Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス サポート & ドライバー ソリューション ご購入方法
≫ お問い合わせ

ソリューション  >  大企業向け

パフォーマンステストの精度向上と工数削減を求めて
HP LoadRunner softwareを導入

ヤマハ株式会社

導入事例

ヤマハ株式会社
日本ヒューレット・パッカードサイトマップ
コンテンツに進む

SAP R/3をベースとした基幹システムの安定したレスポンスを確保

ヤマハは基幹業務システムの強化のため、2002年12月よりSAP R/3を導入。さまざまな業務や事業部門への適用ならびにアドオン開発を順次進めてきた。そうした中で浮上してきた、サービスレベル低下の問題に対応するために導入したのが、負荷・性能検証ツールHP LoadRunner softwareである。本番稼動前に実環境に近い形でパフォーマンステストを実施することで、ユーザ業務に支障をきたさないレスポンスの確保を実現した。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
PDF(278KB)
YAMAHA

目的

アプローチ

SAP R/3をベースに構築した基幹業務システムについて、想定したサービスレベル(レスポンス)を維持
さまざまなアドオン開発が並行して進められる中で、パフォーマンステストの体制を強化
人海戦術に頼っていたパフォーマンステストを標準化、自動化、省力化
実環境に近い形のパフォーマンステストを実施
上記を実現するための負荷・性能検証ツールとしてHP LoadRunner softwareを活用

システムの効果

ビジネスへの効果

業務標準シナリオを整備することで、ユーザの動員が不要になり、パフォーマンステストの工数が削減
実運用に近い高精度のテスト結果が提示された
パフォーマンステストを繰り返し実行することで効果的なチューニングができた
本番稼動後に発生するパフォーマンスに起因した障害の発生率が格段に改善
運用プラットフォームの最適なサイジングが可能になった結果、ハードウェアへの投資コストが大幅に削減

お客様背景

人海戦術によるテストの限界に直面

情報システム部 情報システムサポートセンター システム運用・開発グループ マネジャー 太田 久仁昭 氏
情報システム部
情報システムサポートセンター
システム運用・開発グループ
マネジャー
太田 久仁昭 氏
情報システム部 情報システムサポートセンター システム運用・開発グループ 主任 小山 雄介 氏
情報システム部
情報システムサポートセンター
システム運用・開発グループ
主任
小山 雄介 氏
音・音楽・ネットワーク関連技術を基盤として、楽器、音響機器、音楽ソフト、AV・IT・半導体をはじめとする各種デバイス等の分野で事業展開をするヤマハは、この事業領域を「The Sound Company」領域と再定義を行い、経営資源の積極的かつ集中的な投入を実施し、持続的な成長を目指している。

こうした革新を支えるIT基盤として、ヤマハは2002年12月より順次SAP R/3を導入し、基幹システムの刷新および強化に取り組んできた。

ところが、その過程において重大な問題が発生した。最初に導入したSAP R/3のモジュールが稼動を開始してから約半年を経過した頃からパフォーマンス問題が多発し始め、業務に支障が生じるようになってきたのだ。

同社の情報システム部情報システムサポートセンターシステム運用・開発グループのマネジャーを努める太田久仁昭氏は、「原因はアドオン開発したプログラムの品質にあったのですが、事前にパフォーマンステストやチューニングを十分に実施できていなかったことが、その後の対処をより困難にさせてしまいました」と、当時を振り返る。

これを教訓としてヤマハは、プロジェクトの本番化前の必須項目としてパフォーマンステストを位置づけ、その実施体制を強化してきた。

ただ、そうはいってもパフォーマンステストは容易な作業ではない。ヤマハでは当初、SAPの標準テストツール(CATT)を用いてパフォーマンステストを行ったのだが、「照会画面の自動テストができない」「画面操作は常に人の手でやる必要がある」といった限界に直面。人海戦術によるパフォーマンステストに多大な工数と時間、コストを要してしまったのである。

そうした中、ヤマハが日頃からさまざまなソフトウェア・ツールの販売・サポートを受けているアシストが提案したのが、負荷・性能検証ツールHP LoadRunner softwareだった。

「最小限のリソース(テスト要員、テスト実行端末など)で本番環境を想定したパフォーマンステストが可能であり、リリースまでの期間を大幅に短縮できるなどの効果に着目。R/3のアドオン開発要員を確保しつつテスト体制を整えることができ、加えて、本番稼動後のユーザ業務に支障をきたさないシステム品質レベル(レスポンス)の確保にも大きく貢献すると判断し、HP LaodRunner softwareの導入を決定しました」と太田氏は語る。

SAP LoadRunner ライフサイクル
画像の拡大表示 このリンクをクリックすると、新しいウィンドウが開きます

ソリューション

綿密な標準シナリオの作成がパフォーマンステスト成功の鍵

HP LoadRunner softwareの導入から約5年が経過した2008年3月現在においても、ヤマハにおけるSAP R/3導入プロジェクトは継続中にあり、適用業務の拡大および新規アドオン開発、ハードウェア・プラットフォームのリプレースなどが進められている。また、そうした中でHP LoadRunner softwareは深くプロジェクトに浸透し、日常的に使われるようになった。

同グループの主任としてパフォーマンステストを担当する小山雄介氏は、「SAP R/3の適用業務において想定される範囲内の負荷(ボリューム/ストレス)をかけた上で、オンライン処理プログラムおよびバッチ処理プログラムが、業務要件やシステム要件をもとに事前に定義された時間内で処理可能かどうかをテストします」と、その作業の概要を説明する。

現在、このテスト結果は、本番稼動後の実際のサービスレベルとほとんどギャップのない高精度を得られている。

小山氏は、「ユーザに対してシステムの利用状況を事前に詳しくヒアリングし、アドオン開発者とも知恵を出し合いながら、業務標準シナリオの作成に臨んでいます。より実環境に近い条件でアプリケーションやインフラに対してパフォーマンステストを行うことが、何よりも重要です」と語るとともに、「HP LoadRunner softwareの信頼性には非常に満足しています」と高く評価する。

さらに小山氏は、標準業務シナリオに沿って作成されたスクリプト(アプリケーションの操作手順)は、簡単に再利用ができる点にも注目。

「テスト担当者のみで実際の操作を再現でき、繰り返しテストを行う場合でもユーザの手を煩わせることはありません。こうした工数削減を達成できたことも、HP LoadRunner softwareの大きな導入効果です」と語る。


効果と今後の展望

SAP ERPへのバージョンアップにもHP LoadRunner softwareを積極的に活用

SAP R/3導入にあたっては、ハイパフォーマンスなハードウェアを投入することで障害を防ぐという選択もあったのではないだろうか。

「我々は、ハードウェアに頼ることはできるだけしたくないんです。それは最後の手段にとっておきたい。初めからハイエンドなハードウェアを使うと、もう次に打てる手がなくなってしまう。だからこそ、パフォーマンステストをしっかりと行うことが重要なのです」と、太田氏は力を込める。

HP LoadRunner softwareを用いて徹底したパフォーマンステストを実施することで、サーバやストレージなどの運用プラットフォームの最適なサイジングが可能となり、その結果としてハードウェアの導入コストや運用コストを大幅に削減できたわけだ。

「カットオーバー後に起こる、パフォーマンスによる障害の発生率がぐっと下がりましたね」(太田氏)

ヤマハでは、こうした成果ならびに5年間にわたって培ってきたパフォーマンステストのノウハウを、今後控えているSAP R/3からSAP ERPへのバージョンアップにともなうITインフラのキャパシティプランニングやサイジングにも応用していくという。例えば、64ビット化およびUnicode環境への対応、データベースのアップグレード、アドオン稼動検証などに、HP LoadRunner softwareを活用していく予定だ。

HP LoadRunner softwareの導入をサポートしてきたアシストの中日本支社営業部の釋迦堂亨氏も、「ヤマハ様へHP LoadRunner software を提案させて頂くにあたって、アシストではPOC(Proof Of Concept)と呼ぶ動作確認を通じて、SAP固有の初期設定やスクリプト作成方法の調査を繰り返し行ってきました。このPOC時に蓄積したノウハウが、現在のヤマハ様のサポートにも活用されており、今後もヤマハ様の高度な要求に応えるべく、緊密かつスピーディな連携を図っていきます」と、積極的にサポートしていく意向を示す。

終わることのない改善と刷新を繰り返しながら進化していくヤマハの基幹業務システムにおいて、HP LoadRunner softwareはますます重要度を高めているのである。


会社概要

ヤマハ株式会社
所在地: 静岡県浜松市中区中沢町10番1号
代表取締役社長: 梅村 充
資本金: 285億34百万円 (2007年3月31日現在)
売上高: 5,503億61百万円 (2007年3月期連結)
従業員数: 25,992人(内 臨時従業員年間平均雇用人員 6,081人) 2007年3月期
設立: 1897年10月12日(創業1887年)
事業内容: 楽器事業(楽器・音楽普及事業)
AV・IT事業(オーディオ機器 情報通信機器)
電子機器・電子金属事業(半導体 特殊合金)
リビング事業(キッチン バス等住宅設備機器)
レクリェーション事業(リゾート施設の運営)
その他事業(ゴルフ用品 自動車用内装部品 FA機器 金型・部品等)
URL: http://www.yamaha.co.jp/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 製造
  HP LoadRunner softwareSAP R/3

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡