社員の自主的な提案から、日本独自のプログラムが誕生しました。

日本ヒューレット・パッカード(HPE)が成長し続けるために、最も大切なのが、社員一人ひとりの能力向上です。そこでHPEでは、グローバルで行っている共通の人財育成プログラムに加え、英語力の向上など日本独自のプログラムも数多く実施しています。
こうしたなか、新たなプロセスを経て誕生した日本独自の人財育成プログラムが、「エバンジェリスト・プログラム」「OneHPEアーキテクト・プログラム」「輝き(次世代マネージャー育成支援プログラム)」です。この3つが生まれるきっかけになったのは、4名の社員が発起人となって自主的に発足した「さきがけプロジェクト」からボトムアップで提案された、次のような内容でした。

  • 「市場やお客様に、より付加価値の高い提案やソリューションを創造する力を強化したい」
  • 「変化が激しい環境の中でも、将来に向けて魅力あるキャリアプランを明確に描くことができ、社員が会社に対して、より誇りを持てる環境を作り出したい」
  • 「HPEの戦略・戦術実行の重要な役割を担う優秀なマネージャーを育成するため、就任前の教育を充実したい」

この内容は、経営チームが人財育成と組織活性化の観点で認識していた課題と一致したことから、いち早く実施に向けた取り組みに着手。2014年から運用を開始しました。
日本ヒューレット・パッカードではこの3つのプログラムにより、市場の激しい変化にも柔軟に対応してお客様と社員の満足を実現し、前向きな姿勢で次々に成果を生み出す人財を育成しています。

また、エバンジェリストプログラムの施策の1つに、海外派遣プログラムのアストロノーツがあります。

全社員を対象とした公募で選抜された社員には、「宇宙飛行士(Astronaut)」としてHPEの海外支社に短期で行ってもらい、様々な経験を積んでもらいます。


「エバンジェリスト・
プログラム」
(実施期間:1年)

「OneHPEアーキテクト・
プログラム」
(実施期間:1年)

「輝き(次世代マネージャー
育成支援プログラム)」
(実施期間:1年)

「アストロノーツ・
海外派遣プログラム」
(実施期間:1年)

ヒューレット・パッカード・エンタープライズでは、各国に技術の顔となるエバンジェリスト(伝道師)がいます。そこで日本でも、日本のお客様に、日本語でHPEの様々な最先端テクノロジーを語れるエバンジェリストを育成します。
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お客様のビジネス動向、関連市場のITトレンド、HPEの各種製品やサービスを把握。お客様のCEOやCIOの相談相手となり、最適なITソリューションでお客様の課題解決にあたるOneHPEアーキテクトを育成します。

ビジネスの最前線で企業戦略を的確に推進できるスキルとノウハウを習得した、輝く次世代マネージャーを育成します。マネージャーになった時、即戦力として活躍する姿を見せることで、後に続く社員のモチベーション向上にも貢献します。
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全社員を対象とした海外派遣プロジェクト。選ばれた社員には製品・サービスの開発拠点へ行ってもらい、自社製品やソリューションをより多くの社員が愛せるようその体験を通して得た技術と「生きた想い」を社内外に発信してもらいます。
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「さきがけプロジェクト」発起メンバー 

社員と会社トップの距離が近いから
提案をストレートに伝え、
実現することができました。
塩見 哲蔵 サポートデリバリ統括本部 戦略室

建築学科卒。1999年入社。父親が情報通信系の技術者だったことからITに興味を持ち、唯一受けたIT企業が日本ヒューレット・パッカードだった。IT系の知識は全くなかったため、入社後の研修でゼロから習得。研修プログラムの充実度を実感した。

理想のリーダー像に刺激を受けた4名が結集

「さきがけプロジェクト」誕生の発端になったのは、2012年10月に、あるべきリーダー像を話し合うリーダーシップワークショップに参加したことでした。その内容に刺激され、「新たなリーダーをめざして、すぐに何か変革を起こしたい!」という想いに駆られた時、企画推進として同じ想いの人がほかにも。声をかけ合い、意気投合した4名でディスカッションを重ねて行き着いたのが、「組織横断プロジェクトを結成して変革をリードしよう!」というものでした。
それから1カ月間、プロジェクトの概要設計に着手。「異なる組織・役割・責任を持つ社員が、事業部を超えたチームを編成し、リアルな経営課題の解決に取り組む活動を展開したい」という方針が決定した時、私たちの想いを人事に伝えると、社長と役員で構成される経営チームにプレゼンテーションできる機会を設けてくれました。
そして12月、4名の熱い想いを経営チームにプレゼン。すると、プロジェクトの趣旨に賛同してもらい、活動が承認され、「さきがけプロジェクト」として活動することになったのです。

呼びかけに応えた総勢50名がプロジェクトに合流

2013年2月、プロジェクトへの参加を社内に呼びかけると、約50名が手を挙げ、プロジェクトに合流。2回のワークショップを経た5月、経営チームに6つのテーマを提言しました。そして、具体化へ進むことになったのが、「エバンジェリスト」「OneHPEアーキテクト」「輝き(次世代マネージャー育成支援)」という3つのプログラムです。
2014年から実際の運用が開始され、その活動や成果を見てみると、日本ヒューレット・パッカードの魅力を高める施策になっていると感じています。このプログラムから、日本ヒューレット・パッカードの変革をリードし、新たな成長へと導いてくれる人財が数多く育ってくれることを楽しみにしています。

社員のアピールに応えてくれる、ベンチャー気質がある

今回のプロジェクトを通じて、社員と社長・役員の距離が本当に近く、社員の提案を真正面から受けとめてくれることを、改めて実感しました。
また、3つのプログラムを提案したチームのリーダーは、強力なエネルギーでチームをドライブしていたのが印象的で、新しい動きを生み出すリーダーに必要な資質を、改めて学ぶことができました。
このプロジェクトを経験したのち、私は所属部門の戦略室へ異動。ビジネスを成長させ、サポートデリバリによってお客様を支える新たな戦略や、ワークスタイルの変革を推進する企画立案を担当することになりました。とても難しい業務ですが、3プログラムを実現させたチームリーダーに負けないエネルギーを注ぎ込み、成果を導き出そうとしています。
今回、私たちが取り組んだように、やりたいことがある人は、ぜひアピールしてほしいと思います。日本ヒューレット・パッカードは大きな会社ですが、社長も明言しているように、ベンチャー気質のある会社です。新しい何かを生み出す活動が、次々に生まれることを期待しています。それもまた、会社をリードする人財を育成する活動のひとつなのです。

 

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