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HP BladeSystem+VMwareで
仮想化によるサーバ統合を短期間で実現

株式会社日産フィナンシャルサービス

導入事例

株式会社日産フィナンシャルサービス
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株式会社日産フィナンシャルサービスは、クルマ購入時のクレジットやリースなどの金融サービスをはじめ、「日産カード」の発行と運営、「日産レンタカー」の業務運営、自動車保険をおもな事業とする金融サービス会社である。ビジネス環境が変化していく中、同社は散在する250台のサーバの集約を決断。ブレード型サーバHP ProLiant BL20pとVMwareによるサーバ・コンソリデーションを実施した。仮想化環境への移行も極めてスピーディに行われたことで、業務継続性を維持しつつシステムの標準化を実現した。
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
PDF(588KB)
株式会社日産フィナンシャルサービス

事例キーワード

業種: 金融業
ソリューション: コンソリデーション仮想化
製品: HP BladeSystemHP StorageWorks EVA
ソフトウェア: VMware

お客様のチャレンジ

株式会社日産フィナンシャルサービス 情報システム部 主管 塩谷 巌 氏
株式会社
日産フィナンシャルサービス
情報システム部
主管
塩谷巌氏
 
日産フィナンシャルサービスのITシステムは、日産グループ全体のビジネスを支える生命線だ。例えばクルマの購入時にユーザがクレジットを利用する場合、日産グループ販売会社の担当者は、日産フィナンシャルサービスが運用するWebアプリケーションを通じてクレジット申し込みや与信などの手続きをスピーディに行える。同社の情報システム部主管塩谷巌氏は、このITシステムがもたらすメリットを次のように述べる。「以前はお客様が記入した申し込み用紙をFAXで受け付ける方法だったため、手続きが完了するまでに時間を要していました。現在では日産グループのネットワーク上で提供されているWebアプリケーションを通じて、早いものでは数分で受け付け可能なため、店頭でのお客様との商談中に手続きを進められます」

しかし、こうしたスムーズなサービス提供の裏側で、増え続けるサーバの管理が課題となっていた。その要因のひとつは、同社が設立された経緯にあると塩谷氏は説明する。「日産フィナンシャルサービスは、『日産クレジット』『日産カーリース』『日産カーライフネットワーク』の3社が2000年に合併して設立された会社です。それぞれの商品やサービスにシステムや業務が強く結びついており、クレジットやリースといったサービスごとに個別のシステムを構築してきました。気がつくとあっという間に250台に達し、それぞれのOSのバージョンもバラバラ。これら多数のサーバの管理が問題となっていました」

サーバの老朽化や負荷の偏りといった課題も存在していた。「ハードウェアやソフトウェアの保守を受けられなくなるサーバが出てきつつあり、老朽化対策が必要になってきました。また、あるサーバはほとんど遊んでいる一方で、あるサーバは目一杯に利用されるなど、負荷のバランスが悪いという問題もありました。そうした中、従来はなかった仮想化技術が選択肢として登場しました。以前ならひとつひとつのサービスごとにサーバを設置せざるを得なかったのが、複数のサービスを1台のサーバに収容可能になります。この仮想化技術によってサーバを集約し、運用管理やコストの面での問題を解決したいという考えがありました。老朽化対策は、その導入のよいきっかけとなったと思います」(塩谷氏)

HPのソリューション

株式会社日産フィナンシャルサービス 情報システム部 技術・運用グループ 課長代理 橋本俊実 氏
株式会社
日産フィナンシャルサービス
情報システム部
技術・運用グループ
課長代理
橋本俊実氏
 
こうした問題意識をもとにいくつかのベンダにソリューション提案を打診したが、事はそう簡単には運ばなかったという。情報システム部技術・運用グループ課長代理橋本俊実氏は、「いくつかのベンダさんから提案いただきましたが、どこか絵空事で当たり障りのない形の提案に終わっていました」と説明する。また塩谷氏も、「ビジョンと現実とのギャップを埋めるソリューション」が提案されなかったと振り返る。「弊社では非常に大規模なシステムを多数運用していますが、情報システム部の30数名ほどのうち、インフラ周りを管理するスタッフは数名程度にすぎません。そのため、(システムの今後について)大きな絵を描いても、現在われわれのいる場所からそこに至る“階段部分”がうまく描けなかったのです」(塩谷氏)

こうした中、日産フィナンシャルサービスとHPによる合同ディスカッションが2005年10月に実施され、課題に対する具体的なソリューションが検討された。この共同作業を通じて、塩谷氏や橋本氏は「HPの提案は他のベンダとは切り口が違う」という確かな感触を得たという。「(HPの提案には)われわれをやる気にさせる要素がありました。うまく背中を押していただいたと思います」(橋本氏)。「なかなか手が出せなかった課題についても、単にものを売るベンダの立場ではなく、われわれユーザの立場から見てどのようなソリューションが最適なのか検討していただきました。弊社の課題である工数や体制面でもHPがカバーするという体制やコミットを得られたことが大きかったと思います」(塩谷氏)

この合同ディスカッションの後、日産フィナンシャルサービスはHPのソリューションに基づくサーバ移行の実施を正式に決定した。2005年12月にプロジェクトを開始し、ハードウェアの納入は翌年2月初め、そして3月にはカットオーバーするという非常にタイトなスケジュールである。このプロジェクトでは、26のシステムを収容する合計90台のサーバが移行対象となり、うち28台についてはブレード型サーバHP ProLiant BL20pとVMwareによる仮想化が実施され、わずか8台に集約されている。同時にSANストレージとしてHP StorageWorks EVA6000を導入し、ストレージの集約も実現した。

ビジネスベネフィット

およそ3ヶ月という短い期間での移行作業は、日産フィナンシャルサービスも大きなリスクととらえていた。「既存の環境を新しいサーバに載せ換えるので、本来は既存環境をよく知るわれわれの支援が必要ですが、われわれのリソース不足がボトルネックになる可能性がありました。そうした状況でこの短い期間内に本当に移行が完了するのか、半分心配でした」(塩谷氏)そうした懸念をよそに、きわめてスピーディなサーバ移行を実 現したツールが、HPのSMP(Server Migration Pack)である。SMPを利用することで、既存のサーバのディスクイメージをそのままの形でVMwareの仮想マシンへ変換する「P2V(Physical to Virtual)変換」が可能になる。これにより、従来の移行作業につきものであったOSのインストールやパッチ適用、アプリケーションのインストールと設定、データ移行といったひととおりの作業をほとんど省略できる。SMPの威力について、橋本氏は次のように語る。「再構築が難しい“触りたくないサーバ”というのがやはり何台かあります。そうしたサーバも、ディスクイメージをコピーしてそのまま移築できましたので、非常に楽でした。従来のサーバ移行では、調査から詳細テストまで実施すると1台あたり1週間〜10日は要していましたが、SMPでは 数時間で終わってしまいます」

また今回のサーバ・コンソリデーションによって、日産フィナンシャルサービスでは「ITシステムの標準化」による大きなメリットが得られたという。「何かあったときの運用管理が容易になりました。個別運用ではなく集中化しましたので、管理すべきポイントは一ヶ所ですみます」(橋本氏)。HPからは安全なインフラ運用に欠かせないサービスとして、無償でリアルタイムにハードウェアのイベント監視や通知を行い、クリティカルな問題の発生を未然に防ぐ遠隔モニタリングサービスも提供している。「弊社のビジネスの柱である金融サービスでは、ITそのものが商品と言っても差し支えありません。新しい商品を出すにもそれを支えるシステムが不可欠です。そうなると、やはり『スピード』が大事なキーワードとなります。従来のようなシステム構築とは異なり、そうしたスピード感に追随できるインフラが実現できたと思います」(塩谷氏)

ビジネスとITが直結する現代において、環境変化のスピードに柔軟に適応するITインフラはいまや不可欠である。日産フィナンシャルサービスは、柔軟でスピーディなITを武器に、これか らも多様なお客様のニーズに対応し、ビジネスを進化させていくだろう。


お客様のチャレンジ

 
  • サーバ増加にともなう管理コストの抑制
  • サーバ間の負荷バランスの均一化
  • サーバの老朽化対策
 

HPの提供ソリューション

 
  • ブレードサーバ+VMwareによる サーバ・コンソリデーション
  • SMPによるスピーディなサーバ移行
  • ビジョンを現実にする具体的なソリューション提案力
 

結果

 
  • 3ヶ月の短期間で大規模なサーバ移行を実現
  • システムの標準化により管理を簡素化
  • ビジネスの要求にすばやく応えるITインフラを整備
 

会社概要

株式会社日産フィナンシャルサービス
所在地: 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目6番
代表取締役社長: 内村 直友
資本金: 163億8,750万円
従業員数: 1,190名(パート等を除く) 2006年3月31日現在
設立: 2000年7月1日
URL: http://www.nissan-fs.co.jp/index.htm

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