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敬愛大学が仮想化基盤を構築し教育情報システムを統合
PC教室のシンクライアント化も推進

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キヤノンITソリューションズが、サーバーからシンクライアントまで
オールHP製品によるシステム提案と構築・運用をサポート

「教育情報システムの基盤刷新によって、運用負荷とコストの削減、サービス継続性とデータ保全性の確保という目標は達成されました。次のチャレンジは、本システムを学生サービスと教育の質的向上に活かしていくことです」

敬愛大学 メディアセンター長
経済学部 教授
藤井 輝男 氏
チャレンジ
ソリューション
ベネフィット
会社概要
PDF(2.04MB)

目的

アプローチ

学生向けサービスを提供する「教育情報システム」の基盤刷新。用途やサービス単位で構築してきたシステムを全体最適の視点から見直し、導入・運用を含むトータルコストを削減する。同時に、クライアント環境の運用効率化を図り学生向けサービスを向上させる。
仮想化基盤を構築して複数の物理サーバーを統合。今後5年以上を見通した拡張性を確保し、対象となるシステムを順次移行可能に。また、ネットブート型シンクライアントシステムを採用しPC環境の運用管理を効率化。

ITの効果

ビジネスの効果

「HP ProLiant DL360p Gen8」サーバーおよび「HP P2000 G3 MSA」共有ストレージ、VMware vSphere 5を採用し仮想化基盤を構築
10数台の物理サーバーを3台に削減し保守費を低減
VMware HAおよびVMotionを活用して仮想サーバー環境のサービス継続性を強化
ネットブート型シンクライアントの採用によりOSやアプリケーションのイメージ更新が容易に
21.5インチ液晶一体型PC「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」を採用し配線をシンプル化
キヤノンITソリューションズが仮想化基盤システムの設計・構築・運用をトータルに支援
物理サーバー機器の削減による保守・運用コストの削減
クライアント環境の運用管理負荷を低減
システム運用管理に割かれていた時間とコストを学生サービスの充実に活用可能に


教育情報システムを仮想化基盤に移行

敬愛大学が「教育情報システム」の基盤を一新した。仮想化技術を採用してサーバー統合を実現するとともに、クライアント端末のシンクライアント化も実施。システムの運用管理負荷の低減とトータルコストの削減を達成した。システム刷新の設計・構築・運用までを全面的にサポートしたのは、キヤノンITソリューションズである。

チャレンジ

文武両道を目指し躍進を続ける伝統校
敬愛大学 メディアセンター長 経済学部 教授 藤井 輝男 氏
敬愛大学
メディアセンター長
経済学部 教授
藤井 輝男 氏
敬愛大学 経済学部 教授 森島 隆晴 氏
敬愛大学
経済学部 教授
森島 隆晴 氏
敬愛大学 メディアセンター 主幹 綱渕 隆哉 氏
敬愛大学
メディアセンター
主幹
綱渕 隆哉 氏

千葉県千葉市稲毛区にキャンパスを置く敬愛大学は、1966年の創立よりまもなく50周年を迎える、千葉県下でも有数の伝統を持つ4年制大学である。西郷隆盛が好んで使ったとされる「敬天愛人」を建学の精神に据え、地域と日本社会の担い手となる人材を輩出している。経済学部と国際学部のどちらにも教職課程を有し、現役で教員試験に合格する学生も少なくない。また、最近はスポーツ活動にも力を入れている。3年前に新設されたバレーボール部女子チームは順調に勝ち星を重ねて上位部への昇格を続け、強豪校の仲間入りを果たそうとしている。

「大学として、文武両道を目指して積極的に取り組んでいます」と、敬愛大学メディアセンター長で経済学部教授の藤井輝男氏は語る。

メディアセンターは、学内の知の拠点として、図書やデータベースなどの学術情報サービスの提供と、学術情報システムの計画・構築・運用、さらにラーニングコモンズ機能を提供する学内機関「コミュニケーションラボ」の運営を担っている。

情報システムは教育系システムと事務系システムに大別され、刷新の対象となったのは前者の「教育情報システム」である。経済学部教授でありシステム更新検討委員会の委員長を務めた森島隆晴氏は、次のように紹介する。

「教育情報システムは、『KCN(Keiai Campus Navigator)』と呼ばれる学生向け情報提供サービスや、e-ラーニングシステム『moodle』、授業配信システムなどを提供し、メールサービスを含め学生と教員間の密なコミュニケーションをサポートしています」

だが、近年大きな課題に直面していたという。運用管理負荷の高まりである。メディアセンター主幹の綱渕隆哉氏は次のように話す。

「平成21年度に新館が竣工し、佐倉市にあった国際学部が稲毛キャンパスに統合されました。学生数の増加に伴いPCの数が250台に倍増したのです。サーバー環境の運用管理も合わせ、メディアセンター職員の負荷は大きく増加しました。そこで、学内サーバー/PC環境の更新に際し、こうした課題を一掃すべく検討を始めました」


ソリューション

仮想化基盤上で高度なサービス継続性を実現
キヤノンITソリューションズ株式会社 SIサービス事業本部 文教事業部 文教営業部 主任 麻生 靖之 氏
キヤノンITソリューションズ
株式会社
SIサービス事業本部
文教事業部
文教営業部
主任
麻生 靖之 氏
キヤノンITソリューションズ株式会社 SIサービス事業本部 開発統括センター 基盤開発センター 基盤開発第一部 元林 克樹 氏
キヤノンITソリューションズ
株式会社
SIサービス事業本部
開発統括センター
基盤開発センター
基盤開発第一部
元林 克樹 氏

システム更新検討委員会は、「サーバー環境の刷新において、トータルコストの削減を図るとともにサービス継続とデータ保全を実現する」という方針を確認した。同時に、「クライアント環境の運用負荷軽減」も重要な要件に据えられた。複数のベンダーからの提案を検討した結果、採用されたのはキヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)の提案である。そのポイントをキヤノンITSの麻生靖之氏は次のように説明する。

「まずサーバー環境は、仮想化基盤を構築してシステムを統合することで、ハードウェア導入とその保守に係るコストの削減を図る提案としました。10数台の物理サーバーを3台に集約するとともに、最新の仮想化テクノロジーによってサービスの信頼性・継続性を確保します」

仮想化基盤システムには、インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600製品ファミリーを2基搭載する「HP ProLiant DL360p Gen8」を採用。共有ストレージ「HP P2000 G3 MSA」をFC接続する構成とした。システム構築を担当したキヤノンITSのエンジニア、元林克樹氏は次のように話す。

「サーバー1台あたり2CPU/16コアと64GBメモリを搭載し、VMware vSphere 5と組み合わせて仮想化基盤システムを構築しています。安定稼働のための過不足のないリソースを割り当てました。3台の物理サーバーのうちいずれかに障害が発生した場合は、仮想マシンを自動的に別の物理サーバー上で起動させることでサービス停止を回避する仕組みを採り入れています」

VMware HAとVMotionを組み合わせたこの提案は、委員のメンバーに大きな安心感を与えたという。

「本学でサーバー仮想化を導入するのは初めてでしたが、キヤノンITSには実績ある製品と技術を提案してもらえました。サーバー仮想化によるコスト削減効果とともに、サービス継続性を確保できることに大きなメリットを感じました」(森島氏)

採用された「HP ProLiant DL360p Gen8」は“自働サーバー”とも呼称される。最先端の自律管理機能を備え、これがサービス継続性を支える重要な役割を担っている。

「サーバー内蔵のハードディスクやメモリなど、コンポーネントのエラーが検出されると即座にキヤノンITSの監視センターに自動通報されます。問題個所をリモートで確認し、必要に応じてオンサイトで保守サービスを提供します」(麻生氏)

こうした予防的な保守によって、サービス停止に結びつく深刻な障害が発生する前に対応が可能になる。サーバー仮想化テクノロジー、HP ProLiant Gen8の“自働化テクノロジー”、保守サービス体制――すべてが連携して、サービスの継続性が守られている。

また、仮想化基盤が構築されたことでデータバックアップも統合され、データ保全もより確実なものとなった。

「従来は、物理サーバー1台ごとにテープ装置を用意して手動でバックアップを取得していました。これをひとつのディスクバックアップシステムに統合するとともに、最も耐震性に優れた3号館にデータを自動バックアップする仕組みを構築しました。さらにテープメディアへの2次バックアップも可能にして、大規模災害に備えています」と綱渕氏は話す。

仮想化基盤上で高度なサービス継続性を実現

シンクライアントシステムによりPC教室の運用負荷を低減

一方、「クライアント環境の運用負荷低減」という要件に対して、キヤノンITSが提案したのは「ネットブート方式のシンクライアントシステム」だった。端末のOSやデータをサーバー側で一元管理できるシンクライアントシステムは、運用管理負荷の低減に大きな効果が期待できる。では、なぜ“ネットブート方式”だったのか。

「授業開始時の一斉起動や講義時間中の負荷が集中しがちな大学の環境では、クライアント端末の処理能力が活用できて、サーバーやネットワークへの負荷の小さいネットブート方式が最適と考えました」と森島氏は言う。

学生が利用するPC環境は、7教室250台に及ぶ。これを支えるシンクライアント環境のブートサーバーには「HP ProLiant DL360p Gen8」が5台導入された。

綱渕氏は、運用を開始してからの成果を次のように話す。

「PC教室の数十台に対して、個別にソフトウェアをインストールしていたような手間から解放されました。資格試験や生涯学習講座などでOSやアプリケーションを入れ替える、という大学ならではの要求にも、最小限の設定だけで迅速に対応できるメリットは大きいと感じています」と評価する。

クライアント端末には、液晶一体型PC「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」が採用された。21.5インチという大画面でありながら設置スペースはわずかで済む。配線がスッキリまとめられることも一体型ならではのメリットだ。



ベネフィット

“オールHP”ならではの安心とメリット

本プロジェクトを通じて、2013年に敬愛大学に導入されたサーバー、ストレージ、PCはHP製品で占められた。

「実績と機能、コストパフォーマンス全体のバランスで機器構成を検討しましたが、結果として“オールHP”での提案となりました。単に同一ブランドという意味ではなく、一つの窓口ですべてのハードウェア保守サービスを受けられることは、お客様にとっても私たちにとっても大きなメリットになると考えています」(麻生氏)

機器の標準化・統合化は、運用負荷の軽減にも着実に貢献していくはずだ。

「ユーザーの立場からは、設計・構築・運用までをキヤノンITSにトータルな支援を受けられることが最も大きな安心です。本システムの提案に際しても、私たちが提示した要件をしっかりと消化したうえで、現実的かつバランスのとれた解決策を提示してもらえたと思っています。キヤノンITSとHPのいっそう緊密な連携を期待します」と森島氏は話す。

綱渕氏は新たな取り組みを始めている。

「本来の業務であるメディアセンターの運営、コミュニケーションラボのサービス拡充に専念できるようになりました。現在、電子黒板の導入などアクティブラーニングへの対応を進めています」−綱渕氏

最後に藤井氏が次のように語って締めくくった。

「教育情報システムの基盤刷新によって、運用負荷とコストの削減、サービス継続性とデータ保全性の確保という目標は達成されました。次のチャレンジは、本システムを学生サービスと教育の質的向上に活かしていくことです」(藤井氏)

詳しい情報
HP ProLiantについてはこちら
www.hp.com/jp/proliant



ソリューション概略

導入ハードウェア  
・HP ProLiant DL360p Gen8  
・HP ProLiant DL380p Gen8  
・HP P2000 G3 MSA  
・HP Compaq Pro 6300 All-in-One  


会社概要

敬愛大学
所在地: 〒263-0024 千葉県千葉市稲毛区穴川1丁目5-21
URL: http://www.u-keiai.ac.jp/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 学校
ソリューション: 仮想化、教育
製品: HP ProLiant、HP Storage
キーワード: HP ProLiant DL360p Gen8、HP ProLiant DL380p Gen8、HP P2000 G3 MSA、VMware HA、VMotion、HP Compaq Pro 6300 All-in-One


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