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ストリーミングコンテンツ配信用
ストレージシステム導入事例

ヤフー株式会社

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映像サービス強化のためにストレージ基盤を再構築

よりリッチなコンテンツをより快適に。わが国最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」が新たな挑戦をはじめた。映画やアーティストのプロモーション・ビデオや芸能会見などサイト内の映像コンテンツを膨大な数のサイト利用者に対して安定して配信するために、ストレージ基盤を一新。仮想化ディスクアレイシステムHP Virtual Arrayを中核としたネットワーク・ストレージシステムを構築した。先進のストレージ基盤が実現したのは、ストリーミング高速配信と増え続けるコンテンツの効率的な管理、そして将来への拡張性である。メディアリッチな情報提供の基盤を手にしたYahoo! JAPANの快進撃は続く。

事例キーワード

製品: HP StorageWorks / HP VirtualArray
業種: サービスプロバイダ
ソリューション: ストレージ
ビジネスの背景
システムの構築
今後の展望
会社概要
PDF(1.04MB)
ヤフー株式会社

ビジネスの背景

膨大なユーザーに安定した映像配信を課題は増え続けるコンテンツの管理

今井 彰 氏
  ヤフー株式会社
システム統括部
ブロードキャスト技術リーダー
今井 彰 氏
一日、約5億ページビュー、3,000万人が訪れるYahoo! JAPAN。日本のインターネット・ユーザーの9割が利用する文字通りNo.1のポータルサイトである。そのサービスは、インターネット上のサイト情報から最新ニュースの提供、ショッピング、オークション、携帯電話向けのコンテンツ提供まで、多彩な領域を網羅する。Yahoo! JAPANは、これらのビジネス・モデルを開拓し、リードしてきたビジネス・リーダーでもある。

そのYahoo! JAPANが、映像サービスを強化するという。目的は何か。ヤフー株式会社システム統括部ブロードキャスト技術リーダー今井彰氏に伺った。

「ユーザーの快適性です。すべてのYahoo! JAPANユーザーに、テキストや静止画像と同じように映像を快適にご覧いただける環境を用意したかったのです。」
めざしたのは、途切れたり待たされたりすることなく、動画が楽しめる高いサービス・レベル。ニュースやショッピングなど、Yahoo! JAPANが提供するすべてのサービスにおいて、高品位な映像サービスが当たり前のように利用できるようになるという。いわばサイトの基本インフラとしての映像サービスである。しかし、その実現には大きな課題が残されていた。

「従来のコンテンツ管理の方法では、膨大なアクセスと増大するコンテンツ数に応えきれなくなることは明らかでした。」
最大の課題は、映像コンテンツを管理するストレージのしくみだった。Yahoo! JAPANでは、従来、一般的な映像配信サイトと同様に配信用の映像データを配信サーバ内のディスクに蓄積していた。他サイトと違うのは、アクセス数。3,000万ユーザーのごく一部のアクセスでも、配信サーバには膨大な負荷がかかる。1台のサーバが受けられるリクエスト数には限界があるため、サービス・レベルを確保するためにはサーバを増設するしかない。だが、それも根本的な問題解決にはつながらない。

「管理コストが跳ね上がるのです。」
サイト全体の数万にも及ぶ映像コンテンツを配信するためには、数百台単位の配信サーバが必要になる。サーバが増えれば、そこに蓄積された映像コンテンツの更新作業の負荷も加速度的に増していく。将来にわたる基本インフラとしての映像サービスを考えたとき、これはもはや現実的な方法ではなかった。今井氏は大きな決断をする。

「ネットワーク・ストレージシステムの導入です。」
共有のディスクストレージを置き、そこからストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)を介して、各配信サーバにデータを配信する。この方式なら、リクエストが増えた場合は配信サーバを増強すればいいし、コンテンツの管理も一元化できる。ストレージ容量を最大限に利用できるから、システム投資の無駄もない。2002年11月にプロジェクトがスタート。ストレージシステムとして選ばれたのは、HP Virtual Arrayのハイエンドモデル7410だった。

システムの構築

圧倒的なパフォーマンスとWindowsとの親和性
Yahoo! JAPANの期待に応えたHP Virtual Array

HP Virtual Array採用の理由は、いくつかあった。

「一つは、実際のコンテンツ配信における優れたパフォーマンスです。」
カタログスペックでは実際の性能は分からない。とくに同一のコンテンツに対する同時アクセスが頻繁に発生するようなケースでは、ディスクのI/O速度がネックになって、理論上の性能が得られないことが多いのだ。リアルなパフォーマンスを求めるYahoo! JAPANに対して、HPの対応は早かった。2週間かけて運用システムと同じボリュームのコンテンツを用意。ベンチマークテストによって、その性能を数値で証明したのである。ディスクアレイに実装した仮想化技術により、複数のディスクに自動的に分散されたデータにアクセスするため、多重アクセス時でも個別のディスクに処理が集中しない。I/O速度がボトルネックになることはなかったのである。

「もうひとつは、Windowsとの親和性です。」
Yahoo! JAPANは、今回のシステムの中核となるストリーミング技術としてWindows Mediaの採用を考えていた。ストレージシステムにもWindows MediaおよびWindows OSとの親和性が必須だった。SAN用のファイバチャネルボードから、ソフトウェアのドライバまで、Windowsに対応したシステムを提示したベンダー。それが、HPだったのである。

2003年4月のサービス開始に向けてシステム構築が始まった。

図:JR西日本SAP R/3システム概要図
  図:HP Virtual Arrayを活用した新システム概要図
[拡大画像を表示]
システム構築においてYahoo! JAPANが最も重視したのは、システム全体の信頼性と安定したサービス提供である。映像サービスはもはやサイトの基本インフラだ。サービスダウンはもちろんレスポンスの低下など、ユーザーの快適な閲覧を妨げる状況は許されない。この要求に対して、HPはディスクアレイを完全2重化することで応えた。万一の障害でも、一方のシステムだけで、最大負荷時のアクセスに耐えられるパフォーマンスを提供する。この2つのシステムをアクティブ−アクティブに運用することで、性能的にも大きな余裕が生まれた。さらに、ベストオブブリードのオープン技術も投入。SAN環境における高速ファイル共有をサポートする米ADIC社のミドルウェアStorNextFileSystemを採用することで、より一層のパフォーマンス向上を実現している。


今後の展望

新たなサービス創造と変化への対応、HPが支える映像サービスの明日

西村 奈津子 氏
  ヤフー株式会社
マーケティング部 広報
西村 奈津子 氏
新しい映像システムは、すでにこの4月から本格稼動している。Yahoo! ムービー、Yahoo! ミュージックで行っている音楽、映像配信をご覧になった方も多いだろう。残念ながらユーザーからは背景にあるしくみは見えないが、一新されたストレージ基盤がこれらのサービスを支えているのである。この革新は今後のYahoo! JAPANにどのような可能性をもたらすのだろうか。マーケティング部広報 西村奈津子氏にお伺いしよう。

「例えば、有料コンテンツの拡充です。」
有料コンテンツも、高信頼のサービス基盤さえあれば安心して提供できる。従来の映画やアニメのようにそれ自体を楽しむコンテンツだけではなく、データや検索機能と組み合わせた有料サービスも今後伸びていくだろうと西村氏は語る。さらに夏以降には、新しいタイプのコンテンツの配信も予定されている。

「詳細はまだお話しできませんが、質も量もいままでのネット配信の常識では考えられないリッチなコンテンツです。ご期待ください。」
この企画も今回のシステム導入によって、初めて可能になったという。加速する映像サービスの拡大に応じて、早くもストレージ容量の拡張も予定されている。今井氏は、このような変化へのスピーディな対応が重要だと語る。

「求められるコンテンツも、それに必要な技術も変わっていく。ストリーミングの世界では走りながら次の戦略を考えていかなくてはならないのです。」
そのときに重要なのは、ハードウェアだけではない。システム全体のパフォーマンス、信頼性についてのコンサルティングから、日常のサポートまでワンストップで提供するITパートナーの存在が不可欠だという。

「私たちが本当に注力したいのはお客さまに喜ばれるサービスです。そのためには、システムは接続するだけで使えるようなものであってもらいたい。この理想にいちばん近かったのがHPのソリューションです。今後も、ITシステム全体の価値を最大化するためのパートナーとして期待しています。」

ストレージのユーティリティ化を実現するHPのストレージビジョン「ENSAextended」。その実践例がここにある。


ヤフー株式会社 会社概要

所在地: 〒106-6182 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
取締役社長: 井上 雅博
資本金: 60億7,600万円
設立: 1996年1月
事業概要: インターネット上の広告事業、ブロードバンド関連事業、オークション事業、その他の事業
URL: http://www.yahoo.co.jp/

  本ページに記載されている情報は2003年9月時点のものになります。
閲覧される時点で変更されている可能性がありますので、予めご了承下さい。
 
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