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HP Integrity Superdomeが実現した、WindowsとHP-UXの基幹DB統合

カブドットコム証券 株式会社

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独自開発のシステムにこだわり、サービスの競争力で勝つ――カブドットコム証券は、革新的なサービスを次々と繰り出し顧客の支持を拡大している。その成長戦略を支えるのは、Windowsベースの「発注系」とHP-UXベースの「勘定系」が統合されたデータベース・システム。HP Integrity Superdomeによって「マルチOSコンソリデーション」を実現した革新的なITインフラストラクチャである。
HP Integrity Superdome導入事例
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
ポイントはここだ!SolarisからHP-UXへのデータベース移行

事例キーワード
業種 :  金融
ソリューション :  ITコンソリデーション
製品 :  HP Integrity Superdome
ソフトウェア : HP-UX、Windows

お客様のチャレンジ

顧客サービスの拡充を支える、勘定系データベースの刷新

カブドットコム証券株式会社 システム統括部長 阿部吉伸氏
  カブドットコム証券株式会社
システム統括部長
阿部吉伸氏
カブドットコム証券は、リスク管理と利便性という「顧客サービス」を磨き上げることで競争優位を獲得してきた。サービスを支える独自開発システムへのこだわりは、ネット証券の中でも際立っている。

「ネット証券は手数料競争の側面から捉えられがちですが、私たちにはずっとサービスで勝負してきたという自負があります。昨年10月の『発注系データベース』に続いて、この6月には、お客様の資産を管理する『勘定系データベース』を刷新しました。信用取引の拡大、銀行と連携した証券仲介サービスの開始によるユーザの急増に応えるものですが、もちろんそれだけが目的ではありません」(システム統括部長 阿部吉伸氏)

どれだけ顧客の利便性が向上するか、どれだけ顧客のリスク管理に貢献できるか――カブドットコム証券のシステム戦略は、常に「顧客サービスの向上」という価値基準によって遂行されてきた。 「銀行と連携したサービスの拡充も含め、計画中のサービスは実に豊富にあります。サービスの実行基盤である勘定系データベースを大幅に強化することで、革新的なサービスの提供を加速させることを狙っています」(阿部統括部長)

上場企業であるカブドットコム証券は、投資に対してその効果を厳しく管理している。 「サービスを拡充してもお客様が来なければRoIは下がります。システム強化に力を入れても、サービスに魅力がなければお客様に来ていただけません。求められるRoIを達成するには、『サービス拡充、システム増強、ユーザの獲得』をバランス良く実行しなければならないのです」(阿部統括部長) RoIを追求しつつ顧客サービスを拡充し、競争優位を獲得する――カブドットコム証券の選択は、HP Integrity Superdomeによる勘定系データベースの刷新、そしてデータベース・サーバの統合だった。

HPのソリューション

WindowsとHP-UXによるデータベースを、HP Integrity Superdomeに集約

 
カブドットコム証券が取り組んだデータベース統合。それは、HP Integrity Superdomeが強みを発揮する「マルチOSコンソリデーション」の実践でもあった。Windows Server™ 2003上で稼動する発注系データベース、新たに構築したHP-UXによる勘定系データベース――HP Integrity Superdomeは、ネット証券の発注系・勘定系システムというミッションクリティカルなデータベース統合を実現した。 「発注系データベースを安定稼動させていたHP Integrity Superdome内に、物理パーティションによって新たに2系統の勘定系データベースを構築しました。ミッションクリティカルな統合環境ということはもちろんですが、最大のポイントは、HP Integrity Superdomeにサーバ統合したことによって、プロセッサ・リソースを再配置できることにあります。たとえば、勘定系がシステム増強の必要に迫られたとしても、発注系からリソースを振り分けることが可能になるのです」(阿部統括部長)

カブドットコム証券株式会社 システム統括部 情報技術課長 天野達雄氏
  カブドットコム証券株式会社
システム統括部
情報技術課長
天野達雄氏
HP Integrity Superdome内でシステムリソースの再配置を行う。まさに、統合ITプラットフォームとしてのHP Integrity Superdomeの本領発揮といえる。

また、投資対効果の観点からも見逃せない事実を、阿部統括部長は次のように語る。 「単体での処理能力でRISCを大きく上回るインテル® Itanium® 2 プロセッサならば、従来の他社UNIXシステムよりも少ないプロセッサ数で済みます。データベースのライセンスを削減できたことで、従来システムのアップグレードを行うよりもコスト・メリットが大きいと判断しました。Itanium® 2は、将来のパフォーマンス向上のロードマップが明らかになっていたことも安心材料でした」

「HP Integrity Superdomeは、私たちの要求した『勘定系データベースにおける従来の2倍のシステム性能』をクリアしました。しかも、同一筐体内でWindows Server™ とHP-UXを稼動させ、状況に応じてCPUのリソースを再配置でき、従来のストレージ・システムをそのまま活かせました。オープンならではのパワーとメリットを実感しています」(情報技術課長 天野達雄氏)
 

ビジネスベネフィット

強大なプロセッサ・パワーを活かした「ループトレード」という革新的サービス

勘定系データベースの強化とあわせて、早くも「次なるサービス」の提供が始まった。 「自社開発というメリットを最大限活かした、画期的な『スーパーループトレード』を開始しました。約定1件ごとに、利益効率が最も良くなるよう決済順序を並び替えて、次に売買できる最大の金額をリアルタイムで算出する画期的なサービスです」(阿部統括部長)

1分間で最大4,000件もの約定を処理する上に、当日に約定した明細全ての並び替えをリアルタイムで行うという。この処理には膨大なプロセッシング・パワーを必要とし、データベースに非常に大きな負荷をかける。

「強力なプロセッシング・パワーを備えた新しい勘定系システムの稼動によって、かねてから描いていた構想を、満を持してサービス化できます。夜間バッチについても大幅に処理時間が短縮されました。お客様には『明日の取引のための資金は足りているか、今すぐ知りたい』というような要望があることも分かっていますので、これも新しいサービス展開へのヒントになるでしょう」(阿部統括部長)

社会情勢、法改正までを含めたビジネス環境の変化に対応すること。柔軟な顧客サービスの提供が可能であり、優れた拡張性を備え、しかも投資対効果で一定の基準をクリアできること――カブドットコム証券が自社のシステムに課す要求は厳しい。 「将来、発注系システムをベースにしたサービスを大幅に強化するという決断をするかもしれませんし、勘定系システムをさらに強化するかもしれません。ビジネス戦略に対して、システムは柔軟に対応できなければならないと常に考えています。システムは『いつでも、どうにでもできる』ようにしておく必要があるのです」(天野情報技術課長)

かつては、拡張性の限界から導入2年で廃棄せざるを得なくなったシステムもあるという。極端な話ではあるが、HP Integrity SuperdomeならWindowsサーバとして発注系専用機にすることもできれば、勘定系データベース専用サーバとすることも可能だ。これだけの「変化適応力」を備えたシステムは他に例を見ない。

「同一システム内で異なるOSを動かせる、既存のストレージに接続できる、拡張も調達も容易、それ以外にもオープンならではのあらゆるメリットを享受できる――サービス提供の基盤として、HP Integrity Superdomeは現時点で最良の選択と言えます」(阿部統括部長)
システム構成図
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会社概要

カブドットコム証券 株式会社
所在地: 〒104-0033東京都中央区新川1-28-25 東京ダイヤビルディング3号館
代表取締役社長: 齋藤 正勝
資本金: 71.3億円 (資本準備金 109.5億円)
設立: 1999年(平成11年)11月19日
URL: http://www.kabu.com/

株式会社エーピーシー・ジャパン

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