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HP、Cisco Systems、CARDIAC、21世紀のデジタル・ホスピタル向けソリューション・セットを提供

本海外導入事例はヒューレット・パッカード社(本社:カリフォルニア州パロアルト市)が2006年2月13日(米国時間)に発表したニュースリリースを要約した日本語版です。

本日、HP、Cisco Systems、CARDIACは、医療機関によるリソース活用を最大限に高め、オペレーションを合理化し、患者に対するケアとサービスの質の大幅な改善を可能とする統合医療ソリューション・セットを発表しました。
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この三社は、医療分野における各社の戦略と主要製品を統合し、ソリューション・セットを市場に送り出しています。ソリューション・セットは、CiscoのMedical-Grade NetworkフレームワークとCARDIACのIntegrated Hospitalを包括的なHP Digital Hospital Infrastructure(DHI)プログラムの中に組み入れ、HP DHIソリューション・スイートの要素を統合したものです。

この統合型ソリューションは、以下の点に関して医療専門家をサポートします:

  • 高い安全性を確保しながら迅速に患者情報を共有することにより、迅速かつ効果的な診断と治療を実現する
  • 無線の使用により、携帯型機器と重要な資産を管理する
  • 患者および職員とリアルタイムの無線通信を行うことにより、より迅速な対応を実現する
  • 遠隔から迅速かつ正確に患者モニタリングを行う
  • 患者に対し効果的なケアを行うため、より効率性の高い協調体制を組む

HPはシステム・インテグレータとして機能し、全般的なプロジェクト管理、システム・アーキテクチャの設計、CARDIAC IMATISミドルウェアとの統合、セキュリティ、ネットワークとオープン・ローミングの実装を担当する予定です。サーバ、ストレージ、アーカイビング、PCおよびPDAなどの基礎となるインフラストラクチャの提供に加え、トレーニング、サポートおよびモニタリングもHPが担当する重要分野となると考えられます。

この新たなソリューション・セットは、HPのDigital Hospital Infrastructure構想の重要な要素となります。HP Digital Hospital Infrastructureとは、変化を続ける医療情報技術を支援するために必要とされる敏捷性と適応性を実現するインフラストラクチャ・ソリューションを病院に提供するというプログラムです。

Ciscoは、ナースコール/患者モニタリング/位置検出サービス/共同ケアを実現するCisco Clinical Connection Suiteの枠組みの中で、音声/映像/データ・アプリケーションをサポートする単一集中型インテリジェント・ネットワークを提供します。

CARDIACは、IMATICミドルウェア・ソリューションに基づき、ナースコールの統合、患者向け端末、医療機器の統合、アラート管理、病棟勤務員の通信、および資産管理を担当する予定です。


変化する医療

ヨーロッパ中の病院が、コスト削減、効率性の向上、より高い説明責任というニーズに直面している現在、ICTは、患者を重視した安全で効果的なケアの推進において重要な役割を担うことが可能です。従来、医療分野におけるICTへの資本支出は全般的に低いものでしたが、現在ではヨーロッパ全土の病院がデジタル・ホスピタルへの移行に向け投資を拡大しています。ECは、2010年までに医療関連の国家予算の5パーセントが電子医療システムおよびサービスに投資されることになるだろうと予測しています。注 1

医療ICT分野における長年の経験を統合して開発された最高クラスのソリューション。HP、CiscoおよびCARDIACの協力により、このようなソリューションがパッケージ化されたことで、21世紀のニーズに対応する病院の「デジタル化」は、より容易に進むことになるでしょう。


ノルウェー St. Olav's Hospitalにおける実例

ノルウェーのトロンハイムにあるSt Olav's Hospitalは、技術面と革新性においてヨーロッパで最も優れた病院の1つです。この病院のビジョンの中核には、効率性を高め、医療専門家間のコミュニケーションを向上させることにより、患者へのケアをさらに改善するという目標があります。この目標の達成に必須の要素は、障害からの回復機能を持ち、安全で、しかも新たに利用が可能となったアプリケーションや機器をただちにサポートできるインフラストラクチャの構築です。

ノルウェーをリードするサービスプロバイダ、Telenorの主導の下で、HP、CiscoおよびCARDIACはSt Olavのビジョンの実現に向けて、すでに連携を開始しています。プロジェクトの大部分では、患者の状態に関してPDA/PC/IP電話を介し看護師が直接アラートを受信する患者モニタリング・アプリケーションであるナースコールに重点が置かれています。看護師と臨床スタッフは、どこにいても患者や他のスタッフと直接コミュニケーションを取ることができます。患者が別の病棟や別の病院に移動した場合でも、PDAで履歴を簡単に確認できるため、これまでのように看護師が口頭で患者の状況に関するブリーフィングを行う必要はなくなります。

病院開発プロジェクトで広報マネージャーを務めるArve-Olav Solumsmo氏は、次のように述べています。 「近代的な医療コミュニケーションの利点をさらに開拓するため、私たちは今後数十年にわたり病院ICTインフラストラクチャを構築してゆきます。私たちの技術サプライヤは、単に現時点で最先端であるだけではなく、将来的にも最先端でなければなりません。」

病院の新たなコミュニケーション・インフラストラクチャは、CiscoのMedical-Grade Network技術に基づいています。このシステムでは、高速で完全な冗長性を備えたIPインフラストラクチャ、11棟を動き回る臨床スタッフを網羅できるセキュアな無線通信、包括的なIPテレフォニー・ソリューションが提供されます。

HPは、ICTソリューション・アーキテクチャ、包括的なテストおよび品質保証に対する責任を引き受けることになります。HPは、サーバやPCなどの技術を提供するほか、プロジェクト管理、ソリューション・アーキテクチャ設計、カスタマイズされたセキュリティ・ソリューション、テストおよび品質保証、ネットワークおよびオープン・ローミングの実装も担当します。

HPは、Cisco Medical-Grade Network上の無線アクセス・ポイントを利用し、検査結果やリクエストを送受信するエンド・ポイントとして、HP製のハンドヘルドMedical Data Assistant (MDA)を統合する予定です。これにより、医療スタッフは、病棟での作業中でも患者の病歴などの重要な情報にリアルタイムでアクセスすることが可能になります。MDAには、電話としての機能もフル装備される予定です。

無線ネットワークにより、医師のタブレットおよびノート型パソコンの画面にX線写真や他の重要データを患者の病床で表示できるコンピュータ機能も提供される予定です。

さらに、CARDIACは、IMATICミドルウェア・ソリューションに基づき、ナースコールの統合、患者向け端末、医療機器の統合、アラート管理、病棟勤務員の通信および資産管理を担当することになります。また、CARDIACはベッドサイド端末の実装と統合も管理する予定です。ベッドサイド端末は、スタッフに臨床アプリケーションを提供するだけでなく、患者にエンターテイメントを提供することにもなります。このエンターテイメント・ソリューションにより、患者はIPベースのラジオ、テレビ、電話が利用できるようになるのです。


新たな医療革命

今後の医療革命に関わるのは、医学だけではありません。安全で効率的な患者中心のケアを推進するためには、情報配信技術の活用も重要です。

HP EMEAの公共部門担当副社長を務めるIngo Juraske氏は、次のように述べています。 「私たちの強みを統合した情報技術を活用することで、病院がその潜在力を発揮し21世紀型の病院へと変貌を遂げるための支援を行うことができると考えています。今回の協力体制は、病院環境全体における統合状態の改善というニーズに焦点を当てた、エンド・ツー・エンドの完全なDigital Hospital InfrastructureというHPの医療関連ビジョンの重要な要素のひとつです。DHI導入の第一のステップは、医療画像の長期的かつ統合的な保管でした。」

Cisco Systems Europe and the Emerging Marketsの公共部門担当副社長を務めるYvon Le Roux氏は、次のように述べています。「これまでのICTソリューションは、臨床ワークフローに適切に対処していませんでした。その改善には大きなニーズがあります。今回のソリューションは、Cisco Medical-Grade Networkをコミュニケーション・プラットフォームとして利用することにより、コミュニケーション・プロセスを簡素化かつ迅速化し、患者の診断方法、モニタリング方法、および治療方法を改善するとともに、病院の患者に対するケアの改善とコスト削減にもつなげることで、世界中の病院を支援するものです。」

「患者の安全と患者へのサービスを改善するには、情報のそれぞれの要素を即座に、しかも信頼性の高い方法で提供する必要があります。病院の医療システムと機器を統合し、堅固かつ迅速なコミュニケーション・システムを提供することで、現状を打破することができ、安全かつ効率的な病院運営が可能になると考えています」とCARDIAC最高医療部門責任者を務める医学博士Kjell Borthene氏は述べています。

原文ニュースリリース (英語)

注1:  EU - ヨーロッパの医療戦略:「e-health(電子医療):ヨーロッパ市民のための医療改善:ヨーロッパe-health分野のためのアクションプラン」2004年4月30日刊行

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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