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HP ProCurve Switch シリーズ導入事例

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新基幹スイッチにHP ProCurve Switchシリーズを導入
全学を10Gbpsでつなぐ総合情報ネットワーク環境へ刷新

福岡工業大学は、1992年より整備・拡張を進めてきた学内総合情報ネットワーク「FITNeS」の老朽化にともない、ネットワークを構成する主要機器の大幅なリプレースを実施した。その中核を担うコアスイッチならびにディストリビューションスイッチとして、HPのProCurve Switchシリーズを採用。キャンパス内の主要各棟を10Gbpsの高速ネットワークで結び、約5000台のコンピュータの接続ならびに学外との相互接続を高信頼性で支える利用環境を整えた。
教育・研究活動を支援する学内総合情報ネットワーク
ネットワーク機器の老朽化に対応し大幅なリプレースを決断
約5000台のコンピュータ接続に耐えるネットワークの性能と信頼性を向上
導入の決め手となったライフタイム保証
さらなる使いやすさやセキュリティ強化など継続的なネットワーク拡充を図る
PDF(1,353KB)
 

学校法人福岡工業大学

目的

アプローチ

・ 老朽化したネットワーク機器をリプレースし、信頼性を向上
・ 各部屋からGigabit Ethernet への接続を実現
・ トラフィックが特に集中する教育研究棟(B棟)の全学コアスイッチ、各棟のディストリビューションスイッチとして、HP ProCurve Switchシリーズを新たに設置
・ コアスイッチから各棟への基幹接続を10Gbps へアップグレード
・ ネットワーク構成をフルメッシュ型からスター型へ変更し、コストを削減

システムの効果

教育活動への効果

・ 既存のコアスイッチを既設スイッチならびに認証系ネットワークの接続およびバックアップスイッチへと役割を変更し、新ネットワークインフラとの連携を実現
・ すべてのスイッチにおいて、ポート単位でのCRC/Alignment error やcollision、パケット使用量のモニタリング、ループ接続の検出とブロッキングなどを実施
・ 各スイッチの状態をHP ProCurve Manager Plus(PCM+)で一元的に監視し、ネットワークの障害時にも迅速に対応
・ ライフタイム保証によりハードウェア保守コストを大幅に削減し、ネットワークシステムのさらなる拡充や他の設備投資のための余力を確保
・ 学内ネットワークの長期的な安定運用を図り、教育・研究活動や学生サービスを充実

教育・研究活動を支援する学内総合情報ネットワーク

福岡市東区にある福岡工業大学は、21世紀の産業界を支える基盤となる「先端科学技術分野(電子、生命・環境科学、知能機械、電気、情報、ネットワーク、コンピュータ応用)」ならびに、「社会環境に関する文系の学問分野(経済・経営、法律・行政、人間生活)」を中心とした教育・研究を実践。大学院2研究科10専攻と工学部4学科、情報工学部4学科、文系の社会環境学部1学科を有し、福岡工業大学短期大学部と附属城東高校を併設、約6450名の学生・生徒が在学している。
また同学は、社会の要求水準を満たした技術者教育プログラムを審査するJABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受けたカリキュラムも実施。就職率・進路決定率日本一を目指し、一人ひとりの創造的能力とセンスを伸ばす丁寧な教育を行っている。
こうした同学の教育ならびに研究活動を支援するIT環境のインフラとなっているのが、1992年より整備・拡張を進めてきた学内総合情報ネットワーク「FITNeS」である。広いキャンパス内に分散するA 〜 D棟( 講義室、研究室、研究所)から本部棟( 附属図書館、フレッシュマンスクール、自学習スペース、事務局)、α棟(就職支援施設、モノづくりセンター、自学習スペース)、FITアリーナ(体育館、シンフォニーホール)まで、すべての建屋をくまなくカバーするとともに、他大学やインターネットとの外部接続を担っているこのネットワークへの取り組みを、同学情報処理センター管理課の課長を務める中島良二氏は、次のように語る。
「本学では、システムのリプレースや新校舎建設に合わせ、適時、学内ネットワークの拡張ならびに屋内外への無線LANスポットの設置を進めてきました。現在、約5000台のコンピュータがこのネットワークに接続されており、教育・研究をはじめ本学の事業活動全般を通じて不可欠なインフラとなっています。また、講義室やオープンスペースには、ネットワーク認証機能を備えた約4300個の情報コンセントや無線LANスポット(屋内20個所、屋外8個所)を配備しており、学生所有のノートパソコン接続を可能とし、講義や演習、課外活動など幅広く活用されています」
情報工学部 情報通信工学科 教授 情報処理センター長 西田 茂人 氏 情報処理センター 管理課 課長 中島 良二 氏 情報処理センター 管理課 係長 藤原 昭二 氏 住商情報システム株式会社 九州支社 営業部 技術チーム 部長付 森 隆信 氏
情報工学部
情報通信工学科 教授
情報処理センター長
西田 茂人 氏
情報処理センター
管理課 課長
中島 良二 氏
情報処理センター
管理課 係長
藤原 昭二 氏
住商情報システム株式会社
九州支社 営業部
技術チーム 部長付
森 隆信 氏

ネットワーク機器の老朽化に対応し大幅なリプレースを決断

これまで同学では、多数のL3スイッチをフルメッシュ型で相互接続したネットワークを構築し、TCP/IPにおけるルーティングプロトコルの一つであるOSPF(Open Shortest Path First)による経路制御にて運用を行ってきた。
ちなみに、このネットワークの基幹ルートは、各棟のフロアごとに設置されたディストリビューションスイッチならびにそれらを束ねるコアスイッチを、最大4Gbps の帯域幅をもつ光ファイバケーブルで接続することで構成されている。
ただ、このネットワークにも近年、さまざまな問題が顕在化してきた。ネットワーク機器の老朽化により、故障が頻発し始めたのである。また、一部の機器については、メーカーのサポート期間が終了し、トラブルが発生した場合に必要なメンテナンスを受けられない危惧も生じてきた。
もともとフルメッシュ型ネットワークを採用してきたことからも推測できるように、同学では「いかなる事態でも切断しない」ことを前提としたネットワークの信頼性や可用性を重視しており、これらの問題は早期に解決しなければならない懸念事項であった。同学情報工学部情報通信工学科の教授であり情報処理センター長を兼務する西田茂人氏は、その背景にある事情をこのように語る。
「本学では、講義や演習において各種のデジタル教材やeラーニングを積極的に活用しています。また、文部科学省の大学教育改革支援の一つである『 戦略的大学連携支援事業』のもと、本学は九州大学、福岡女子大学、西南学院大学との4大学でコンソーシアムを形成し、大学院修士レベルで環境・エネルギー問題をテーマとした双方向の遠隔講義を実施しています。まさに、ネットワークがなければ講義や演習が成り立たないといって過言ではなく、その接続性が常に担保されていなければならないのです」
そこで2009年8月、同学はネットワークを構成する主要機器の大幅なリプレースを決定したのである。

約5000台のコンピュータ接続に耐えるネットワークの性能と信頼性を向上

もちろん、老朽化した機器を単に置き換えるだけでは意味がない。同学はこれを機に、ネットワークシステムの持つ機能や能力のさらなる強化を求めた。その中で描いた“ あるべき姿”を、同学情報処理センター管理課の係長を務める藤原昭二氏は、このように語る。
「新たに導入するネットワークシステムでは、各部屋においてGigabit Ethernet 接続を可能とすることを必須条件としました。ただ、本学では、研究室や実験室、卒業研究室など、部屋単位でサブネットを構成しており、その数は500を超えています。また、各サブネットは、必要なIP アドレスを最適に分散するため、ネットマスクを24〜27ビットで細分化しています。これらのサブネットの効率的な運用を行い、加えて約5000台ものコンピュータ接続に耐えるため、各機器には非常に高いスペックが要求されることになります。具体的には、バックボーン回線の帯域幅を10Gbpsとし、OSPFを備えたフルレイヤー3対応、ワイヤースピード・ノンブロッキングを考慮した高いスループット、大容量のスイッチ容量を有するネットワーク機器が必要となります。また、安定・安全な運用を行うため、末端でのループ接続によるポートブロック機能やポート単位のパケットフィルタ機能、バックアップ経路の考慮なども重要です」この考えをベースに同学は、新たなネットワークシステムの要求仕様を策定。「メーカーを問わず、限られた予算内で、最もコストパフォーマンスと信頼性が高く、既設機器との接続性やバックアップ経路を考慮したシステムを選定する」(中島氏)という方針のもと、さまざまなベンダに対して提案・入札を募った。
結果、最終的に選ばれたのが、住商情報システム株式会社による提案である。そのインフラの中核を担っているのがHP ProCurve Switchシリーズであり、シャーシ型レイヤー3コアスイッチとしてHP ProCurve Switch 8212zl ならびにHP ProCurve Switch 5406zl、ディストリビューションスイッチとしてボックス型レイヤー3であるHP ProCurve Switch 3500yl-48G-PWR Intelligent Edge、HP ProCurve Switch 3500yl-24G-PWR Intelligent Edgeが導入されることになった。
HP ProCurve Switch シリーズ導入事例
情報処理センターやマルチメディア演習室など多数のサーバを抱える施設が位置し、特にトラフィックが集中するB棟のコアスイッチを中心として、A棟ならびにC棟、短期大学部のコアスイッチを10Gbps のネットワークで接続。さらに、事務局機能が主体の本部棟を2Gbps のネットワークで接続するとともに、各棟のコアスイッチにより建屋内のディストリビューションスイッチを束ねる。また、各ディストリビューションスイッチについては、トラフィックを考慮した最適な分散配置を行い、コアスイッチに2Gbps のネットワークで接続する仕組みだ。

導入の決め手となったライフタイム保証

提案にあたった住商情報システム九州支社営業部技術チームの部長付である森隆信氏は、今回のネットワークのコンセプトを次のように語る。
「もともと当社は、福岡工業大学様へ教育研究システムを納入させていただいた経緯があり、トータルサポートを提供する観点から提案に臨みました。その柱は、各棟を結ぶ基幹ネットワークはもちろん、教育研究システムへの接続まで含めて10Gbps へアップグレードすることにあります。ただ、既存のフルメッシュ型をそのまま踏襲したのでは、バックアップ経路のためのモジュールやSFP(Small Form Factor Pluggable)の数が増え、イニシャルコストを増加させる恐れがあります。
そこで今回は、あらゆるトラブルを想定した3重のバックアップ経路を確保した上でネットワーク構成をスター型に変更し、コストを必要な個所へ集中するという方針をとりました。そして、このネットワークの基幹モジュールとなるスイッチの機種選定にあたり、他社製品と比べてコストパフォーマンスに優れ、国際宇宙ステーションでも採用されるほどの高信頼性を誇るHP ProCurve Switchシリーズが最適と判断。提案の“要”となっています」
なお、既存のB棟コアスイッチについては、既設スイッチならびに認証系ネットワークの接続およびバックアップスイッチへと役割を変更。性能の勝る新しい製品を新コアスイッチとすることで、学内全体のスループットとサービスレベルの向上を図りつつ、既存ネットワークシステムとの連携も実現するのである。
もっとも、今回の提案まで同学ではHP ProCurve Switchシリーズの存在そのものを知らず、「正直なところ当初は異色なものに感じました」と藤原氏は本音を明かす。
しかし、「メーカーであるHPの姿勢やHP ProCurve Switchシリーズ製品のブランド力、信頼性、将来性、実績、スペック、規格などを調査し、多角的に検討した結果として、他社製品に劣る点はまったくないと判断しました」と、次第に認識を改めていったのである。
そして、最大の決め手となったのが、ライフタイム保証である。
これは、HP ProCurve Switchシリーズを保有している顧客に対し、同製品を使い続けている限り期間を問わず、故障時に代替製品を先送りするといったハードウェア保証を無償で行うサービスである。
「ネットワーク運用を行う上で、毎年ハードウェア保守に費やされるコストは、IT予算全体の約3分の1と、非常に大きな割合を占めています。ライフタイム保証により、このコストを大幅に削減。その分の予算をネットワークシステムのさらなる拡充や障害対応サポート、他システムの設備投資などにあてることが可能となります。また、ネットワークシステムは、コンピュータシステムと比べると長期な使用年数となる場合があり、システムの安定運用において、メーカーの保守期間の不足がネックとなることがありました。その点、ライフタイム保証があれば、保守期間を気にせず確実なサポートを得られるので安心です。
このようにHP ProCurve Switchシリーズは、本学のIT予算や運用面においても非常にありがたいソリューションでした」と中島氏は語る。
     
福岡工業大学施設配置図    
福岡工業大学施設配置図  
     
学校法人福岡工業大学ネットワーク構成図    
学校法人福岡工業大学ネットワーク構成図
[ 拡大図へ ]
     
導入ハードウェア
・HP ProCurve Switch 8212zl x 3
・HP ProCurve Switch 5406zl x 3
・HP ProCurve Switch 3500yl-48G-PWR Intelligent Edge x 18
・HP ProCurve Switch 3500yl-24G-PWR Intelligent Edge x 2
   

さらなる使いやすさやセキュリティ強化など継続的なネットワーク拡充を図る

2009年10月1日にカットオーバーした新ネットワークシステムは、まったくトラブルを起こすことなく順調なスタートを切り、安定した稼働を続けている。
「今回導入したHP ProCurve Switchシリーズは、すべてのノードにおいて、ポート単位でのCRC/Alignment error やcollision、パケット使用量のモニタリング、ループ接続の検出とブロッキングなどを行えるとともに、各機器の状態をHP ProCurve Manager Plus(PCM+)で一元的に監視できるため、ネットワークの障害時にも迅速に対応できます。また、多くのHP ProCurve Switchシリーズの耐用温度は0 〜 55℃となっており、空調の整っていない場所でも安心して設置・運用できることも大きなメリットです」と藤原氏は、HP ProCurve Switchシリーズの使い勝手の良さを高く評価する。
この成果を踏まえつつ、同学では今後に向けて、さらなるネットワークの拡充に臨んでいく考えだ。
「近い将来、今回対象となっていない個所についてもリプレースを実施する方針です。それに合わせ、より使いやすくてセキュリティも強化できる情報コンセントの認証方式の改善などを図っていきたいと考えています。また、無線LANスポットについても順次拡大していく計画です。そうした中で、HP ProCurve Networking無線LAN製品なども有力候補となってくるでしょう」と中島氏。
さらに、今後の大学としてのネットワーク戦略や、そこで情報処理センターが果たしていく役割といった観点から、西田氏は次のように総括する。
「教育や研究用途にとどまらず、学生サービスの充実においても、学内ネットワークは必要不可欠な存在です。今後も学内ネットワークの長期的な安定運用に努めるとともに、本学の円滑な事業活動に必要な情報環境の整備ならびに技術的な支援体制を強化していきます」
将来にわたる大学運営のあり方を見据える中で、学内総合情報ネットワーク「FITNeS」は、とどまることのない進化を続けていくのである。
  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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