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丸井のビジネス戦略を支える
アダプティブ・インフラストラクチャ

株式会社エムアンドシーシステム

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国内初、SAPによるアパレル生産管理システムをブレード型サーバのSANブート構成N+1で実現

丸井グループ各社のIT戦略立案からシステム構築・運用までを一手に担っている株式会社エムアンドシーシステム(以下、エムアンドシーシステム)。同社は丸井グループの一員として、小売業からアパレル、通信販売、金融まで、業種業態を問わず、マーケティングやマーチャンダイジングの分野に必要な情報システムを提供している。今回同社は、丸井の自社ブランドアパレルの生産管理システムをmySAP ERPによって構築。ブレード型サーバのSANブート構成N+1のシステムによって低コストと高可用性の両立を図り、将来のビジネス展開に伴うシステムの拡張性を見据えながらスモールスタートを実現した。
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
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株式会社エムアンドシーシステム

お客様のチャレンジ

「自分でつくって、自分で売る」を原点に、魅力的な自社ブランドの開発に注力

“小売に精通した”企業グループとしての成長を目指す丸井は、2003年10月、事業を機能別に再編、小売、カード・金融、小売関連サービスの分野ごとにグループ各社が分担する体制に移行した。また、「自分でつくって、自分で売る」という小売業の原点に立ち、魅力的な自社ブランドの開発に注力。自社売場の販売と仕入を担う各リテール会社が、お客様の声をスピーディにものづくりや販売施策に反映させる仕組みを整えてきた。

例えば、アパレル分野においては、製造から販売まで一貫して行う自社ブランドを中心に、顧客ニーズに合った品揃えを目指した。現在丸井の自社ブランドには、レディスの「アールユー」「アールユージーンズ」「タスタス」、メンズの「ビサルノ」「オンボード」などがあり、丸井にしかない価値ある商品として順調に成長している。この自社ブランドの生産から販売を行うのは、売場を運営しているリテール会社だ。

自社ブランドの売上を伸ばすには、顧客ニーズに合った商品企画、タイムリーな商品投入、そして一層のコストダウンが求められる。しかし、自社ブランドの生産進捗管理がシステム化されていなかったため、タイムリーな商品投入を維持するには多大な労力を必要としていた。

そこで、リテール会社からシステム化の相談を受けたエムアンドシーシステムは、自社ブランドアパレルに特化した生産管理システムの構築に取り組んだ。システム企画本部取締役本部長 高橋純一氏は、「今までの紙ベースの管理では、どの段階で生産れているのか、仕掛かり在庫はどれくらいかなどが瞬時に把握できませんでした。また全社同時スタートではなく1ショップから順次展開する想定で、当初ユーザ数が10人程度と少ない構成でスモールスタートし、将来のビジネスの発展を見据えながらシステムを最適化していく方法を模索しました」と話す。

HPのソリューション

ブレード型サーバのSANブート構成によるN+1の高可用性システムを提案

システム企画本部 取締役本部長 高橋 純一 氏
  システム企画本部
取締役本部長
高橋 純一 氏
  システム企画本部 営業システム部 新営業システム担当 平井 康範 氏
  システム企画本部
営業システム部
新営業システム担当
平井 康範 氏
生産管理のシステム化に際してオープン調達を行ったエムアンドシーシステムでは、複数のベンダーからシステム提案を受けていた。スモールスタートを考えると、スクラッチではなくコスト負担の少ないパッケージが有利だった。

「2004年春頃、各社の提案を検討した結果、mySAP ERPとSAP cProject Suite、SAP BI(Business Information Warehouse)、SAP AFS(Apparel & Footwear)を採用しました」(高橋氏)

SAP AFSは従来型の業務の必要に応じて開発してきたシステムとは異なり、アパレル・フットウェア業界の調達から生産、販売、会計まで、すべての業務プロセスをリアルタイムに統合し、企業全体の業務最適化を可能にするモジュールである。

「ただ、UNIXベースの提案だったので、コスト的には一桁違いました。そのままではスモールスタートになりませんから、Windows ベースでの再提案をお願いしました。当社では、分野別にベンダーを使い分けており、商品業務系システムでは、ストレージ、UNIX サーバ、Windows サーバごとに標準化しています。Windows サーバは原則としてHPが標準です。HPとは長年の信頼関係があり、現在でも多くのシステムを使っています。運用周辺のサービスも良く、一緒に仕事をした人の顔も見えていて安心でした」(高橋氏)

そこで提案したシステムインテグレータはHP と組んでWindowsベースのシステムを再提案した。

「当社では、可用性の面から基幹システムのサーバは二重化を基本としていました。当初はクラスタ構成のシステム化を考えていましたが、そうなるとサーバ台数も多くなりコストもかかります。もっとよい方法はないかとさらに検討を重ねてもらいました」(高橋氏)

HPは、ブレード型サーバHP ProLiant BL ラインでのSANブート構成によるN+1 の高可用性システムを提案。SAN ブートは、サーバ本体内部にOS を持たず、SAN 接続の外付けストレージ内にOSをインストールして利用することで、機械的な障害発生率の高いHDDをブレード型サーバから切り離して障害発生率を低減することができる。また、万一の障害発生時にも迅速な復旧が可能だ。

システム企画本部営業システム部新営業システム担当 平井康範氏は、ブレード型サーバ採用について次のように語る。

「ブレード型サーバを使うのは初めてでしたが、HPのブレード型サーバはSAP の認定を受けており、HP が7 年連続SAP のAward をとっているとのことで安心して取り組めました。N+1のSANブートシステムは、クラスタ構成に比べて断然コストを抑えられます。反面、切り替え時間が多少長くなりますが、直接接客に使うしくみではなく、数分間の業務中断なら問題はありませんでした」

ビジネスベネフィット

専業アパレルと戦えるシステム、外販パッケージとしても期待
丸井のアダプティブなインフラストラクチャを支える

国内で初となるSAP R/3 + ブレード型サーバのSANブート構成によるN+1の高可用性システムは、2005年3月カットオーバーした。SAP のモジュールごとのHP ProLiant BL サーバ×3台、アプリケーションサーバ×2台、予備サーバ×1台の計6台、HP StorageWorks1 台というN+1構成の生産管理システムだ。

HPがインフラ構築を担当したプロジェクトは、「2004年9月からスタートして2005年2月というスピード開発」(平井氏)だった。稼動間もないが、今後のビジネス展開を睨んだエムアンドシーシステムにとって、ブレードサーバシステムに対する期待は高い。

「まだ1 ブランドの運用が始まったばかりですが、紙ベースではわかりにくかった各プレイヤー毎の進捗状況が共有できるようになりました。我々システム部門にとっても、サーバ台数が少なくなり管理が楽になりました。これから他の自社ブランドへも展開していく計画です。今後このシステムを使うことで納期管理や原価管理を効率良く行えるようになり、自社ブランドの売上拡大や利益率向上に寄与することを期待しています」(高橋氏)

「今後は、今回のシステムをパッケージとして他部門への水平展開、外販も計画しています。また、当社はデータセンター事業もやっていますので、ブレードソリューションのノウハウを学ぶ意味でも今回のシステムは意義がありました。 サービスの提供コスト、スペースコスト、バックアップコスト、ライセンスコストを考えると相当のインパクトがあります。なお、今回はWindows のブレードシステムでしたが、今後はHP のLinuxブレードを使ってLinuxブレードシステムのモデルケースをつくりたいと考えています」(平井氏)

今後、ブレード型サーバのSAN ブート構成N+1 によってスモールスタートした生産管理システムは、丸井の自社ブランドアパレルの競争力強化にいっそう貢献するシステムへと発展していく。さらに、ブレードソリューションは、エムアンドシーシステムのデータセンタービジネスにおけるアダプティブなビジネス基盤の主軸として、これからも丸井のビジネスの成長を支えていくに違いない。
アパレル生産管理システム(通常稼働時)→ アパレル生産管理システム( 障害時の動作)
アパレル生産管理システム(通常稼働時) アパレル生産管理システム( 障害時の動作)
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エムアンドシーシステムのチャレンジ

 
  • 丸井の自社ブランドアパレルの生産性向上
  • 生産管理パッケージシステムの外販
 

HPの提供ソリューション

 
  • ビジネスの規模と成長に合致したブレードソリューションによるアダプティブ・インフラストラクチャ
  • HP ProLiant BLラインでのSANブート構成によるN+1の高可用性システムを構築
 

結果

 
  • 低コストと高可用性を両立させた システムを実現
  • 生産管理システムのスモールス タートと拡張性の確保
 

会社概要

株式会社エムアンドシーシステム
本社所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目16番8号
代表取締役社長: 篠瀬 達也  
資本金: 1億円
URL: http://www.m-and-c.co.jp/

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