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金融システム導入事例

株式会社 UFJ銀行

導入事例

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既存UNIX環境から機能を切り出し
リスク計算システムにブレード型Linuxサーバを採用

現場の「より早く」というニーズに応え、柔軟性と拡張性、そして信頼性も併せ持つようなシステムを目指しブレード型Linuxサーバを採用したリスク計算システムが、2004年5月から株式会社UFJ銀行で全面稼働した。今回のシステム構築 に携わった、UFJIS株式会社 資金証券システム部プロジェクトリーダー 割田昭一氏、同市場国際・情報基盤システム部プロジェクトリーダー 板倉和宏氏、同資金証券システム部 稲波勝彦氏に、システム構築の様子を語っていただいた。

  お客様のビジネス概要
と課題
お客様のチャレンジ
  HPのソリューション
  ビジネスベネフィット
  会社概要
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UFJ銀行

事例キーワード

 
業種: 金融
ソリューション: 金融ソリューション
製品: HP ProLiant / HP ProLiant BL
OS: Linux
 

お客様のビジネス概要と課題

リスク計算のためのレスポンスアップのために既存システムをアップ

UFJIS株式会社 資金証券システム部 プロジェクトリーダー 割田昭一 氏
UFJIS株式会社
資金証券システム部
プロジェクトリーダー
割田昭一 氏
今回、従来からUNIX機上で稼動している「リスク計算システム」に、日本のHPのブレードLinuxサーバを増強した。その背景と構築のポイントは次のとおり。
  1. これまでは、UNIX機を使って「リスク計算」を行っていたが、取引明細増加に伴い、従来での処理能力では追いつかない状況となった。
  2. 市場リスクを算出する評価モデルの高度化も悩みのひとつだった。より収益性の高い新商品を開発するたびに、より計算負荷が大きい評価モデルに対応する必要があった。
  3. その結果、導入当初のレスポンスを維持するためには、システムの増強が必要となったため、現行のUNIX機を増強するか、低コストで大量CPUを利用できるx86サーバのLinux機を導入するかという検討を行った。
これらの課題を解決する「リスク計算システム」の増強ポイントは、以下のとおり。
  • 大量のデータを扱える計算機能を有する
  • 投資コストを抑えたい
  • 既存のUNIX機と併用ができる

お客様のチャレンジ

Linux機への積極的な挑戦を実現した
リスク計算システム増強プロジェクト

UFJIS株式会社 市場国際・情報基盤システム部 プロジェクトリーダー 板倉和宏 氏
UFJIS株式会社
市場国際・情報基盤システム部
プロジェクトリーダー
板倉和宏 氏
2003年4月、「リスク計算システム」の増強プロジェクトがスタート。システムの設計・開発はUFJISの資金証券システム部(業務アプリケーションの開発)と市場国際・情報基盤システム部(インフラの観点からの機器選定及び設計)が担当。

UFJ銀行のシステム戦略は、「Linuxへの積極的な挑戦」「よりフレキシブルでオープンなシステム」がコンセプトであったこともあり、オープンソフトの基本ソフト・Linuxを使ったシステムが第一候補となった。

その際課題となったのが、「UNIX機でリスク計算に使用していたアプリケーションがLinux対応できるのか」という点だった。同時に、「費用対効果に満足することができるのか」とういう課題もあった。しかし、このような不安も、日本ヒューレット・パッカードのパートナー企業であり既存システムをSIを担当している株式会社電通国際情報サービスなどの全面協力により、満足のいくパフォーマンスを実現できたことで不安を一掃できた。

2003年12月、正式にLinuxの採用を決定し、その後、さまざまなベンチマークテストを実機で行った。この段階でx86サーバの数倍の性能を発揮でき、拡張性も高く、運用効率もよい、その上並列処理も可能なブレードサーバが候補にあがった。

先進的なシステム導入にあたり慎重に検討した結果、ICPUあたりのクロック数が従来の約4倍の処理能力があり、既存UNIX機や周辺機器、ネットワークとの親和性が高く、ブレードサーバという新しい技術にチャレンジしてい日本ヒューレット・パッカードの採用を決定した。採用理由は以下のとおり。
  • Linuxとの併用によるシステムパフォーマンス強化
  • ブレードサーバ採用により、スケールアウト方式による拡張性の容易性
  • 計算処理スピード向上への期待
  • 安価な初期投資費用
  • 日本ヒューレット・パッカードの最新技術への取り組み

HPのソリューション

ブレードサーバを追加するだけで迅速な拡張ができるシステムの構築

 

ProLiant BL20pサーバ
ProLiant BL20pサーバ
従来は、8CPUのUNIX機を3台接続する構成でしたが、今回のシステムは52ブレードサーバで、1ブレードサーバ当たり2CPUを搭載し、合計104CPUで構成した。

この段階では、多少課題が残ったものの、、重大な支障となるものはほとんどなく、またベンダーなどの対応が迅速に行われたことから、ほとんど問題もなかった。

運用管理システムも、Linux対応のものは用意したが、従来のUNIX機で使っていた運用管理システムとの親和性も高く、その店ではLinuxは柔軟性が高いと改めて認識した。システムの特徴をまとめると以下の4点となる。
  • 計算能力が飛躍的に向上
  • 並列分断処理が可能となり、処理能力の向上に加え、稼動リスクの分散
  • ブレードサーバを追加するだけという迅速なシステム拡張の容易性を確保
  • UNIXとLinuxの親和性の高さ

ビジネスベネフィット

計算能力は約20倍を実現しレスポンスを大幅に向上

UFJIS株式会社 資金証券システム部 稲波勝彦 氏
UFJIS株式会社
資金証券システム部
稲波勝彦 氏
クロック数でいえば、従来のUNIX機は750MHzだったものが、ブレードサーバでは、3.2GHz、1CPU当たりで約4倍速となった。さらに、アプリケーションのロジックを変更し、現行の処理を5分割して並列処理により計算させることで約5倍の性能アップとなり、計算能力は約20倍を実現、レスポンスが非常によくなった。

例えば、従来は市場リスクの計算に2〜3時間掛かっていたものが20〜30分。20〜30分だったものが、数分で終わるようになった。導入後の評価でも、ユーザー部門からは非常に「計算能力が早くなった」と喜ばれている。さらに、稼動状況も安定しており、運用負担の増加もない。今後、より高い要求が出てくることが考えられるが、これらの要求にも柔軟に対応できる基盤を構築できたと考えている。

データ量や取引量が飛躍的に増加しても、ブレードサーバの増加と処理の分割数のパラメータ変更だけで対応できるとわかったことから、開発や運用が容易になった。ブレードサーバの応用の範囲としても、複雑な計算処理を必要とする金融工学分野のシステムには適しており評価でき、この分野における基盤に活用することは最適と考えている。

また、Linuxが今後グリッド・コンピューティングなどをはじめ、さらに新しい技術に取り組むことでシステムの活用範囲が広がることに期待している。

最後に、今回パートナーとなった日本ヒューレット・パッカードについて、ブレードLinuxサーバという新しい技術を提案してくれただけでなく、短期間で様々な対応が必要だった案件に対し、営業・SEが一丸となって大変な努力をしていただいたことに感謝している。日本ヒューレット・パッカードがアプリケーションなどの稼動・検証作業として提供しているコンピテンスセンターで十分な検証作業を実施することで喜怒哀楽をともにできたことも、この新システム構築の中でも一つのトピックスになった。



会社概要

株式会社UFJ銀行
所在地: 本店・名古屋本部
東京本部
大阪本部 
〒460-8660
〒100-8114
〒541-0044
名古屋市中区錦3-21-24
東京都千代田区大手町1-1-1
大阪市中央区伏見町3-5-6
頭取: 沖原隆宗
資本金: 8,435億円
従業員数: 16,911名
URL: http://www.ufjbank.co.jp/

  本ページに記載されている情報は2004年12月時点のものになります。
閲覧される時点で変更されている可能性がありますので、予めご了承下さい。
 
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