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24時間止まることのないネットワークを―。

近年、日増しに需要が高まるHDDなどの情報記憶装置、その中枢部品である“ 磁気ヘッド”の生産に注力しているアルプス電気株式会社(以降アルプス電気)の長岡工場では、昼夜問わず稼働を続けている。この生産体制を維持するためには、生産工程で発生する膨大な量のデータをつねに安定してスムーズに扱うことができる、工場の生命線とも言うべき盤石なネットワークが不可欠。HP ProCurve Networkingは、パフォーマンスの高い製品力と企業ニーズに応える提案力を合わせ持った総合的なネットワークソリューションで、アルプス電気の業務をサポートしている。
導入の背景
システムの課題
システム構築
今後の展望
会社概要
PDF(1.52 MB)

事例キーワード

製品:ネットワーク製品
業種: 製造業 / 電機・半導体

導入の背景

24時間365日止まることのないネットワーク

アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 情報システム課 課長 八木 茂昭 氏
アルプス電気株式会社
磁気デバイス事業部
情報システム課 課長
八木 茂昭 氏

「ひねれば必ず水の出る水道と同じように、いつでも使えることが当たり前で、どんなトラブルにも止まることのないネットワーク。我々が求めるのは、これに尽きます」と、アルプス電気 磁気デバイス事業部 情報システム課の八木課長は語る。この命題に応えたのが、HP ProCurveである。 この八木氏の言葉は一般論ではなく、切実な声だ。というのも、磁気デバイス事業部 長岡工場は、HDDなど情報記憶装置の中枢部品である磁気ヘッドの生産拠点として、生産ラインを昼夜休ませることなく稼働させ続けている。この数年間で磁気ヘッドは、パソコンにとどまらず、AV機器やデジタルカメラ、カーナビなどへ使用範囲が拡大。その需要は毎年増加を続け、今では月に1,000万個をはるかに超えるペースの生産体制をとっている。これらのパーツ 1つ1つに対し、生産過程における測定データや品質データ、またどのパーツがどこの工程にあるのかを示すトラッキングデータを生産管理者がつねに把握、管理しなければならないのだから、日々やり取りされる情報量は計り知れない。膨大な量のデータを余裕を持って処理するためには、どんなトラブルが起きても止まることのない、強固なネットワークが必須なのである。
こうした24時間稼働を続ける工場のニーズから選ばれたのがHP ProCurveである。今回はフロアスイッチ、バックボーンスイッチ、サーバ群を統合するスイッチとして導入。4ギガのバックボーンを持つ長岡工場規模のネットワークにおいて、信頼性の高いITインフラを実現している。

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システムの課題

高い信頼性とコストパフォーマンスを実現するHP ProCurve Networking

ProCurve Switch 4148gl
今回、長岡工場に新たに導入されたフロアスイッチ ProCurve Switch 4148gl
アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 情報システム課 五十嵐 修一 氏
アルプス電気株式会社
磁気デバイス事業部
情報システム課
五十嵐 修一 氏
アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 情報システム課 森永 敏仁 氏
アルプス電気株式会社
磁気デバイス事業部
情報システム課
森永 敏仁 氏

では、HP ProCurveが選ばれた理由とは一体何だろうか。HP ProCurveは、HPが開発したネットワーク製品で、ASICを1つのチップ上に搭載する独自技術「Switch on a Chip」を実現し、無駄をなくしたスマートなアーキテクチャによる高いコストパフォーマンスにより、世界の同市場で第2位に迫るシェアを誇っている。日本では、2003年より本格的にビジネスを展開している。

「正直言って、HP ProCurveは今回の導入で初めて知りました」と、情報システム課の五十嵐氏も語る。にも関わらず、HP ProCurveを導入したのは、HP ProCurveによるネットワークソリューションの魅力に他ならない。「我々は、ブランドにはこだわりません。その製品が本当にいい製品かどうか、そして、本当に自分たちの仕事にベストなソリューションを提供してくれるのかが、どの製品の導入においても選択の大きなポイントなのです」(五十嵐氏)HP ProCurveには、エントリクラスのレイヤ2スイッチ、ミッドレンジのレイヤ3スイッチ、ハイエンドのレイヤ3-4 ルーティング・スイッチ、ワイヤレス製品など、大小さまざまな規模のネットワークに柔軟に対応できる多彩なラインナップを揃えている。今回、バックボーンスイッチにはHP ProCurve 9308mを導入。フロアスイッチには、HPのFast Path Technologyを採用し最大71.4Mbpsのスループットを達成しているProCurve Switch 4148glを導入した。事実、導入前と以後では、歴然とした差があった。「かつては、朝は遅く、昼は早い、などの波がありましたが、それが常に一定のレスポンスでネットワークを使えるようになりました」(森永氏)
HP ProCurveは、性能の良さ、管理のしやすさなど、トータルなコストパフォーマンスを実現している。「HP ProCurveのおかげで、ネットワークトラブルの不安が払拭されました」この八木氏の言葉にあるように、製品に組み込まれたインテリジェンス機能がつねにネットワークを検査し、注意が必要な場合には管理者に通知することで、トラブルが発生する前に未然に防ぐことができる。またHP ProCurveには複数のセキュリティレイヤを搭載。これらにより、ネットワーク全体からユーザーの接続先である エッジに至るまで、堅牢性、信頼性、柔軟性を持ったネットワークを構築できる。
さらに、導入後における保守・管理の手間や負担の軽減など、TCOの削減に効果的なサポートにも評価が高い。HP ProCurveのほぼすべてのネットワーク製品には“ライフタイム保証”が付き、HP ProCurveを保有し使用し続けている限り、万が一の故障時には無償で製品が交換される。 もし、そのHP ProCurveの交換製品が供給を終了していても等価製品と交換される、業界では類をみないサービスだ。HP ProCurveのライフタイム保証には、HP ProCurve製品の電源やファンさらにそのアクセサリーまでが対象となっている。

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システム構築

HP ProCurveの製品力をコアにしたソリューション

長岡工場がHP ProCurveを導入したその経緯を詳しく見てみよう。長岡工場では今までもネットワークが構築されていたが、市場拡大による生産量の増加に伴い、データ処理能力が限界に達した。サーバへデータの書き込みができない、あるグループでネットワークが機能しなくなったなど、今まで当然のように機能していたことができなくなり、生産ラインへ被害が及ぶ事への危機感から、2003年春、新たなネットワークの構築を検討。今まで担当していたベンダーに加えてHPにも声をかけ、長岡工場の要求や改善したい点、新しいネットワークで可能にしたい事などをアナウンスした。その要求とは、
  1. データ処理能力のアップとトラブルによるダウンを回避するために完全なクラスタリングシステムが構成できる
  2. 万全なセキュリティのために外部の人間が安易にネットワークに接続できないようにする、の2つ。

これに対し、HPはVitalQIPという、MACアドレスを元に、その認証を受けないとネットワークの中に入れないシステムを提案。最終的にHP ProCurveの採用に至った。「一番の決め手は、製品力とソリューションを前提にした 問題解決のための提案です。HPは他のベンダーと比べ提案力が優れていた上に、こちらが疑問に思っていることや、このような仕様にして欲しいというリクエストにも迅 速に対応いただき、最良の製品で的確な提案をしていただきました」(五十嵐氏)
満足のいくネットワークプランはできあがった。しかし、まだ大きな問題があった。いざネットワークを切り替えるにあたって、1年を通じて24時間フル稼働の体制を敷く工場内で、いかに生産ラインに影響を与えず数千台のコンピュータ機器が接続されたネットワークを切り替えるのかである。最良の時はお盆しかなかった。お盆休みのわずか3〜4日の間に切り替え作業を完璧に終えなければならなかった。

アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 長岡工場 ネットワーク構成図 図1
[ 拡大図へ ]

わずか3日間で切り替えに成功した秘密

2003年4月に発注、ゴールデンウィーク前に構成や仕様の決定まで詳細を詰め、7月末から切り替えの準備を約1ヵ月かけて行った。実際、HP ProCurveの導入準備期間は短かったと八木氏は語る。その理由は、設計上のネットワークを、長岡工場で組み上げてからランニングのテストをするのではなく、一度HPで組み上げてテストをするという点にあった。特に今回は、万が一ネットワークがダウンしても支障のないように冗長化システムを採用し、二重のラインを必要としていたために、現場に持ってきて組み上げるのでは、さらに時間がかかってしまう。そのために、HP内で一旦構成を全部決め込んで作り上げ、検証をしてから長岡工場に運び、一気に組み上げた。これも、短時間でネットワークを切り替えなくてはならなかった長岡工場に対してHPが行った提案の一つで、HP ProCurveの製品力に自信があればこそ実現できたソリューションである。

長岡工場は3つの棟に分かれている。まず最初に事務系の機能を持つ1号棟で既存のネットワークと新しいネットワークを並行して運用を開始。その後、お盆休みが始まると同時に、2号棟3号棟すべてのネットワークを置き換える計画のもと、HPのスタッフに加え、磁気デバイス事業部の情報システム課、全14名が休みを返上し、万全を期すために総出で工場の全セグメントのテストを深夜過ぎまで行った。「ネットワークはいつ、どのようなトラブルが起きるかわからない。ですから、必ず我々情報システム担当者も敷設の現場で共に携わって知識を得ておく必要があるのです」(五十嵐氏) 「そのために、提供者として上段に構えることなく自分たちとコミュニケーションをとりながら切り替え作業を行ってくれたHPには感謝いたします。もちろん、今もそのパートナーシップは続いています」(八木氏)
お盆という短時間で切り替えには成功した。しかし実作業に予期しないトラブルは付きもので、立ち上がりがスムーズにいかなかった。 切り替えたHP ProCurve自体に問題はなかったものの、継続して使っていたLANとWANを結ぶルーターのパフォーマンスが低かったために、小さなトラブルが発生した。しかし、原因をつきとめ、HPが貸し出した代替機を設置することにより、お盆明けの生産再開に間に合わせることができた。「導入したHP ProCurveはLANスイッチですが、HPは担当外のことでも我々の生産活動を停止させない、というスタンスで善処していただき、本当に助かりました」(八木氏)
導入時から現在まで、長岡工場のネットワークは安定した働きをみせている。八木氏が語った「水道のようなネットワーク」が実現されている。

アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 情報システム課のメンバー
お盆休みを返上してネットワークの切り替え作業にあたった、アルプス電気株式会社 磁気デバイス事業部 情報システム課のメンバー

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今後の展望

将来を見据えたグローバルなネットワークの展開へ

長岡工場では、磁気ヘッド製造の前工程を受け持ち、アッセンブリや最終工程は中国で行っている。その中国にある海外現地法人の一部でも、HP ProCurveの導入が決定した。信頼性が高く、管理に手がかからないうえ、前述のライフタイム保証やWebからのダウンロードによるファームウェアの無償提供など、HP ProCurveは、ネットワークの維持やアップグレードに関わる費用がほとんど発生しない。さらに、業界標準のコンポーネントであれば他の製品を使用したネットワークでも、シームレスに相互運用できるので、性能と機能を向上させるためのネットワーク拡張が容易になる。つまり、将来にわたって高いコストパフォーマンスが見込めるこのHP ProCurveには、大きな期待が寄せられている。

「日中間でも膨大な測定データのやりとりをしなければいけません。止まらない工場を造るということは、長岡工場だけの問題ではなく、海外現地法人はもちろん、何よりお客様に対する我々の責任なのです」と五十嵐氏は付け加えた。「私たちのような部品メーカーにフィットする生産管理や製造管理のシステムとはどういうモデルなのかは、まだ完成型を目指している段階で、今後もブラッシュアップしていく必要があります。そのためには、やはりベンダーには製品力、サポート、パートナーシップの三拍子揃った総合的なソリューションを提供していただきたいですね」(八木氏)
アルプス電気は、今後もHP ProCurveをさらなる生産性向上のために活用していく。

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会社概要

アルプス電気株式会社 ALPS ELECTRIC CO., LTD.
磁気デバイス事業部/新潟県長岡市東高見1-3-5
本社: 東京都大田区雪谷大塚町1-7
設立: 1948年11月1日
代表取締役社長: 片岡 政隆
資本金: 229億1千3百万円(2003年6月)
事業内容: 情報通信機器・AV機器・家電を中心とする各種電子部品・電子機器の設計・開発・製造

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