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HP プロアクティブ24 を活用
ERP 環境に変化に対応できる安定性を確保

株式会社寺岡精工

導入事例

株式会社寺岡精工
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1934 年11 月に設立された株式会社寺岡精工は、七十余年に及ぶ歴史の中で、常に他に先駆けた画期的な製品を生み出してきた。同社の基本姿勢は、市場ニーズへの追随ではなく独自製品の開発によって新たな需要を喚起し、自ら市場を形成することだ。同社は、そんなビジネスの基盤となるERP の安定稼動を実現するために、システム・トラブルを未然に防ぐ技術支援サービス「HP プロアクティブ24」を活用している。

事例キーワード

業種: 製造
ソリューション: ERP、事業継続・災害対策
製品: HP 9000 サーバ rp8400HP 9000 サーバ rp7410
HP StorageWorks ディスクアレイXP128
サービス: HP プロアクティブ24
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
PDF(343KB)
 
株式会社寺岡精工

お客様のチャレンジ

独自技術を駆使した製品群で、流通業界のイノベーションを加速

寺岡精工は1928年、ダイヤル式の「寺岡式敏感自動はかり」を市場投入して以来、独自技術を駆使したユニークな製品群を開発してきた。その成果は、世界初の電子はかりをはじめ、感熱ラベルを使用することによってバーコード印字の効率化とコスト削減を実現したラインサーマル印字方式ラベルプリンタなどに結実している。さらに同社は、自動包装機、高速自動計量値付機などに製品フィールドを拡大する一方、IT 製品の開発にも注力。実績データに基づく販売予測や適正発注を支援するPOSシステムや、インターネットを基盤にリアルタイムな店舗情報の共有・活用を実現する統合店舗情報システム「T@Web」などによって、流通・食品業界のイノベーションを牽引している。

さらに、スーパー等の店内でも目にすることが多くなった純水自動販売機や、食品工場や水産工場向けのオゾン除菌、脱臭機器等の衛生管理機器、使用済み発泡スチロールのリサイクル処理機や廃棄物容器圧縮機、空気清浄器など、環境関連製品にも積極的な取り組みを推進している。

早い時期から海外展開を進めてきた寺岡精工が掲げる「DIGI」ブランドは、いまや国際的な電子はかりの代名詞ともなっており、同社の販売網は欧米、東南アジア、中国、オセアニア、アフリカ、中近東など、現在百数カ国に広がっているのである。

いち早くERP 導入を図り国際的視点で業務の標準化を推進

  情報システム部 一課 アーキテクト 青木 信之 氏
情報システム部 一課
アーキテクト
青木 信之 氏
 
寺岡精工は、積極的な国際戦略に基づいて製品開発から製造、マーケティングなど、ビジネスプロセスを貫くトータルな現地化を進めてきた。そこで、国際手順による業務の標準化と全体最適に立脚したプロセス統合の必要性を痛感。その実現を目指して、1990年代半ばからERP を導入してきたのである。情報システム部一課アーキテクト 青木信之氏は、その経緯を以下のように語る。

「ERP の選定に対しては、製造−会計−購買−販売−物流サービスなど、製造業向けに最適化された一連のビジネスプロセスが、そのまま適応できるものであることを意識しました。さらに導入・運用コストのメリットはもちろん、多国籍・多通貨・多言語環境を実現し、国際化に対応できることも不可欠の要因だったのです」

同社は、以上の観点からSSA Baan ERP を選択。そのプラットフォームに、HP のUNIX サーバを選定した。

「それ以前は、汎用機上に独自の業務システムを作り込んでいました。そこでERP の導入に際しても、UNIX マシンの機動力やパフォーマンスを活かしながら、汎用機と同等の堅牢性や安定性、信頼性を確保したいと考えました。そこで、さまざまな事例を検証した結果、HP を選んだのです」(青木氏)

言うまでもなく、ERP 導入の狙いは標準化された手順によって、企業の運営プロセスと経営資源投入の最適化を図ることだ。そこで同社は「業務の流れをシステムに載せることによって効率化を図る」という旧来の情報システムの考え方を廃し、パッケージに一切カスタマイズを加えることなく、「システムの標準に合わせて、業務プロセス自体を変更する」(青木氏)というビジョンシフトを推進した。

とはいえ、各業務現場は従来手順の変更を歓迎しないケースが多い。特に、頑固な気質が強い製造業では、その傾向が強いことも否めない。しかし同社は、ITに造詣と理解が深い社長の陣頭指揮の下、戦略的な経営意思による強力なトップダウンで、全社業務の統合を築く強固なモチベーションの確立と全社的な合意を確立。一気呵成なERP 導入を進めた。そのおかげで、スムーズなERP 導入と活用を図ることができたのである。


HPのソリューション

サーバのリプレースとストレージの強化を推進

そして、ERP の導入から十余年目を迎えた2005 年、データ拡大や時代の変化を背景に、ERP バックボーンのリプレースが図られたのである。

「リプレースに際しては、これまでの稼働実績とともに電話サポートやレスポンスの速さなどフォロー体制の評価を基に、HPを指名しました」(青木氏)

そこで、SSA Baan ERP サーバには、64bitRISCプロセッサ「PA-8700+」を8CPU載せたHP 9000 サーバ rp8400を採用。また、バックアップサーバには、同 6CPU を搭載したHP9000 サーバ rp7410 が導入された。さらに、24 時間365 日寸断の許されない運用が求められる基幹ERPを支えるストレージとして、HP StorageWorksディスクアレイ XP128を導入することで、一層の冗長性強化が図られた。

「HP StorageWorks ディスクアレイ XP128 は、システムコンポーネントが全て二重化されているので、万一の障害発生時にもシステムの安定した稼動を実現しながら、部品交換や増設、ファームウェアのアップグレードなどを図ることができます。『業務を止めない』というビジネスの継続性を支えるミッションクリティカルな環境整備の意味からも、大きな安心を確保することができました」(青木氏)

さらに、旧来SSA Baan ERPのデータの他、Lotus Notes上に築いてきたERP関連ドキュメント、設計部門のCADデータや図面データ、サービス情報などは、別々のツールで個別管理されてきた。そこで、今回のリプレースを機にこれらのデータもHP StorageWorks ディスクアレイ XP128への統合が図られたのである。

寺岡精工が提供するはかりや包装機、POSなどの機器やシステムは、顧客である流通各社のビジネス最前線を担う重要なツールだ。それだけに、万一障害が生じた場合には重大な機会損失を招くことになりかねない。そこで同社は2004年、本社敷地内に新たなコールセンターを設置。単に質問を受け継ぐだけのオペレータではなく、フィールド第一線で活躍してきたベテランのサービスエンジニアが直接応対する体制を徹底して「電話コール中に問題解決を図ること」をモットーにした対応を進めている。

最近のマーケット理論も「トラブル解決こそが最大の顧客満足を生む」と教えている。「当社のコールセンターは、エンジニア自身が応対することでお客様の悩みのスムーズな解決を実現し、さらに『受け身から攻めへ』という意識転換を進めています。つまり、迅速な解決を図ることで不満を満足に転じ、さらにお客様履歴データから次のご提案を図るなど、まさに『個客対応』によるプリセールス的な役割を担っているのです」(青木氏)

今回のストレージ統合や運用体制の強化は、そんな手厚いサポート体制の強化にも貢献する結果となっているのである。


ビジネスベネフィット

ハードウェアの信頼性にサービスの安心を付加し万全の安定稼働体制を確保

「当社の工場は、岩手をはじめシンガポールや上海、イギリスなどに広がっています。そこで、多国籍企業としてグローバルなサポートを実行してもらえるパートナーシップが期待できる、という意味からもHP を選びました」と語る青木氏。同氏は、これまでの経験から、ハードウェア自体の堅牢性や冗長性はもちろん、それを一層強化するハードウェア・ソフトウェア両面の保守サービス力を高く評価してきた、と強調する。さらに、その信頼性を揺るぎないものとするために、予防保全的な視点から安心を担保しておきたいと考え、サーバのリプレースと同時にHP プロアクティブ24の活用に踏み切った。

「私たちの立場から言えば、クラスタによるサーバの切り替えなど、背後の『事情』を意識することなく、常に一定の使用感とパフォーマンスの下にシステムが安定して動き続けることこそが重要なのです。そこで遠隔監視等を含め、そんな状況を提供してくれるサービスとしてのHP プロアクティブ24 の契約を考えました。つまり、ハードウェアやその保守・運用は専門家であるメーカーに任せ、私たちは業務のプロとしてアプリケーションの検討やシステム戦略の策定と遂行、国内外の販売会社に対するIT 支援など、より生産性の高い本来業務に専念する方が得策だ、と判断したからです」(青木氏)

     
  HP プロアクティブ24
※ 本例は、HP プロアクティブ24の標準的なサービスのモデルです。
 

予防管理思想を追求。数歩先を読んだ事前対応を実施

HP プロアクティブ24 は、文字通りプロアクティブなスタンスから、システム構成などのIT 環境の詳細情報を電子プロファイル化し、サポートプランの基盤として保持。さらに、定期的なパッチ管理支援や各機器のファームウェア管理支援を実施する。また、契約企業の利益を代表する立場から、担当のアカウント・サポート・エンジニア(ASE)が、各企業に固有のIT ニーズにきめ細かく応えるのも特長のひとつだ。寺岡精工の場合にも、情報システム部とASE が一体となってシステム構成やビジネス上の問題点などを洗い出し、吟味・整理して現状認識を共有。さらに課題一覧を作成してプライオリティ付けを行い、継続的な改善活動の指針を築いていった。

さらに、複雑化した現在のシステムに対するサポートは、あらかじめ予測し得ない問題が後から顕在化するケースも多い。そこでHP プロアクティブ24 には調査や分析をはじめ、オンサイトでの作業を含む3 日分のテクニカルサービスが含まれている。寺岡精工は、これに7 日分のテクニカルサービス・オプションを付加し、10 日分のテクニカルサービスを確保したのである。

「テクニカルサービスは、システムに急な問題が生じた場合にも、自由にサポートを受けることができる点が魅力です。当社が最初にこのサービスを利用したのは、本社と岩手工場間のデータバックアップ体制の確立でした」(青木氏)

これは、本社のERP データをLTO テープにコピーして岩手工場に送り、データの共有と補完を図るためのものだ。本社−岩手間のデータ補完施策は、以前から実行されていた。しかし、テープのコピーやそれを社内便に載せるタイミング、デリバリに 要する時間、さらに本社と工場の勤務体系や営業時間の違いの調整など、さまざまな複合要件を加味する必要があり、スムーズな運用が難しかったのも事実だ。そこで今回、さらなる最適化が図られたのである。

「この作業は、あたかも複雑なパズルを解くような煩雑さと難しさがありましたが、見事に解決を図ることができ、データのロケーション分散とバックアップ体制を、一層スムーズで強固なものにすることができました。その後2006 年春にもテクニ カルサービスで、Baan のデータベースの容量拡大をお願いしましたが、パッチやスクリプトの見直しを含め、迅速な対応を図ってもらい、業務に影響を与えることなくスムーズな戦力アップが実現しました」(青木氏)

同社は欧州各国販売会社での導入実績を基に、現在国内6 社の系列販売会社に対して、よりライトなERP パッケージ(Exact Globe )の導入支援を進行中。すでに2 社の導入を終え、2009 年には6 社全体への導入が完結する。目下その支援の渦中にある青木氏は、HP への期待を以下のように語った。

「サーバは当社に置き、販社側はサービスだけを享受するASP的なサポートを推進して、各社の負荷軽減を図ります。販社のサーバ群もHP 製品を選びましたが、もちろん各社のデータはHP StorageWorks ディスクアレイ XP128 に統合することになります。HP には、今後ともさらにプロアクティブな視点を貫き、グループ全体をカバーするビジネスの安定した継承性を支えてもらいたいですね」(青木氏)


HP プロアクティブ24

  HP プロアクティブ24 では、以下に示す内容のプロアクティブ・サービスによって、お客様のシステム・トラブルを未然に防ぐ運用を支援します。

サービス内容
  • アカウント・サポート・プラン
    お客様担当のアカウント・サポート・エンジニア(ASE)がお客様の最重要ニーズを把握した上で、年間を通じたサポート計画を策定します。
  • 顧客運用環境プロファイル
    お客様のシステムにおける機器情報、サポート・チーム、顧客情報を、Web ベースで管理します。サポート・チーム内で情報共有を行い、日々のプロアクティブな活動や障害復旧のために活用します。
  • 設置環境の調査
    システムの設置環境(設置場所、電力、温度、湿度)を調査し、改善提案を行います。
  • 運用と技術に関するアドバイス
    業界における経験を積んだASE が、お客様のIT 環境を熟知した上で、技術と運用面に関するアドバイスを行います。
  • アクティビティ・レビュー
    お客様からのコールの状況(サマリー)やサービス活動について、年4 回レビューを行います。
  • サポート・プランニングとレビュー
    実施中のサポート内容や今後の予定に関して、年2回レビューを行います。
  • 教育プログラム策定支援
    お客様のIT 担当者育成に関するコンサルティングや教育計画の策定を行います。

    上記の他、オプションとして各システムの構成要素に特化したテクノロジーモジュール、各種テクニカルサービスを用意しています。
 

目的

アプローチ

変化に対応できる安定したシステム環境の確立
ハードウェアの信頼性を補完し、あらかじめ安心を担保
より生産性の高い本来業務へ専念できるようにシステムの運用環境を整備
ERP サーバのリプレースを機にHP プロアクティブ24を導入
システム構成の把握と評価、ビジネス課題のリストアップと優先順位付け

サービスの実施

ビジネスへの効果

課題の洗い出しと共有
パッチ、ファームウェア等の定期更新
ロケーション分散によるデータバックアップ体制の強化
ストレージ容量の拡大
予防保全的対応による障害やトラブルの排除
事業継承性確保の強化
戦略的、生産的業務への専念
内外の販社支援強化

会社概要

株式会社寺岡精工
所在地: 東京都大田区久が原5-13-12
代表取締役社長: 寺岡和治
資本金: 4億8,000万円
売上高: 431億円(2006年度実績)
従業員数: 1,158名
設立: 1947年7月(昭和22年)
事業内容: 電子はかり、電子計量値付システム、自動計量包装値付機、POSシステム、POP作製システム、仕分けシステム、カウンティングスケール、自動倉庫管理システム、店舗総合情報管理システム、浄水システム、リサイクル処理機、廃棄物管理システムなどの製造、販売、保守
URL: http://www.teraokaseiko.com/

事例キーワード

業種: 製造
ソリューション: ERP、事業継続・災害対策
製品: HP 9000 サーバ rp8400HP 9000 サーバ rp7410
HP StorageWorks ディスクアレイXP128
サービス: HP プロアクティブ24

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