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サービスを止めないことを最優先にスケールアウト構成の証券システムを構築

楽天証券株式会社

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ミッションクリティカルな基幹DBをHP Integrity Superdome+Oracle9i RAC へリプレース

インターネット・トレーディング専門の証券会社である楽天証券は、他社との差別化と“サービスを止めない”ことを最優先として、システムの自社開発・運用を基本に可用性の高いシステムづくりに取り組んでいる。2006 年5 月、継続したサービスを提供するために、60 万口座に上るミッションクリティカルな基幹DB をアクティブ-アクティブのクラスタ構成とスケールアウト構成によるHP Integrity Superdome+Oracle9i RAC へリプレースし、可用性と拡張性に優れたシステムを構築した。
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
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楽天証券株式会社

事例キーワード

業種: 金融
ソリューション: ビジネスコンティニュイティ、データベース
製品: HP Integrity Superdome
ソフトウェア: HP-UX 11i v2Oracle9i RAC

お客様のチャレンジ

他社との差別化のため自社でのシステム開発を基本に独自のサービスをノンストップで提供

  楽天証券株式会社 取締役執行役員 IT戦略企画室長 原田 勉氏
楽天証券株式会社
取締役執行役員
IT 戦略企画室長
原田 勉氏
 
日本で初めてのインターネット・トレーディング専門の証券会社としてスタートした楽天証券は、いくつもの先進的なサービスを展開してきた。例えば、米国株式の現地リアルタイム取引、中国株取引、先物オプション取引などに加えて、2005年6月には業界初のリアルタイム株価自動更新機能を搭載したモバイル用オンライントレーディング投資ツール「iSPEED(アイスピード)」を提供している。

熾烈な競争を繰り広げるネット証券にあって、こうした楽天証券の新サービス投入と業界でも低水準の手数料などが人気を呼び、現在では60 万を超える総合口座数(2006年7月現在)を誇っている。取締役執行役員IT 戦略企画室長 原田勉氏は、楽天証券の強みを維持するIT戦略を次のように話す。

「当社では新サービスに加えて、PC用のオンライントトレーディング投資ツールである『マーケットスピード』やそのコンセプトを継承したモバイル版の『iSPEED(アイスピード)』などを開発、個人投資家に提供することで、他社と差別化を図りサービス向上に努めてきました。とくに他社との差別化を図るために、多少コスト高になりますがシステムは自社での開発・運用を基本としています。ASPを利用するとノウハウも横並びになり差別化が難しくなるからです。また、ネット証券はシステムへのアクセス負荷が大きく変動しますので、“絶対にサービスを停止させない”ことを最優先したハイアベイラビリティとパフォーマンス、スケーラビリティを追求したシステム展開を行っています」

楽天証券は、システムの自社開発・運用を行うことによって、「システムの安定性」「システムの高速性」「情報のリアルタイム性」「ユーザビリティの優位性」を実現し、競業他社との差別化を図った付加価値の高いサービスを顧客に提供している。

社会生活に多大な影響を及ぼす金融機関は、サービス停止を避けなければならない。とくに窓口業務のないネット証券では、システムの可用性確保は至上命題だ。同社もサービスを止めないシステム構築に長年注力してきた。


HP のソリューション

可用性と拡張性に優れたHP Integrity Superdome+Oracle9i RACにリプレース

  HP Integrity Superdome
HP Integrity Superdome
 
「基幹DBサーバには設立当初からHP-UXサーバのクラスタ構成を採用しており、そのおかげでハードウェア障害は一度も発生したことはありません。ただ残念ながら、ソフトの障害でサービスが停止したことがありました。そこで、2005年4月にデータベースをOracle9i RACに移行することを決めると同時に、ハードウェアも今までの実績を評価してHP Integrity Superdomeにリプレースすることにしました。HP Integrity Superdomeはサービスを停止しないための条件である可用性、信頼性に優れており、CPUのクロック数が高いことも評価した結果です」(原田氏)

楽天証券では、金融機関に求められるミッションクリティカルな基幹DB のプラットフォームには可用性・信頼性の高いHP-UX を基本としている。当時、Oracle9i RACを大規模基幹DBに全面的に採用するのはネット証券では楽天証券が初めてであり、小規模DBでの経験を積んでリプレースに臨んでいる。

「まず規模の小さなシステムでOracle9i RACを導入しノウハウを蓄積しました。その経験をベースに基幹DB の構築は段階を分けて順次移行しました。HP Integrity Superdomeは全てアクティブ- アクティブのクラスタ構成で、障害が発生した場合瞬時にリカバリーしてサービスを継続できるようにしています。また運用面では、サービスを止めないためにHP のCS(クリティカル・サービス)を活用しています」(原田氏)

アライアンスパートナーであるオラクルとHPのサポートチームの緊密な連携プレイによって、ミッションクリティカルな大規模基幹DB のOracle9i RACへの移行はスムーズに行われた。それを支えるプラットフォームであるHP Integrity Superdome は、全てHP-UX 11i v2、32CPUのクラスタ構成で、RAC の2ノードを1単位として3セットが稼動している。

「リプレースに際しては、厳しいスケジュールであったにもかかわらず設定ミスもなくオンスケジュールで移行できました。ソリューションとしていいものを提供してもらったと、HP には感謝しています」(原田氏)


ビジネスベネフィット

キャパシティを簡単に増強でき、サービスが止まらない可用性を確保

全ての基幹DBがHP Integrity Superdome+Oracle9i RACに移行して3 カ月。取引開始9時の寄付きや15時の大引けのアクセスピーク時にも余裕で対応している。

「システムの安定性は非常に高く、CPU速度も十分なので、負荷が集中しても全く問題ありません。何よりもサービスが止まらないという安心感があります。また基幹DB を分割できるスケールアウト構成なので、キャパシティを簡単に増強できるようになりました。可用性を確保するため、アクセスピーク時のCPU稼働率が50%未満になるように運用しています。ただ、サーバ増設に2〜 3カ月はかかりますから、常に口座数の伸びやアクセス状況をウォッチングして、CPU稼働率が常時35%を超えるようになったらサーバの増設を決定します。コストよりもキャパシティ優先です。今後はBCP(Business Continuity Plan)に取り組み、DR(Disaster Recovery)を計画しています。サービスを止めないアクティブサイトとして数秒での切り替えが可能かどうか検討します」(原田氏)

熾烈な競争を展開するネット証券界にあって、HP IntegritySuperdomeはサービスを止めないプラットフォームとして、楽天証券の競争優位持続の原動力として活躍するに違いない。



お客様のチャレンジ

HPの提供ソリューション

結果

  • サービスを止めないシステムの構築
  • ビジネスの拡大に応じたリニアな拡張性
  • アクティブ - アクティブのクラスタ構成のHP IntegritySuperdome による可用性の高いシステム
  • CSの24時間365日監視によるシステムを止めない運用
  • キャパシティを容易に拡張できるスケールアウト構成
  • 可用性の高いシステムを構築
  • システム運用負荷の軽減
  • 顧客サービス向上

会社概要

楽天証券株式会社
所在地: 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー21階
代表取締役会長: 國重 惇史
資本金: 7,310百万円
従業員数: 197名(平成18年3月末現在)
設立: 平成11年3月24日
URL: http://www.rakuten-sec.co.jp/

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