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みずほ情報総研が、
マネージドクラウドのサービス基盤を刷新

みずほ情報総研株式会社

お客様事例

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クラウドアプライアンス「HP CloudSystem Matrix」を採用し、
サービスのスピード、柔軟性、コスト競争力を強化

HPは「仮想サーバー環境の集約率を高めること、ストレージおよびネットワーク環境への仮想化技術の適用を強化すること」というテーマに対して明快な回答を示してくれました。しかも、それぞれが緊密に連携し、システム全体として高い効率性と低い運用負荷を実現するものでした。

みずほ情報総研株式会社 常務執行役員
アウトソーシングサービスグループ担当 調達管理部担当
山森裕一氏
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
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目的

金融・公共・法人向けに提供される、高信頼なマネージドクラウドのサービス基盤を刷新。激化する競争環境において更なる優位を獲得するために、サービス提供のスピード化、いっそうの柔軟性の獲得、コスト競争力の強化を目指した。

アプローチ

仮想サーバー環境の集約率を高めること、ストレージおよびネットワーク環境への仮想化技術の適用を強化することを基本要件とし、20%のTCO削減を図る。10数項目からなる評価ポイントを定め、複数ベンダーの提案から総合評価により選定。

導入効果

クラウドアプライアンス「HP CloudSystem Matrix」を採用しマルチベンダーのシステム環境を統合、サービス基盤をシンプル化
ITリソース提供のスピード化、柔軟なサービス基盤の拡張を可能に
iSCSIクラスターストレージ「HP P4000 G2 SAN」によりストレージ環境の拡張性と可用性を両立
HP IRF 対応10GbE スイッチ「HP 5820 Switch」により機器台数を削減し管理を容易に

ビジネスの効果

5年間でTCOを20%以上削減できる見通し
クラウドサービス基盤への顧客集約率を高めコスト競争力を強化
最新の仮想化技術によりビジネス要求への柔軟かつ迅速な対応が可能に


お客様背景

サービスのスピード、柔軟性、コスト競争力を強化

みずほ情報総研が、クラウドアプライアンス「HP CloudSystemMatrix」を採用してマネージドクラウドのサービス基盤を刷新した。システム全体をシンプル化し、運用効率を高めながら高いサービス品質を実現。さらに、最適なタイミングで必要なだけリソースを追加できるアーキテクチャとし、優れたコスト競争力の獲得を目指した。


ソリューション

現行のシステムをそのままオープン環境へ
みずほ情報総研株式会社 常務執行役員 アウトソーシングサービス グループ担当 調達管理部担当 山森裕一氏
みずほ情報総研株式会社
常務執行役員
アウトソーシングサービス
グループ担当
調達管理部担当
山森裕一氏
みずほ情報総研株式会社 アウトソーシングサービス グループ インフラ構築業務推進部 部長 上野圭一氏
みずほ情報総研株式会社
アウトソーシングサービス
グループ
インフラ構築業務推進部
部長
上野圭一氏

みずほ情報総研は、みずほフィナンシャルグループにおけるIT事業会社としておよそ4,200名のプロフェッショナルを擁している。金融機関、法人、公共機関向けのシステムソリューション事業を中核とし、幅広い業種・業務に精通したアプリケーション開発に強みを持つ。また、企業戦略とIT戦略を結びつけるコンサルティング企業、社会保障や社会システム分野におけるリサーチ・研究機関としての顔も併せ持っている。

みずほ情報総研では、高信頼なサービス基盤と、質の高い運用管理サービスを組み合せたマネージド型のホスティングサービスを2003年より提供してきた。2008年には、仮想化技術を導入しマネージドクラウドへと進化を遂げている。

そして2012年4月、みずほ情報総研はHPのクラウドアプライアンス「HP CloudSystemMatrix」を導入。マネージドクラウドのサービス基盤を大胆に刷新した。常務執行役員山森裕一氏は、その狙いを次のように語る。

「クラウドビジネスの競争は一段と激しさを増しています。サービス基盤の刷新により、サービス提供のスピード化、いっそうの柔軟性の獲得、コスト競争力の強化を図り、今後5年間のビジネスを優位に進めていきたいと考えています」

みずほ情報総研のマネージドクラウドは、ハードウェアからOSまでのリソースを柔軟に活用できるIaaSモデル、データベースやアプリケーションサーバーまでをセキュアに利用できるPaaSモデルとして提供される。この環境で、独自開発のアプリケーションを稼働させるのが典型的な形態だ。

「お客様個別のニーズにお応えするアプリケーション開発力が、私たちの競争力の源泉です。それを支えるサービス基盤の柔軟性やコスト競争力を高めることで、より幅広いお客様のニーズにお応えしていく狙いもあります」(山森氏)

みずほ情報総研のマネージドクラウドでは、みずほフィナンシャルグループのセキュリティ標準に準拠するなど、安全性・安定性の面で高水準なサービスレベルが確保されている。事実、サービスへの要求レベルの高い金融機関による利用がおよそ半数を占めているという。

「高いサービス品質を確保しつつコスト競争力を高める。これが基本方針であり、最大のチャレンジでした」と、インフラ構築業務推進部 部長の上野圭一氏は話す。

高品質に加えて、サービス提供のスピード化、柔軟性の獲得、コスト競争力の強化を図る――これらは相互に緊密な関係性を持った課題と認識された。プロジェクトはこのポイントに着目しつつ新たなサービス基盤の設計を進め、システム要件を複数のITベンダーに提示した。

「従来のサービス基盤は典型的なマルチベンダー環境でした。今回、サーバー、ストレージ、ネットワーク、それぞれのベンダーからも提案を受けましたが、総合評価方式により検討した結果、圧倒的な高スコアを獲得したのがHPでした」(上野氏)



5年間で20%のTCO削減を掲げプロジェクト開始
みずほ情報総研株式会社 インフラ構築業務推進部 ホスティングサービスチーム プロジェクトマネージャー 渡邊昌裕氏
みずほ情報総研株式会社
インフラ構築業務推進部
ホスティングサービスチーム
プロジェクトマネージャー
渡邊昌裕氏

プロジェクトが提示した10数項目に及ぶ要件のうち、最も重視されたのは「仮想サーバー環境の集約率を高めること、ストレージおよびネットワーク環境への仮想化技術の適用を強化すること」だった。サービス基盤へのユーザーの収容数を高めるとともに、システム規模をよりコンパクトにし、集中管理によって運用負荷を軽減することが狙いだ。具体的な目標として、プロジェクトは「5年間で20%のTCO削減」を掲げた。

「HPの提案は、合理的で高い効果が期待できるものでした。より多くのCPUコアを搭載しI/O仮想化が可能なブレードサーバー、Active-Active冗長化により帯域と耐障害性を高められるスイッチ、スケールアウトで拡張可能なクラスターストレージを組合せ、私たちが提示した要件をクリアしていました」と、刷新プロジェクトの現場を指揮するインフラ構築業務推進部 ホスティングサービスチーム プロジェクトマネージャーの渡邊昌裕氏は評価する。

HPは、これらの主要なシステムコンポーネントをHP CloudSystem Matrixとして提供した。検証済みの環境として短期導入が可能なクラウドアプライアンスである。

「ブレードサーバーには16コアのCPUを採用してユーザーの収容数を高めました。この環境を活かすテクノロジーとして注目したのが『HPバーチャルコネクト』です。サーバーファームネットワークは、サーバー仮想化によって複雑さを増しています。従来の方法で構築すると、実に多くのスイッチやカードが必要になり、しかも帯域や構成の変更は容易ではありません」(渡邊氏)

「HPバーチャルコネクト」は、サーバーに内蔵された10GbEネットワークカード(CNA:コンバージドネットワークアダプター)の帯域を複数に分割し、LAN(Ethernet)とSAN(FCまたはiSCSI)に柔軟に割り当てることができる。帯域は100Mbps単位で、しかもオンラインでコントロール可能だ。また、MACアドレスとWWNは仮想化され、障害やメンテナンスで物理サーバーを予備機に交換しても設定情報を引き継ぐことができる。

「HPバーチャルコネクトを使えば、最小限の機器構成でサーバーファームネットワークを構築できるだけでなく、ユーザーの要求にスピーディに応える柔軟な構成変更や、障害に際しての迅速なサービス復旧が可能になります。運用負荷の軽減にもメリットが大きいと考えました。より多くのユーザーを集約するサービス基盤に、不可欠な機能と言えるでしょう」(渡邊氏)

システム概要

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システム全体で高い効率性と低い運用負荷を実現

HPバーチャルコネクトとともに、ネットワーク環境のシンプル化に貢献したのが、HP独自のネットワーク仮想化技術「HP IRF(IntelligentResilient Framework)」を採用したレイヤー3スイッチだ。

HP IRF は、リンクアグリゲーションで接続した複数のスイッチを、仮想的に1台のスイッチとして扱えるテクノロジーである。Active-Activeの冗長構成が可能なため、帯域と耐障害性を同時に高められる。さらに、障害発生に際しては最短50ミリ秒で経路の切り替えを可能にする。

「HPバーチャルコネクトとHP IRF 対応スイッチを組み合わせることで、ネットワーク機器の台数を大幅に削減できました。ネットワーク環境のシンプル化は、管理を容易にするとともにトラブル対応の迅速化にも貢献します」と渡邊氏は評価する。

次に、ストレージ環境を見てみよう。本システムで採用されたのは、クラスターストレージ「HP P4000 G2 SAN」である。ストレージノードの追加で柔軟に容量拡張が行えるとともに、仮想ストレージプールによってオンデマンドでのボリューム提供・構成変更を可能にした製品だ。

「従来のストレージ環境では、ボリューム設計やサーバーとの接続など物理的な作業が不可欠でした。これに対してHP P4000 は、仮想ストレージプールからボリュームを切り出す操作だけでプロビジョニングを行えます。システムのセットアップは劇的にスピード化できました」と、渡邊氏は話す。

インフラ構築業務推進部 ホスティングサービスチーム 次長の斎藤文昭氏は、「クラスターストレージの最大のメリットは、スモールスタートと柔軟な拡張が可能で、余剰リソースを持たなくて済むことにあります。従来型のストレージ環境では、数年先を見据えて導入当初はどうしても余剰リソースを持たざるを得ませんでした」と語る。

さらに、HP P4000 G2 SANではシンプロビジョニングを標準機能として備えているため、容量増強の投資を適切なタイミングで行える。データが実際に書き込まれるときに領域を割り当てる方式を採用しているため、高い容量効率を実現する。

「また、HP P4000 はノード障害にも耐える“ネットワークRAID”と呼ばれるユニークな機能によって完全な二重化を実現しており、他のクラスターストレージにない特長として評価しました」(渡邊氏)

「HPは『仮想サーバー環境の集約率を高めること、ストレージおよびネットワーク環境への仮想化技術の適用を強化すること』というテーマに対して明快な回答を示してくれました。しかも、それぞれが緊密に連携し、システム全体として高い効率性と低い運用負荷を実現するものでした」と、山森氏は評価する。

また、マネージドクラウドに欠かせないデータバックアップにおいては「HP StoreOnceD2D4300」を採用し、重複排除やレプリケーションを活用した運用効率化を図っている。

「サービス基盤全体でいかに高いサービス品質を実現するか、そのためにシステムアーキテクチャはどうあるべきか、運用はどうあるべきかを慎重に見極めながら設計を進めました。

HPには、私たちの課題を十分に理解してもらったうえで、最適な提案をしてもらえたと考えています」と上野氏も続ける。


効果と今後の展望

最先端のテクノロジーをビジネスの競争力に結びつける
みずほ情報総研株式会社 インフラ構築業務推進部 ホスティングサービスチーム 次長 斎藤文昭氏
みずほ情報総研株式会社
インフラ構築業務推進部
ホスティングサービスチーム
次長
斎藤文昭氏

「私たちは、5年サイクルでサービス基盤を見直していますが、技術革新のスピードは目覚ましく、特にシステム機器コストの低下は著しい。ということは、最新のサービス基盤も1-2年のうちにコスト競争力を失っていく可能性があります。そこで重視したのが、システムに“遊び”を持たないこと。最適なタイミングで必要な分だけリソースを追加投資できることでした」(斎藤氏)

「プロジェクトは5年間で20%のTCO削減を目標に掲げましたが、投資タイミングの最適化と運用の効率化を進めれば、決して難しい数字ではありません」 - 山森氏

HP CloudSystem Matrix のブレードアーキテクチャとクラスターストレージが、この要求に見事に合致した形だ。サーバーもストレージもスケールアウトが可能で、必要な規模から始めて順次拡張できる。

最後に、山森氏が次のように語って締めくくった。

「プロジェクトは5年間で20%のTCO削減を目標に掲げましたが、投資タイミングの最適化と運用の効率化を進めれば、決して難しい数字ではありません。最先端のテクノロジーをいち早くビジネスの競争力に結びつける、そうした提案をHPには今後も期待しています」



ソリューション概略

導入ハードウェア 導入ソフトウェア
・HP CloudSystem Matrix
・HP ProLiant BL465c G7
・HP ProLiant BL460c G7
・HP P4500 G2 SAN
・HP D2D4324
・HP 5820 Switch
・HP バーチャルコネクト Flex-10
・VMware vSphere


会社概要

みずほ情報総研株式会社
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-3
代表取締役社長 : 井上 直美
URL: http://www.mizuho-ir.co.jp/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 金融、IT
サービス: HP CloudSystem Matrix


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