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クライアントPCのセキュリティ強化と保守運用性の向上を
HPシンクライアントで実現

スルガ銀行株式会社

導入事例

スルガ銀行株式会社
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邦銀初の本格的なCRMシステム(顧客情報管理システム)の導入、インターネット・バンキングの早期取り組みなど、ITを経営に活かすことに積極的なスルガ銀行。お客さま第一主義を掲げる同社は、お客さまの資産を守るセキュリティ強化の一環として情報系端末のシンクライアント化を実現した。 そのソリューションの1つとして同社は、HPシンクライアントとブレードPCを採用。シンクライアントによりユーザ側のクライアント端末にデータを残さないことによるセキュリティ強化、ブレードPCをデータセンターに集約することによって保守運用の効率化を成功させた。
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
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スルガ銀行株式会社 ロゴ

事例キーワード

業種: 金融業
ソリューション: セキュリティCRM
製品: HP bc1500 PC BladeHP Compaq t5710 Thin ClientHP ProLiant DL380HP ProLiant DL360
ソフトウェア: HP Proliant Essentials Rapid Deployment PackHP Systems Insight Manager

お客様のチャレンジ

品質マネジメント部 システム審議役 吉野 裕志 氏
品質マネジメント部
システム審議役
吉野 裕志 氏
静岡県を中心に関東・東海地区に120営業店を擁するスルガ銀行(本店:沼津市)は、リテールバンキングに特化した戦略を基に「ライフ アンド ビジネス コンシェルジュ」をめざして、一人ひとりのお客さまのニーズを的確に把握し、長期的な視点で最適なサービスを提供していくという理念を掲げている。お客さまの情報を確実に把握し、全社で共有してリテールバンキングを推進するために、同社は1999年に顧客情報管理システムを全店で稼動させた。邦銀初となるこのCRMシステムの導入以来、高度なワン・ツー・ワン・マーケティングを実践しつづけている。

またスルガ銀行は、「日本一安全な銀行」をめざすという目標も掲げている。2004年に導入された手のひら静脈認証預金をはじめとする各種セキュリティ強化に加え、2005年4月の個人情報保護法施行にからみ、CRMシステムを利用する情報系営業店端末や開発部門のクライアントPCをHP Compaq t5710 Thin Clientによってシンクライアント化した。品質マネジメント部システム審議役 吉野裕志氏は、動機をこう述べる。 「個人情報保護法の施行が迫っていたという背景もありますが、お客さまの資産を守るという一環で、情報漏えいに万全な対策を期する必要がありました。営業店の社員は日常的にCRMシステムを使って顧客データをフルに活用していることもあり、情報漏えいのリスクを減らすために、クライアントPCにデータを保存できない環境を構築しようと考えたのです」
同社の営業店には、約1200台の情報系クライアントPCが配備されており、CRMや情報検索用途のWebアプリケーション、ノーツ・クライアントなどが稼動していた。利用しているアプリケーションが共通化し、かつ種類が少ないため、シンクライアント化する方式としてWindows Terminal Services(以下WTS)が最適であると考え、同サービスによるサーバ・ベースド・コンピューティングへの移行を決定した。

ところが、情報システム部門やマーケティング部門など約80台のクライアントPCは、ホスト系システム開発用ツール、あるいはクライアントベースで稼動しているデータ分析用ツールなどを使っているため、移行すべきアプリケーションが多数あり、動作検証や改修作業が困難であり、WTSへの移行は非現実的だという問題があった。そこで、これらの課題を解消し、ユーザ側に実データを残さない高いセキュリティ環境を構築できるソリューションとして採用されたのが、「HP Consolidated Client Infrastructure」(以下CCI)だった。

HPソリューション

HPのCCIソリューションは、従来のPCの機能を分割し、ユー ザ側にはアクセス端末としてシンクライアントを残し、CPU やハードディスクなど主要機能をブレードPCに格納してデー タセンターへ集約する。1台のシャーシに20台のブレードPC を格納することができるが、スルガ銀行では約80台の特定部 門用PCに予備機を含めて100台のブレードPCで構成される HP bc1500 PC Bladeを導入した。CCIを採用した理由を、吉野氏は次のように述べる。「ブレードPCは、従来のアプリケーションをそのまま使うことができ、移行に伴う動作検証や改修作業がまったく不要。センタ側に集約することで端末側でのセキュリティリスクが回避される上に、保守・運用管理 の省力化も期待できます」

また、サーバ・ベースド・コンピューティングはサーバがダウンすると影響が全体に及ぶため、サーバ自体の冗長化が必要になる。しかし、ブレードPCなら障害範囲は1台に限定され、 その復旧を迅速にできる仕組みを考えればいいというメリットもある。CCIには、HP Rapid Deployment Pack(以下RDP)という管理ツールが含まれ、ブレードPCのOSやアプリケーションのイメージファイルを予備機のブレードPCに自動的に配布する仕組みを作り、障害復旧の迅速化を図ることが可能だ。さらに吉野氏は、ダイナミックアロケーションエンジンによって、同じアプリケーションを使用するユーザごとにブレードPCをグループ化し、ブレードPCへの接続要求を動的に振り分けることができるCCIの優位性を評価している。「同じアプリケーションを使う部門ごとにブレードPCを仮想グループ化すれば、ユーザがログインしたときに使用されていな いブレードPCに接続することができます。1対多で接続できる環境ができれば、容易に耐障害性を確保できます」(吉野 氏) 
なお、シンクライアント端末として導入された500台 のHP Compaq t5710 Thin Clientは、ブレードPCのユーザ端末のほか、営業店のWTS端末としても順次、配布している。
 
HPソリューション
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ビジネスベネフィット

WTSとCCIによってユーザ側にデータを残さない環境を実現できたため、情報漏えいに対するセキュリティは格段に向上した。「WTSとCCIによって機能分担が非常にうまくいき、 当社の環境にマッチしたソリューションを採用することができました。特に情報システム部門での情報漏えい対策としてもっとも根本的な、端末にデータを残さないというデータ保護環境が整備できた効果は大きいと考えています」(吉野氏)

また、シンクライアント化によるユーザ端末の保守性と運用コストへの効果も大きいという。従来、クライアントPCに障害が発生した際には、リモート環境で保守し、復旧できない 場合は設定済みのPCを社内メール便でセンドバックしていた。 引き取り交換するPCは1ヶ月に20〜30台にのぼっており、 その手間は大きかった。「社内メール便を使用していたため配送コストは明確にできませんが、ほとんどの障害をセンター側で迅速に保守対応できるようになり、その工数だけみても非常に効率化されました。ブレードPCも、基本的にはリモートで運用管理していますが、障害が発生したときにデータセンター内にPCがあるわけですから、復旧のスピードは格段 に上がると期待しています」(吉野氏)

現在、ブレードPCに障害が発生した場合には、RDPにより予備機にOSとアプリケーションを自動的に配布して復旧させるようにしているが、今後、各ユーザの設定を完全にバック アップする仕組みをつくり、より障害復旧の迅速化を進めて いく計画だ。

今回のプロジェクトでは、CCIの導入は特定部門のシンクライアント化として採用したものだが、「将来、営業店の情報系端末もリッチクライアントの必要性が高くなれば、必然的 にWTSからCCIへという流れになるでしょう」(吉野氏)と、 CCIソリューション拡大の可能性を示唆した。

お客様のチャレンジ

HPの提供ソリューション

結果

  • 「日本一安全な銀行」をめざすという方針のもと、セキュリティ対策を強化
  • 顧客データなど機密情報をクライアントPCに残さない仕組みとしてシンクライアント化の採用
  • 情報システム部門、マーケティング部門 など特定部門のシンクライアント化に 向けたHP Consolidated Client Infrastructure(CCI)
  • HP Rapid Deployment Pack(RDP) によるブレードPCへの効率的なOS、アプリケーション配布
  • シンクライアント端末として HP Compaq t5710 Thin Client
  • シンクライアント化によるクライアントPCのセキュリティ向上
  • ブレードPCのデータセンター集約による運用管理性の向上
  • ブレードPCの動的配分という接続環境による耐障害性の向上

会社概要

スルガ銀行株式会社
所在地: 静岡県沼津市通横町23番地
社長: 岡野 光喜
資本金: 30,043百万円 (平成17年3月31日現在)
設立: 明治28年10月19日
URL: http://www.surugabank.co.jp/surugabank/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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