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次期システムを見据えてHP Superdomeにリプレース、
わずか16時間で移行を達成

株式会社東芝
東芝インフォメーションシステムズ株式会社

導入事例

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世界38拠点を結ぶ株式会社東芝 セミコンダクター社のグローバル・サプライチェーン基幹システムGlobal-One

株式会社東芝 セミコンダクター社の半導体ビジネスは、東芝グループの中核的事業だ。同社のグローバル市場における事業展開を支えるグローバル・サプライチェーン基幹システムがGlobal-Oneである。同社は2005年8月、Global-Oneの中核システムのプラットフォームをリプレース。東芝ISセンターおよび東芝グループのシステム開発・運用を担う東芝インフォメーションシステムズ株 式会社は、HPのサポートのもとHP Superdomeへの移行をわずか16時間で果たした。
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
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株式会社東芝

事例キーワード

業種: 製造業
ソリューション: ITコンソリデーションマイグレーション
製品: HP SuperdomeHP 9000
ソフトウェア: HP-UX 11i、MirrorDisk/UX

お客様のチャレンジ

グローバルな基幹システムの短時間リプレースに挑戦

株式会社東芝 セミコンダクター社 情報統括責任者 遠藤俊二氏
  株式会社東芝
セミコンダクター社 
情報統括責任者
遠藤俊二氏
  株式会社東芝 ISセンター 情報化推進部 部長 小山英夫氏
  株式会社東芝
ISセンター 情報化推進部 部長
小山英夫氏
 
セミコンダクター社は、ディスクリート、システムLSI、メモリの3つの製品群を大きな柱とし、半導体ビジネスをグローバルに展開。熾烈な競争が繰り広げられている半導体ビジネスでは、その競争に打ち勝つために、顧客のニーズや国際的な需給変動への迅速な対応が必要だ。

めまぐるしく変化する市場に柔軟に対応するために、セミコンダクター社は24時間体制でワールドワイドのビジネスを行なっている。それを支えているのがGlobal-Oneと呼ばれるグローバル・サプライチェーンの基幹システムだ。

セミコンダクター社 情報統括責任者の遠藤俊二氏は、「セミコンダクター社の半導体ビジネスは東芝グループの中核事業の一つであり、それを支えるGlobal-Oneの果たす役割は大きい」と話す。

Global-Oneのコンセプトは、世界中の顧客からのデマンド情報を元に、最も効率的なデリバリを実現する点にある。その中核システムがOrder to Delivery(O2D)とData Ware House(DWH)だ。
「拡大するセミコンダクター社のビジネスに対応するために、システム面でもさらなる拡充が求められました」と東芝グループ全体のIT戦略を主管する株式会社東芝 ISセンター 情報化推進部の部長 小山英夫氏は語る。東芝インフォメーションシステムズ 電子デバイス事業グループ担当 システム開発・運用担当主務 川端利明氏は「システムで処理をすべきデータ量も拡大しており、より安定的で高性能なO2Dサーバが必要となったのです」と言う。同担当主務 渡邉秀和氏も「DWHサービスの拡充に伴い、現在一日で最大250本以上のバッチジョブが実行されていますが、システムの処理性能を向上させることにより、さらに質の高いサービスを提供したいと考えていました」と語っている。

HPのソリューション

グローバルな基幹システムを16時間以内に移行

東芝インフォメーションシステムズ株式会社 運用センター グローバルSCM担当 主務 落合慶郎氏
  東芝インフォメーション
システムズ株式会社
運用センター
グローバルSCM担当 主務
落合慶郎氏
  東芝インフォメーションシステムズ株式会社 ビジネスシステム・サービスオフィス 電子デバイス事業グループ担当 システム開発・運用担当 主務 川端利明氏
  東芝インフォメーション
システムズ株式会社
ビジネスシステム・
サービスオフィス
電子デバイス事業グループ担当
システム開発・運用担当 主務
川端利明氏
 
東芝、東芝インフォメーションシステムズの2社は、2003年末頃から次期プラットフォームの検討を開始。プラットフォーム変更のためのシステム要件の検討を行った。

「今回のリプレースでは、その時点でベストなサーバを選ぶこととしました。3社にRFPを提示し、コスト、パフォーマンス、耐障害性、運用可用性、移植性の5項目の観点から点数化し評価、選定しました」。そう語るのは、セミコンダクター社のシステム開発・運用を担う東芝インフォメーションシステムズ 運用センター グローバルSCM担当主務 落合慶郎氏だ。

HPが最も高いポイントを獲得したものの、グローバルシステムのため「移行時間は日曜日8:00〜20:00まで」という大変厳しい条件をクリアできるかどうかが問題となった。

移行時間では現行サーバのアップグレードが当然有利だったが、HPはSuperdomeへの12時間移行パス、リスク分析とコンティンジェンシープランを提案。その結果、HPの提案が採用され、2004年12月、サーバ移行・統合プロジェクトがスタートし、2005年1月から、移行計画策定、機能テスト、サイジング確認、移行テスト、変更作業、リハーサルを実施して、6月にDWHサーバをHP Superdomeに移行することとなった。

ISセンター 情報化推進部カスタマ・サービス担当 永野英夫参事は、今回の移行について、「移行作業の遅れによるサービス停止は、世界中の受発注プロセスに影響がおよび、大きな損失が出ます。このため移行方式の選定では、HPの支援を受けプロジェクトで6案を検討し、移行時間、信頼性により移行方式を決定しました。最終的には16 時間の移行計画を提案しました。最初はO2D、DWHを同時に移行する計画でしたが、安全を優先し6月にDWHを、そのノウハウを活かし8月にO2Dを移行しました。結果的にはこの2段階移行が成功に結びつきました」と話す。

「3回のテストサイクルを行い、約1,000本のプログラムを検証し修正しました。さらに、3回の移行リハーサルを行って精度を上げました」(落合氏)

「現行サーバから初めてのリプレースでしたから、ゼロからのスタートと同じでした。約2,000本のジョブのコンバージョンが必要ですが、期間内にすべての組み合わせを完璧に検証することは困難です。ノウハウを積み重ね、システムを十分理解した上で今までの経験を活かし優先度をつけ、十分なテストを行いました。HPには特にOS面でサポートいただきました」(川端氏)

プロジェクトは、移行に関しHPより綿密なプロジェクトマネジメントなどの支援を受け、ワールドワイドな38拠点を結ぶGlobal-Oneの中核プラットフォームを、わずか16時間でHP Superdomeに移行・統合した。HPは、万一に備え6時間以内の復旧を保証するクリティカルサービスを提供し、ミッションクリティカルなシステムをサポートする万全な体制で臨んだ。

ビジネスベネフィット

オンライン2倍のレスポンス向上、バッチ処理時間を60%短縮、
さらにシステム運用コストで約30%のコストダウンを実現

東芝インフォメーションシステムズ株式会社 ビジネスシステム・サービスオフィス 電子デバイス事業グループ担当 システム開発・運用担当 主務 渡邉秀和氏
  東芝インフォメーション
システムズ株式会社
ビジネスシステム・
サービスオフィス
電子デバイス事業グループ担当
システム開発・運用担当 主務
渡邉秀和氏
  株式会社東芝 ISセンター 情報化推進部 カスタマ・サービス担当 参事 永野英夫氏
  株式会社東芝
ISセンター 情報化推進部
カスタマ・サービス担当 参事
永野英夫氏
 
Global-Oneの中核プラットフォームは、ほとんどノントラブルで移行した。

「ディスクの最適化や処理の高速化により、日々の対応作業が大幅に軽減されました。移行作業についてはユーザへの影響もなく、スムーズに終えることができました。現行OSからHP-UXへのリプレースは大きなチャレンジではありましたが、結果的には良い経験になったと思っています。次期システムにもこの経験を活かしたいと思います」(渡邉氏)

「旧システムに比べてパワーがあり安定しています。今回の経験を活かして、今後はメーカーに依存しないマルチプラットフォームに挑戦したいと思います」(川端氏)

「大規模災害対策と同時並行で動いており、私を含めほとんどのメンバが複数プロジェクトを担当しており心配でしたが、各メンバの驚異的な集中力もありノントラブルで移行できました。また、予想以上にパフォーマンスもよくリプレースによる十分な効果が得られました。引き続きHPの協力を期待しています」(落合氏)

「DWH、O2Dはオンライン2倍のレスポンス向上、バッチ系で処理時間を60%短縮(DWH70%短縮、O2D60%短縮)し、中には10倍以上レスポンスが向上したケースもありました。さらに運用コストを約30%削減できました。また、HP Superdome導入に併せ大規模災害対策も実施しRTO(目標復旧時間)を7日から8時間へ大幅に短縮しました。今回の実績によって、エンタープライズサーバの標準プラットフォームとして、今後HPも候補の一つとして検討されると思います」(永野氏)

最後に小山氏は、「東芝、東芝インフォメーションシステムズ社そしてHPが連携することによって、初めて今回の短期移行が可能になったと思っています。また、その過程で次代の東芝グループのITを担う若手人材も育成することができました。この経験とパートナーシップを活かし、今後も東芝グループのビジネスをシステム面から支えて行きたい」と語った。

お客様のチャレンジ

 
  • Global-Oneの中核システムのプラットフォームを現行サーバからHPへ迅速にリプレース
  • コストパフォーマンスの高いシステムの構築
 

HPの提供ソリューション

 
  • HP Superdomeによるサーバ統合
  • グローバルシステムの短期移行パス
  • クリティカルサービス
 

結果

 
  • サーバを統合し運用コストを削減
  • サーバ統合・移行対象システムの総計で運用コストの約30%のコストダウン
  • DWH、O2Dでオンライン2倍のレスポンス向上
  • バッチ系で処理時間を60% 短縮 (DWH70% 短縮、O2D60% 短縮)
 

会社概要

株式会社 東芝 (TOSHIBA CORPORATION)
所在地: 東京都港区芝浦1-1-1
取締役 代表執行役社長: 西田 厚聰
資本金: 2,749億円(2005年3月末現在)
売上高: 2兆8,163億円(2004年度)
従業員数: 30,810人(2005年3月末現在)
創立: 1904年(明治37年)6月
URL: http://www.toshiba.co.jp/

東芝インフォメーションシステムズ株式会社(TOSHIBA I.S. CORPORATION)
所在地: 東京都港区芝浦1-1-43 東芝浜松町ビル
代表取締役社長: 小柳 順一
資本金: 4億1,875万円
従業員数: 約1,100名
設立: 2002年7月1日
URL: http://www.toshiba-tsis.co.jp/tsis/index.html

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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