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ProCurve Networkingによる認証VLAN 導入事例

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業界標準に基づくHP ProCurve Networking製品を要にネットワーク環境を構築
既存環境との親和性と今後の水平展開、将来への成長性を確保

自動車内装部品のトップメーカーとして長年にわたり自動車業界へ貢献し てきた河西工業株式会社。同社は、製品開発の迅速化・品質向上を図る ために早くから3次元設計を取り入れ、さらにその3次元データを開発- 生産‐購買‐営業間において共有・活用してきた。本社新社屋の建設を 契機に同社は認証VLAN による新たなネットワークを構築し、大容量デー タの流通性と高度なセキュリティを確保した。既存コアスイッチとの親和性やコストパフォーマンスを考慮して、その要となるスイッチには業界標準に準拠しコストパフォーマンスの高いProCurve 製品を選定。ユーザの 利便性を追求した実績を基盤に、今後の水平展開も決定した。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
概要
PDF(626KB)

河西工業株式会社 HP ProCurve Networking

目的

アプローチ

大容量のデータ流通・端末数の増加に対応する ネットワーク環境の整備
社屋内を移動してのPC 利用などにも柔軟に対応 しながら、高度なセキュリティを確保
セキュリティポリシーの実装をサポートするインフ ラとして認証VLAN を導入
ネットワークの要となるスイッチに業界標準に準 拠しコストパフォーマンスの高いProCurve 製品を 採用
事前コンサルティングを活用して短期間でネット ワークを構築

サービスの実施

ビジネスへの効果

大容量データの流通性を支えるネットワーク環境を構築
個人単位での認証を実現し、高度なセキュリティ を確保
同一ポート複数クライアント接続時の個別認証サポートによる効率的で柔軟なアクセス環境を実現
本社への導入実績と経験をテンプレート化して、今後の水平展開の効率化・迅速化を推進
ビジネスインフラとして高いセキュリティを実現
し、同時にビジネスの機動性を確保
よりダイナミックで柔軟な社内コラボレーション
を実現

お客様背景

企業資産としての開発データを全社で共有・活用する文化が浸透

現在、製造業各社が直面している最大の課題は、製品開発期間とコストの圧縮、さらに品質向上とマーケット のニーズに合わせた納期の短期化だ。特にその傾向は、厳しい国際間競争の渦中にある自動車産業において著しく、めまぐるしく変化する市場の中で製品投入サイクルも短期化している。

周知のように、車の開発期間は短縮化傾向にあり、その内装部品の開発生産を担う河西工業にも、各自動車メーカーの開発フェーズに、より上流から参画することが求められている。短期サイクル化の趨勢の中で、同社は製品開発の迅速化と品質向上の両立を進めてきた。 車両のコンセプトやイメージと深く関わる内装部品を提供する企業として「カーインテリアのTEIR-1 サプライ ヤー」を掲げる同社の製品は、車両の居住性や静音性はもちろん、安全性なども求められている。さらに自動車のグレード感やテイスト、価値を決める重要な役割をも担っている。そこで、設計・開発においても旧来のように工程を順に追うのではなく、同時並行で行う手法を進めてきた。さらに、量産設計などにおいても上流工程から製品設計に生産要件を反映させることで、生産技術のフロントローディングを進めてきたのである。

また同社では、製品の開発期間短縮と設計精度向上のために早くから3次元設計を推進。さらにそのデータを基盤とした各種解析の活用や、製品ライフサイクル全体をカバーする環境保全施策などを深化させてきた。 一方、電子データの活用によるペーパーレス化も推進しており、生産現場では3次元データを3D ビューア上で確認。立体形状を視覚的に捉えることで、設計‐生産間の相互理解も深まった。また、購買部門では部材の発注や評価・精査を行う材料として、営業部門においても商談や見積、コンサルティング、プレゼンテーション等の各現場で3次元データの活用を図っている。開発の上流工程から調達・製造等の下流工程、さらに顧客対応の最前線に至るまで、資産であるデジタルデータを活用する文化を浸透させてきたのである。

新社屋建設を契機に ネットワークの「あるべき姿」を目指す

管理本部内部統制 プロジェクト 主担 鈴木 規嗣 氏
管理本部
内部統制プロジェクト
主担
鈴木 規嗣 氏

「部門を越えたデータ流通と共有・活用が増加するとともに、社内でやり取りされるデータ量も飛躍的に拡大 してきました。実際、この2年間で社内LAN を走るデー タ量は、約50 倍になっています」。そう語るのは、当時、 情報システム部で新ネットワーク環境の構築を担当した鈴木規嗣氏(現:管理本部内部統制プロジェクト主担) である。

必要に応じて拡大されてきたネットワークには限界が見え始めていた。その折、同社では2007 年完成を目指す本社新社屋の建設プランが浮上していた。

「新社屋建設はネットワークの在り方を見直す良い機会 でした」と鈴木氏は言う。デジタルデータに基づく開 発や生産、購買、営業を進める同社において段階的に 増改築を繰り返してきたネットワークは、新しいビジ ネススタイルを支える足回りとしては、無理が生じ始 めていたのも事実だったからだ。

「私たちは1989年頃から部門間連携を進め、1990年代半ばには各拠点間の相互接続を進めてきました。その経緯の中で、インターネット接続やイントラネットの活用などを進めてきたのです。さらに、拡大する情報トラフィックを支え、時代に対応したネットワークセキュリティを実現するためには、もはや対処療法では通用 しません。しかしこれから新築されるビルならば、ネッ トワークの『あるべき姿』をゼロベースで築くことができます」(鈴木氏)

そこで、新社屋建設に併せ新しいネットワークインフラの整備を提案。経営層もその意義に理解を示し、経営課題として取り組み、投資を行うことが決定されたのである。

事故が発生し得ない仕組みをネットワークとルールの両面から築く

管理本部 情報システム部開発課 高橋 研一郎 氏
管理本部
情報システム部開発課
高橋 研一郎 氏

管理本部情報システム部開発課 高橋研一郎氏は、新しいネットワークに求められた要件をこう説明する。

「まず、急激に拡大する情報量に対応しながら、よりスムーズな伝送を実現するために広帯域化を図りたいと 考えました。そして個人単位のアクセス制御を行い、階 層や職務に合ったリソースへのアクセスのみ認可する仕組みを築くために、認証VLAN も不可欠の条件でした」

周知のように、いま企業のコンプライアンスやセキュ リティ確保が社会問題化している。企業情報や個人情 報の流出事件が、テレビや新聞、雑誌を賑わせているが、 その原因は悪意ある第三者のネットワーク侵入やハッキングなどだけではない。不用意なWeb アクセスや不注意によるメール添付ミスなど、社員のケアレスミスによって大切な情報が外部に漏れてしまうケースも多い。 そこで河西工業では、ネットワークの再構築とともに ルールやポリシー、モラル等の徹底によって、人的な事故の排除を図った。

「雇用形態の多様化や、協力企業とのアライアンスなど の中で、悪意のない事故による漏洩などのリスクも拡大します。そこで、Web のフィルタリングやノートPC に対するセキュリティの強化、認証されていないPC の 接続禁止など、不用意な事故を招かないための仕組み を徹底。さらに、出張等での社外へデータを持ち出す 場合についてもルール化しました」(高橋氏)

「技術やそれを基に生まれた設計データは、当社の大切 な資産です。さらに私たちは、開発日程やデザイン情報 など、自動車メーカー各社の大切なデータをお預かり しています。これは何よりも重要な防衛対象であり、『お 客様のデータは絶対に守り抜くこと』というのは、企業 使命でもあります。そこで、不適切な人間がアクセス したり、不用意に持ち出されたり、外部に漏れたりす ることがないように、事故が発生し得ない仕組みをネッ トワークとルールの両面から築くことが必要だったの です」(鈴木氏)
     
河西工業株式会社 ネットワーク概要図
[ 拡大図へ ]
導入ハードウェア
ProCurve Switch 3500yl-24G-PWR
ProCurve Switch 2626
   

ソリューション

総合的な評価でHP ProCurve Networking 製品を選択

実際のネットワーク構築に際しては、要となるスイッチの選定に力が注がれた。ここでのポイントは、認証機能 などをベースに、既存のコアスイッチとの親和性や相互互換性を確保できること。そして、セキュリティポリシーを貫き、 J-SOX 法への対応も図れるセキュリティ機能、および今後の拡張性を担保する意味からも、業界標準に準拠していることが不可欠の条件だった。

「また、部門を跨いだプロジェクトチーム体制で有機的な連携を図ったり、会議中にファイルサーバにアクセスして必要な資料を参照したり・・・・・・。自席やいまいる場所に縛られることなく、日々スピードアップするビジネステンポに即したユーザビリティを提供するためには、ワイヤレスLAN も不可欠の要件となっていました。そ こでワイヤレス、ワイヤード双方への可用性も重要な要件でした」(鈴木氏)

「もちろん、日々の企業活動を支える情報動脈として、 コストパフォーマンスの高さも重要な要件でした。また今回のネットワーク再構築は、国内外の各拠点や関連企業等に対して水平展開を図ることが前提となって いました。そこでTCOを抑えながら、今後の水平展開 を容易にするためにも、コストパフォーマンスと拡張性や運用性、さらにロードマップの開示なども大きな評価ポイントとなりました」(高橋氏)

以上の総合的な評価の結果、河西工業の新社屋ネットワークを支えるスイッチとして、ProCurve製品が選ばれたのである。


効果と今後の展望

さらにセキュリティと利便性の両立を追求

「先程も説明したように、ネットワークは当社のビジネスを支える基盤です。そこで導入後のアイドルタイムを最小限に抑え、即戦力化を図りたいと考えました。選定 時にはさまざまな情報収集を行い、導入実績等を検討しました。構築に先立ってHP のエンジニアと討論を重ね、 問題点の芽を摘んでおくプロアクティブな対応を徹底。 おかげで検証期間は数週間で収まり、文字通り即戦力 として稼働させることができました」(高橋氏)

また、同社は常時ネットワークの利用が必要なオフィ ス、必要に応じてPCをつなぐ工場など、アクセスニー ズや頻度、ビジネス依存度などに基づいてメリハリあ るスイッチの配置や管理を実施。ここでは、ポートベー スとクライアントベース両方のアクセス制御機能の活用が力を発揮している。

「ProCurve 製品はイニシャルコストだけでなく、ランニングコストの面でもメリットが生まれている」と高橋氏は語る。また、保守期間がリース期間と同様の6年になったことも、同社にとって新たな朗報だった。

「私たちは、今後の横展開を前提としてProCurve製品を選びました。そこで、今後の実装を効率化するために、本社の導入実績と経験をテンプレート化したのです。今後はこれに則って、さらにスムーズな構築が実現する ものと期待しています」(高橋氏)

また、階層によるアクセスセグメントや企業のセキュリティポリシーに基づく認証を受けていないPC はネット ワークにつなぐことができないなど、ユーザの自由度は一層厳しく規制されたが、トップダウンによるセキュリティポリシーの徹底や啓蒙によって、各ユーザのより深い理解と協力を得ることができた。

さらに、大容量の3 次元データをメインで扱う技術棟 では、すでにLAN のデータ量が飽和状態。今期中に、 新社屋と同様のLAN 環境への更新が図られる予定だ。 高橋氏は、今後のネットワーク戦略の方向性とそれに 対するHP への要望を次のように語る。

「当社のスタッフは、工場出張や事業所間移動をすることも少なくありません。河西工業のどの事業所でも各々のノートPC を開けばすぐに自分のPC環境が立ち上がる、そんな環境を整備したいのです。ビジネスインフラ として高いセキュリティをキープしながら、同時にビ ジネスの機動性を保証していくことが私たちの思いな のです。さらに新技術への対応などへと進む情勢下で、今後も実績を評価しながらProCurveのソリューション を検討していきたいと思います。これからも、評価機の貸し出しなどを含めた、前向きなサポートをお願い したいですね」


概要

河西工業株式会社
本社: 神奈川県高座郡寒川町宮山 3316
設立: 1946 年10 月
代表取締役社長: 渡邊邦幸
資本金: 58 億2110 万円
事業内容 自動車内装部品の製造・販売及びこれに付帯する一切の事業

河西工業株式会社

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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