました。しかし、いざ新本社の現場に入ると、図面にない間仕切りで電波が減衰したり、侵入波の影響を受けたりといった問題に直面しました」

廣瀬氏を中心とするチームは、現場でしか分からない問題を一つ一つ解決しながら調整を進めていった。そして、フルワイヤレス化された新本社LANは予定通り2011年末に稼働を開始した。

新社屋に構築されたネットワークの全容は次の通りだ。特長的なのは、様々なレベルで冗長化され、耐障害性の向上と帯域拡大が図られている点である。

ネットワークの中核であるコアスイッチには、高性能レイヤー3スイッチ「HP 5820シリーズ」2台がHP IRFによってActive-Activeでスタッキングされている。これにより、通常時は“2台分の帯域を持つ1台の仮想スイッチ”として機能し、一方に障害が発生してもネットワークサービスを継続できるのである。サーバー群と結ぶサーバーファームスイッチも「HP 5820シリーズ」2台を採用し、HP IRFによって帯域と耐障害性を強化している。

さらに各フロアの無線LAN環境では、電源も配線も2系統に分けられ、万一の場合もフロア全体でネットワークがダウンしないよう考慮されている。

「ネットワークセキュリティにも万全を期しています。新本社のネットワークはVLANによって業務系と開発系を区分し、ユーザー認証にはActive Directory連携によるIEEE 802.1X認証とMACアドレス認証を組み合わせて強度を高めています。さらに、社内ネットワーク上のパケットをHP RF Managerによって常に監視し、不正侵入を直ちにブロックする仕組みとしました」と角野氏は説明する。このように、2重3重の仕組みで新本社の業務基盤にふさわしいセキュリティレベルが確保されている。

     
ネットワーク概要図    
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HP ハードウェア
・HP 5820 Switch
・HP 5120G EI Switch
・HP 5120G Switch
・HP 2910G Switch
・HP MSM460
・HP MSM415 RF Sensor
・HP Proliant DL360G7
 
   

自らの成功をお客さまのソリューションに

関電システムソリューションズ株式会社 ソリューション事業本部 ソリューション企画部 商品企画グループ チーフマネジャー 菅野弥氏
関電システムソリューションズ
株式会社
ソリューション事業本部
ソリューション企画部
商品企画グループ
チーフマネジャー
菅野弥氏

新本社のオープンから1年、オフィスでは全社員がノートPCを利用している。フロアを見渡してもデスクトップPCは見当たらない。無線LAN環境は、関電システムソリューションズの新しい業務基盤として完全に定着したと言えよう。角野氏は、今回のプロジェクトを次のように評価する。

「無線LAN環境は、私たちのワークスタイルを確実に変えつつあります。一人ひとりの業務効率の改善はもちろんですが、Microsoft Lyncで効果的に情報を共有し、フリーアドレスのオフィス空間を活かして、チームプレイの成果を高めていくことができると期待しています」

本多氏は、プロジェクトの成功を支えた要因のひとつとして、HPテクノロジーコンサルティングの誠実な対応を挙げる。

「構築上の問題に際しては、HPの担当範囲外であっても解決に尽力してくれました。私たちが気づく前に、技術上の指摘や課題提起をしてくれたことも大きかったと思います。HPの技術者の豊富な知識、真摯な姿勢、プロジェクトに対峙する熱意が、今回の短期開発を可能にしたと思います」

新本社における無線LAN環境の構築は、大規模無線LAN導入事例の格好のショウケースとなった。そして、関電システムソリューションズのビジネスに新たな価値を加えようとしている。ソリューション企画部 商品企画 グループチーフマネジャーの菅野弥(わたる)氏は、次のように語る。

「私たちは、“ワークスタイル変革による業務の生産性向上”という目標を掲げた今回のプロジェクトを通じて、無線LAN環境の活用ノウハウを蓄積することができました。これはお客さまにとっても大いに関心のあるテーマではないかと考えています。今後は、私たちが実際の経験から得たノウハウをもとに、お客さまへより付加価値の高いソリューションをお届けしていける手応えを感じています。HPには、テクノロジーパートナーとしてのいっそうのご支援を期待します」

西日本No.1のシステムインテグレーターを目指す関電システムソリューションズ。その新たな飛躍を、HPのネットワークソリューションが力強く支えていく


会社概要

関電システムソリューションズ株式会社
住所: 大阪市北区梅田3丁目3番20号
URL: http://ks-sol.jp日本ヒューレット・パッカード外のウェブサイトへ

事例キーワード

業種: その他
ソリューション: 仮想化、セキュリティ
製品: ネットワーク
  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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