
HPは、昨年11月から2012年度を迎えています。 HP Partner News編集部では、新春企画として各事業トップに対しインタビューを実施。 昨年度を振り返りながら2012年度における事業戦略並びに抱負、注力製品などを聞きました。 【インタビュー回答者】
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イメージング・プリンティング事業統括(以下、IPG)の事業展開について、取締役 執行役員 挽野 元よりパートナー様へのメッセージです。 |
■2011年のビジネス概況について教えてください。 『震災後、市場はゆるやかに復調。コンシューマーは過去最高、大判は2ケタ成長。』 2011年全体としては、最終的には堅調だったと思います。個別製品では、コアとなるコンシューマービジネスでは、7-9月期に過去最高の市場シェアを達成しました。また、大判プリンターは対前年比2桁成長を達成しました。
■2012年度の市場動向をどのように考えますか? 『スローな景気動向の中、新しいニーズに合致した製品が必要になる。』 ここから、ビジネスにつなげるチャンスをつくることができるかもしれません。クラウドからどういう風に活用するのか? Facebookの中の写真をどうやって印刷するのか? スマートフォンからどうやって印刷するのか? といったものです。今でも手帳がなくならないように、紙は究極のモバイルデバイスだからです。電子と紙のハイブリッド市場がポイントです。
■では、2012年度のIPG事業戦略をについてどのように推進されますか? 『“クラウド”の波に一緒に乗りましょう。インクジェットへのリプレイスや、新規ビジネス、他事業部との連携も並行してビジネスを進めます。』 新規ビジネスでは、立て看板などの大きな印刷物を出力する製品に力を入れます。商業印刷分野であるデジタルプレス事業では、アナログからデジタルへの移行に対応した施策を進めます。
■これらの戦略を踏まえて、パートナー様に期待するものはどのようなものでしょうか? 『地方ビジネスを盛り上げるべく、顧客開拓にお力をお借りしたい。インクジェットとクラウド対応製品は、リプレイスのカギとなる製品。』 次に、パートナー様にとっても、プリンティングといえば、サプライ品のビジネスがあります。ハードウェアだけのビジネスよりも、サプライ品のビジネスをつなげた方が、利益が大きくなります。サプライ品のビジネスはぜひ核にしていただきたいと思います。 クラウドが浸透していくなか、「ハードウェアが売れなくなるのでは?」という懸念を抱かれているという声を聞いています。しかし、これはクラウド対応製品のリプレイスの機会が増えたということだと捉えていただければと思っています。この機会だからこそぜひ、HP製品を利用していただきたいです。 |
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[HP Partner News 2012年1月17日号 特集記事]
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