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基幹系ストレージの安全なデータ移行

東芝テック株式会社様

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東芝テック様がHP StorageWorks XPを導入、
基幹系ストレージの自社運用を目指す

「HPの提案が魅力的だったのは、ストレージ管理の方法をオープンにして、最新の管理ツールを提供し、スタッフに管理のためのトレーニングを実施する、ということでした。導入コストでも他を下回りましたが、『ストレージ管理の社内化』さえ実現すれば運用コストを大幅に削減できることは明らかだったからです」
東芝テック株式会社
IT戦略システム部 情報システム室
グループインフラシステム担当 グループ長 平尾剛志氏
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
PDF(679KB)

目的

アプローチ

ストレージシステムのパフォーマンス向上
ストレージ運用コストの削減
ストレージ運用のブラックボックス解消
基幹業務データの安全な移行
HP StorageWorks XPの採用
ストレージの自社運用への移行
HPによるサポートとトレーニング実施
HPによるデータ移行プロジェクト支援

効果

ビジネスへの効果

ストレージベンダーの保守サービス費削減
自社スタッフによる運用ノウハウ習得
社内の人的リソースを有効活用
TCOを抑えたストレージシステムの実現
サービス停止を最小限に抑えた移行作業
エンドユーザーへのサービスレベル向上


お客様背景

グローバルに展開する「モノ創り」
東芝テック株式会社 IT戦略システム部 情報システム室 グループインフラシステム担当 グループ長 平尾剛志氏
東芝テック株式会社
IT戦略システム部
情報システム室
グループインフラシステム担当
グループ長
平尾剛志氏

2010年2月21日に創立60周年を迎えた東芝テック株式会社様は、東芝グループのデジタルプロダクツ事業の中核を担う一社である。国内トップシェアを誇る「TECブランド」のPOSシステムで広く知られるが製造・流通業向けのRFIDシステムや、ワールド ワイドに展開するデジタル複合機」でも存在感を示している。一貫して「顧客視点に立ったモノ創り」に取り組み、世界の最適地での調達・生産・販売を行うグローバルなサプライチェーンを構築。日本品質を世界中に送り出している。

「IT戦略システム部では、東芝テック様と海外を含む東芝テックグループ企業に共通化されたITインフラを開発・提供しています。生産管理・販売管理といった基幹業務を支えるシステムがその代表的なものです。システムが止まるとモノ創りも止まります。文字通りビジネスクリティカルなシステムと位置づけられています」(東芝テック株式会社 IT戦略システム部 平尾剛志氏)

東芝テック様では「信頼性」「可用性」「サービスレベル」という3つの軸で評価しながら、ITインフラの安定的な稼動を図っている。

「生産・販売の両面から重要拠点である中国に対しては、日本で開発した生産管理・販売管理システムをSaaS方式で提供しています。サーバーやストレージを日本に集約し、『統合システム』として運用するモデルです。システムの安定稼動、エンドユーザーに対する サービスレベルの維持は最優先で取り組んでいるテーマです」と平尾氏は語る。

ストレージシステムのパフォーマンス低下

基幹業務システムは、東芝グループ標準に認定されているオラクルのERP製品「Enterprise Business Suite(EBS)」をSun Solarisサーバー上で稼動させている。2007年以来、ストレージにはEMC社の「Symmetrix DMX2000(以降DMX2000)」を使ってきたが、2009年に入って処理性能上の問題が顕在化した。

「ディスクI/Oがボトルネックになってパフォーマンスが出ないという状況に陥りました。システムのレスポンスが低下して、生産現場で納入部品の受け入れ処理が滞るような事態が起こるようになったのです」(平尾氏)

中国における生産・販売が急増したことで、システムに想定した以上の負荷がかかったことが大きな要因だ。ストレージベンダーからは上位機種へのアップグレード提案がなされたというが、問題はそれほど簡単ではなかった。

「ストレージシステムは5年間使い続ける、というのが当初の計画でした。2年を残してシステムをリプレースするとなると、計画外の大きなコストが発生します。 ハードウェアなどの追加コストをどれだけ抑え、同時に運用コストをどれだけ削減できるか、厳しい調整に迫られました」と平尾氏は当時を振り返る。

ブラックボックスしたストレージ管理

もうひとつ解決すべき課題があった。それは「ストレージ管理のブラックボックス化」だ。保守をストレージベンダーに全面的に委託してきたため、メンテナンスやトラブルに対して手厚いサポートを受けられた半面、ディスク増設や構成変更など「保守サービス」の範囲外の作業に意外なコストがかかっていたという。

「ストレージ管理がどのように行われているのか見えない状況でした。社内にノウハウが蓄積されない、社内の人的リソースが活かせない、というのが私たちのジレンマだったのです」(平尾氏)

パフォーマンス、コスト、そして管理――すべてにおける課題解決が求められた。HPは「ストレージ管理のブラックボックス化解消」に着眼した。



ソリューション

ストレージ管理の社内化という提案

ディスクストレージシステムの性能向上は著しい。最新鋭のハイエンドストレージを採用すれば、パフォーマンスの改善は比較的容易だ。問題はコストと管理。仮想化テクノロジーや強化された管理機能をどう使いこなすかが、解決のカギを握っていた。

「HPの提案が魅力的だったのは、ストレージ管理の方法をオープンにして、最新の管理ツールを提供し、スタッフに管理のためのトレーニングを実施する、ということでした。ハードウェアの導入コストでも他を下回りましたが、『ストレージ管理の社内化』を実現すれば運用コストを更に削減できることは明らかだったからです」(平尾氏)

EMC社からもアップグレードの提案がなされたが、コスト・性能等を総合的に比較した結果HPの提案が選ばれた。新しいストレージシステムには「HP StorageWorks XP」を採用。2009年8月には、東芝テック様と東芝グループのIT化を支援する東芝インフォメーションシステムズ、HPによるプロジェクトチームが発足した。3社が連携して新しいストレージ環境の構築とデータ移行を担うこととなった。

XP External Storageによるデータ移行
東芝インフォメーションシステムズ株式会社 ビジネスシステム・サービス第二グループ デジタルプロダクツ事業グループ担当 DP本社情報システム担当 山本孝志氏
東芝インフォメーションシステムズ株式会社
ビジネスシステム・サービス第二グループ
デジタルプロダクツ事業グループ担当
DP本社情報システム担当
山本孝志氏

プロジェクトを進める上で最も重要なテーマは「いかに安全にデータを移行するか」であった。システムは24時間フル稼動させており、しかもユーザーのいる日本と中国では時差がある。広範な関係部署への調整を図り、移行作業のための計画停止は最小にしなければならない。チームはどのようにデータ移行を行ったのだろうか。

「HP StorageWorks XPは、外部ストレージを仮想ボリュームとして認識することができます。この機能を利用してXPからDMX2000を論理的に統合し、業務を停止させることなくデータを移行させました」(平尾氏)

このストレージ仮想化機能を、HPでは「XP External Storage」と呼んでいる。オフラインにしなければならないのは、サーバーとDMXの接続を切り離し、XP 経由で接続してサービスを再開するまでのわずか数時間で済む。

「接続が完了して以降は、通常の処理を行いながら、バックグラウンドでDMX2000上のデータをXP の物理ディスクにコピーしました。コピー完了後は、サーバーからのアクセス先は自動的にXPへ切り替えられ、ここでも業務を停止する必要はありませんでした」と平尾氏は評価する。

ベンダーへの窓口として調整を行ったのは、東芝テック様向け情報基盤サービス提供を担当する東芝インフォメーションシステムズの山本孝志氏である。山本氏は、ストレージ移行プロジェクトの計画段階から参加し、本番データの移行監視、運用において、重要な役割を果たした。


チャート


効果と今後の展望

HP StorageWorks XP24000
HP StorageWorks XP24000

プロジェクトは、わずか2.5カ月の短期間で完了。HPが実施した「ストレージアセスメントサービス」により、移行計画(移行体制、移行タイムチャート、事前準備項目の定義、課題及びリスクの定義)の精度向上、作業項目の適正化が図られ、これがプロジェクトリスクの低減に大きく寄与した。20TBに及ぶデータは新しい環境へと安全に移行され、ユーザーの業務への影響は最小限に抑えられた。

「精度の高い移行計画と確かな実行手順が、プロジェクトを成功に導きました。新しい環境では消費電力の削減も図られ、東芝グループ全体で取り組んでいる省エネ化への貢献も果たせました。今後はストレージ管理の社内化に取り組み、いっそうのコスト削減とビジネス価値の創造にチャレンジしていきたいと思います」(平尾氏)


本事例に用いたデータ移行の詳しい技術資料(ホワイトペーパー)はこちらから


会社概要

東芝テック株式会社
所在地: 〒141-8664 東京都品川区東五反田2-17-2
代表者: 鈴木 護
資本金: 399億円
売上高: 211,344百万円 <連結:364,578百万円> (平成22年3月期)
従業員数: 3,426人 <連結:19,745人>
設立: 1950年(昭和25年)2月21日
事業内容: リテールソリューション、オフィスソリューション、サプライチェーンソリューション
URL: http://www.toshibatec.co.jp/index.html.jaこのリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 製造業
  サービス、HPデータマイグレーションサービス、HPストレージアセスメントサービス
  ミッションクリティカル&プロアクティブサービスアプリケーショントランスフォーメーション
  HP StorageWorks XPHP StorageWorks P9500


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