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20万点に及ぶ補修部品の管理システムを
Oracle EBS+HP 9000へリニューアル

TCM株式会社

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TCM株式会社
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グローバルなサポート&サービス強化によって顧客満足度を向上

産業車両、建設車両、および新製品事業(物流・製鉄・港湾・環境の各分野)とCS事業をコアビジネスに「総合物流システマ」としてグローバルに事業を展開するTCM株式会社(以下、TCM)は、基盤となるカスタマーサポートの強化を図るため、メインフレーム上で運用されていた補修部品システムを刷新。HP認定システム・インテグレータである日立造船情報システム株式会社(以下、HZS)とのパートナーシップによってOracle E-Business Suite (EBS)+HP 9000による新システムを構築し、20万点に上る部品の供給体制を整えた。
お客様のチャレンジ
HPソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
PDF(199KB)

事例キーワード

業種: 製造業
ソリューション: CRMビジネスコンティニュイティ、データベース
製品: HP 9000HP StorageWorks
ソフトウェア: HP-UX 11iData Protector

お客様のチャレンジ

顧客第一主義を掲げる総合物流システマとして常に最適なソリューションを提案・提供

TCM株式会社 執行役 CS事業部長 引田 正博 氏
TCM株式会社
執行役 CS事業部長
引田 正博 氏
TCM株式会社
CS事業部 ERPグループリーダー 副参事 岡山 雅信 氏
TCM株式会社
CS事業部
ERPグループリーダー
副参事
岡山 雅信 氏
TCMは、フォークリフト国産1号車(1949年)、ホイールローダ国産1号車(1960年)を製造した物流機械メーカーのパイオニアだ。厳しいビジネス環境の中、TCMは経営の選択と集中を実行し、ユーザの声を反映したモデルチェンジとコストダウンによる製品競争力アップに取り組んできた。そして、そのパイオニアとしての誇りと、常に安全かつ快適な製品を創造しようとする思いは、2005年10月のグッドデザイン賞の受賞に結実した。
「生産部門ではISO9001(1997年)、ISO14001認証取得(1999年)、TPM 特別賞(2002年)を受賞すると共に、VE(Value Engineering)によるコストダウンを推進するなど、CS(顧客)、ES(従業員)、SS(地域社会)の満足度向上に努めています」 とTCM CS事業部長 引田正博氏は語る。
2003年に従来の部品事業部とサービス企画部が併合してできた現在のCS事業部は、部品供給以外にも営業力の強化や技術情報の提供に努め、「顧客第一」を実践するための体制を整えてきた。こうしたカスタマーサポート強化の一環とした今回の新システム開発について、TCM CS事業部 岡山雅信氏は次のように話す。
「CS事業部は顧客に満足していただける部品供給とサービスの提供に注力しています。現在、補修部品の管理点数は20万点になっており、従前のホストコンピュータでは、システム処理能力とインターネットを介した他システムとの連携や、データ共有に改善すべき点がありました。日本国内はもとより世界各国の顧客の部品需要にタイムリーに応えるには、新システムの開発は必須の状況にありました。社内の他システムでも大なり小なり同様な状況があり、全社的に『オープン環境』『データ共用でワンインプットの推進』『リアルタイムの最新情報取得』をキーワードに新システムへの切り替えを進めることになりました。そこでトップバッターを担ったのが、比較的に業務フローがはっきりしており、他システムとの連携データ授受の仕組みが明解なCS(部品)システムでした」
また、同社の情報システムの構築・運用を担うHZSの 渡辺雄二氏は次のように話す。
「旧部品システムは開発後10年以上が経過していたので、そのフォローにコストをかけるより、他システムとのデータ交換の要望にスムーズに対応できる効率的な最新システムへリニューアルした方がいいのではないかと提案してきました」
グローバル化が進行する中、国内にある21の特約店に加え、海外101の生産販売拠点および販売店からの部品需要に迅速に対応することは、優先度も高く避けられない課題だった。また、メインフレーム系のシステム保守要員も不足していた。そこでTCMは、メインフレームからオープンシステムへの全面的な移行を決定した。
「部品管理システムの刷新は、2002年8月に開始、2005年1月にサービスインしました。旧システムはHZSと共に10年以上かけて改良を重ねてきたシステムであり完成度も高かったため、システム切り替えのポイントは、今できていることがOracle標準ではどう変わるのかという点に絞られました。そして、HZSと現場に入ってエンドユーザの話を聞き、一緒にシステム要件をまとめました。当初は、帳票を1/3に減らすこと、オープンデータベースの導入によってデータ活用を推進することは副次的な効果として考えていました」(岡山氏)

HPのソリューション

Oracle EBSサーバに可用性と柔軟性が高いHP 9000を採用

日立造船情報システム株式会社 EBS統括部 第1技術部 部長 渡辺 雄二 氏
日立造船情報システム株式会社
EBS統括部 第1技術部
部長
渡辺 雄二 氏
オープンシステムの選択について、HZS 笹 修次氏はその経緯を次のように話す。
「補修部品は即納が求められます。グローバルな部品需要に対応し、時差をカバーするために常時稼動のシステムであることが必要でした。いくつかのERP を検討した結果、弊社で扱っているOracle EBSでシステムを構築することを提案。その際、DBサーバには24時間無停止の可用性の高いシステムが求められます。 4〜5社にRFPを出した結果、オラクルとアライアンスを組んでおりOracle EBSでの実績、CADシステムでの実績もあるHPをパートナーとして選定しました。システムの安定性、24時間保守サービスに加えて、コストパフォーマンスの面でもHPの提案が最良でした」
構築された部品管理システムには、DBサーバとしてクラスタ構成のHP 9000 rp8420×1台、バックアップおよび開発サーバとしてHP 9000 rp5470とrp2470が各1台ずつ、WebサーバとしてHP 9000 rp4440を採用。国内外の生産販売拠点と特約店、ディストリビュータとを結び、EDIなど他システムを介して仕入先とも連携している。すべてのデータ(実績データも含め約1,000万件)は、HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000とHP StorageWorks Virtual Array VA7410(計2TB)に移行・蓄積し、HP StorageWorks MSL6030によってバックアップされる。DBサーバは24時間365日の保守サービスであるサポートプラス24によってさらに可用性を高めている。

部品管理の新システム概念図

ビジネスベネフィット

出力帳票が1/3になりデータの一元管理も可能に

日立造船情報システム株式会社 EBS統括部 第1技術部 第2グループ 主任技師 笹 修次 氏
日立造船情報システム株式会社
EBS統括部 第1技術部
第2グループ 主任技師
笹 修次 氏
HZSとHPのチームによって構築された部品管理の新システムでは、国内外の販売店からの注文を24時間受理できるほか、受発注リードタイムが短縮されるなどその効果は大きかった。そして、新システム導入前には300種類あった帳票は1/3に減った。
「HPの対応も速く、ハードウェア障害もまったく起きず、リソース調整も柔軟にできました。現在は、リニューアルした部品管理システム以外のシステムとはインタフェースを介してつなげています。メインフレームから全面的にオープンシステムに移行しますが、現在はその真ん中が移行できた段階です」(笹氏)
「現在は、インターネットVPNによってデータを24時間参照できるようになり、在庫情報のレスポンスが即時にできます。次は既存のシステムのオープン化を順次行うことが課題です」(渡辺氏)「せっかくの新システムなので新機能、特約店の部品責任者が月次注文をする際に流動部品(需要頻度の高い部品)は自動的に補充し、緩動部品のみ都度発注するようなシステムも追加しました。 Webパーツカタログの2次元部品イラストと部品リストを参照し、買い物かごに入れることで部品番号をインプットすることなく部品を発注できるようになっています。今後は設計情報など提供できるデータを増やし、次回のWebパーツシステムの改良時には3次元データも活用できるようにしたいと考えています」(岡山氏)
グローバル競争が激化する中、Oracle EBSとHP 9000によってリニューアルされた部品管理システムは、総合物流システマTCMのブランド価値向上に貢献するに違いない。

お客様のチャレンジ

 
  • 20万点に及ぶ部品の管理システムをオープンシステムへリニューアル
  • 24時間365日サービスを提供できる可用性の高いシステムの構築
 

HPの提供ソリューション

 
  • HP 9000 rp8420と
    HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000、
    HP StorageWorks Virtual Array VA7410による可用性とコストパフォーマンスの高いシステム
  • 24時間保守サービスの提供
 

結果

 
  • 高可用性、拡張性に優れたシステムを構築
  • 部品・修理の迅速な受発注の実現
  • 顧客満足度の向上
 

会社概要

TCM株式会社
所在地: 大阪市西区京町堀1丁目15番10号
代表執行役社長: 石木 厚重
資本金: 76億4666万円(2005年3月末 現在)
従業員数: 644名(2005年3月末現在)
設立: 1949年(昭和24年)2月17日
URL: http://www.tcm.co.jp/index.html

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