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実践女子大学様

導入事例

実践女子大学
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パートナーとの協業ソリューションによって、学生一人ひとりの将来ビジョンに応え、豊かな教育を支援する教育システム基盤を構築

実践女子大学は、「社会を変えるのは女性であり、社会を変えるためには、女性が変わらなくてはならない」という学祖下田歌子の主張の下、1899年に創設された実践女学校を起源とする。現在同大は、文学部、生活科学部、人間社会学部の3学部7学科を擁し、建学の精神をいまに受け継ぎながら、グローバル化が進む現代社会の中で、新たな活躍を担う女性の育成に努めている。 また同大は、多くの大学が次代への対応を目指した改革に取り組むなか、日本ヒューレット・パッカードと日本電子計算株式会社との協業ソリューションを活用することで、新たなITインフラの構築を推進。豊かなコミュニケーションを基盤とした、きめ細かな教育を進めている。

事例キーワード

製品: HP StorageWorks EVA3000
業種: 教育機関
パートナー: 日本電子計算株式会社(JIP)
お客様のビジネス概要と
課題
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
PDF(200KB)
実践女子大学
キャンパス風景
キャンパスイメージ

お客様のビジネス概要と課題

大学改革に対応した情報インフラの整備を 

城島栄一郎 教授
  実践女子大学
生活科学部 生活環境学科
教授(工学博士)
城島 栄一郎氏
少子化傾向の進行と、大学進学率の上昇の中で、進学志望者数と入学定員が同数になる「大学全入時代」は、当初の2009年という予想を前倒しして、2007年に到来することが指摘されている。また本年春からは国立大学の独立法人化もスタート。目下各大学は、国公立・私立の別を問わず、各々特色を打ち出した教育や研究を基軸とした「個性化」によって、学生に選ばれる存在となることが、求められ始めた。
「今や大学も、厳しい競争原理の渦中に身を置くことになったのです」と、実践女子大・情報センター長/城島栄一郎教授は語る。「学部学科ごとの教育内容や入学者の指向、卒業後の進路も多岐にわたる本学においては、各自の個性や多様性に即した細やかな教育を進めていくことこそが、今後一層重要になってくる、と考えています。もちろん、これまでも授業や演習の現場では、学生と教員相互のコミュニケーションを大切にした教育が進められてきました。しかし、限られた教職員の人的リソースで、多くの学生に対してさらにきめ細かな教育を徹底していくためには、教材や課題の配布や閲覧、課題の提出、質問や回答などが、時間やロケーションなどの条件に縛られず、いつでもどこでも実現できる環境を整備することが不可欠です。ITの活用によって、そんな環境整備を進めることが、私達情報センターの役割なのです」
同大学では、1986年にPCの一斉授業を進める演習室を設置。さらに建学100周年を迎えた1999年には、全学をつなぐキャンパスネットを整備し、そのままシームレスにインターネットにも出て行くことができるインフラ整備を終えた。
キャンパスイメージ
「この段階で、課題やレポートを電子データで提出する講座も増えましたが、それはeメールとともに、フロッピーやZIPなどの媒体を介して行われていることも多かったのです。しかし、美学・美術史学科や生活環境学科の被服・住居系などで画像コンテンツを扱う授業では、ここ数年で扱うデータの量が加速度的に拡大しており、電子媒体を介してのやり取りには無理が生じ始めていたのです。そこで、新しい時代に対応した教育システムのインフラ再整備が必要であるという結論に達しました」(城島教授)

お客様のチャレンジ

柔軟性や成長性、既存投資を活かし発展性を備えたインフラを整備

HP StorageWorks EVA3000
  HP StorageWorks
EVA3000
構内演習室
  構内演習室
教育システムのインフラ再整備は、2003年夏に具体的な検討の最終段階に入り、SI企業を中心とした5社からの提案を受けて、パートナーの選定が進められた。「あらかじめシナリオを描き得ないことが特徴」といわれる変化の時代の中で、将来に向けた柔軟性や成長性、既存投資を活かしていける発展性、コストパフォーマンス等を総合的に判断した結果、日本ヒューレット・パッカードのSIパートナーで文教分野に数多くの実績を持つ日本電子計算株式会社(以下:JIP)の提案が選定されたのである。その背景を、情報センター係長/鈴木明徳氏はこう語る。
「大学のシステムは、新学期が始まる4月には滞りなく、一斉に安定稼働することが至上命令です。また、システム停止等のトラブルを招かない可用性の追求とともに、学生の提出物やレポートなど、データの変質や紛失などの事故も、絶対に許されません。これに対してJIPは、大規模なネットワーク構築実績を数多く有していたこと、また、スナップショットやスナップクローンなどストレージ機能で、大切なストレージのデータのコピーが安全かつ迅速に実行できる日本ヒューレット・パッカードのストレージアレイ製品である HP StorageWorks EVA3000を活用した提案を行ってくれた点が、決め手となりました」
こうして、システムのバックヤードにアプリケーションサーバとファイルサーバを配し、共有ストレージであるHP StorageWorks EVA3000上に学生各自の個人フォルダを設定して、課題やレポートを収納。いつでも自分の作品や成果物を引き出して、ブラッシュアップや更新を図ることができる環境の整備が進められた。

HPのソリューション

万一の障害にも即座に元の環境に復帰できるシステム環境を実現

鈴木 明徳 情報センター 係長
  実践女子大学
情報センター 係長
鈴木 明徳氏
JIPは、日本ヒューレット・パッカード市ヶ谷事業所のコンピテンスセンターを利用した模擬環境下で数々の実証を積み重ねながら、本年4月の新学期には、新教育システムのインフラの稼働を実現。それぞれ40〜50台のPCを擁する3つの演習室と、学生がいつでも自由に利用できる情報ラウンジなど、学内の合計5カ所にLAN接続された250台のクライアントPCを配置。また学生ホールには無線LANのターミナルを設置し、さらに全ての教室にキャンパスネットのアクセスポイントを設けて、Ethernetをつなげば、そのままネットワーク環境を享受することができる仕組みを築いた。
「おかげさまで、さらにITインフラを活かして、学生個人個人に眼を向けた教育を強化しようと言う気運が、各学部で高まっています。また今回OSもWindows NTからWindows XPに移行。PCのCPU性能も格段に向上しましたので、従来のシステムを知っている在校生は、そのレスポンスや使い勝手に驚いています」(城島教授)
「先生方もイントラネット上に各種学術資料のアーカイビングを進め、学生達の閲覧も活発化しています。さらに『独自の教育アプリケーションを載せたい』という先生も多く、学内の委員会を通じた承認の下に、アプリケーション・メニューも拡大しています。また、インストールやアップグレードもサーバ側から一元的に実行することができ、Windowsのパッチを当てる場合にも、HP StorageWorks EVA3000で現環境のクローンをキープしておけますので、万が一何らかの障害が生じた場合にも、即座に元の環境に復帰できるので、運用管理上の効率性と安心の両立が実現しました」(鈴木氏)

ビジネスベネフィット

さらに、成長し続けるシステムとして

小山 裕司助教授
実践女子大学
人間社会学部 人間社会学科
助教授
小山 裕司氏
 
また、「新しい情報インフラを学生一人ひとりの将来設計に役立てていきたい」という動きも活性化している。今年度に新設された人間社会学部の小山裕司助教授は、そんな今後のビジョンを次のように語ってくれた。
「人間社会学部は、社会科学と人文系にわたる広範な学習領域の中から、学生一人ひとりの指向に即した緩やかな履修を図り、さまざまなキャリアパスを描くことができるカリキュラム体系が特長となっています。したがって、今回整備されたIT情報基盤を活かしながら、さらに学生一人ひとりの足跡を記しながら、今後の羅針盤を築く『学習ポートフォリオ』を形成していきたいと考えています。つまり、各自のキャリアプランに沿いながら、希望する職業に求められる資質や資格、そしてそのために履修すべき講座などを提示し、履修意思決定を支援していくものに、成長させていきたいのです」
また、情報センターでは学部や教員と学生、あるいは学生相互のコミュニケーションを深化させる「場」として、今後掲示板機能を拡充したいと計画中だ。
「この冬にはテスト稼働をスタートし、2005年度には本格稼働する予定です。また、現在ストレージ容量は2TBとなっていますが、本システムは、HP StorageWorks EVA3000を利用しているので情報量の拡大にシンクロしながら、柔軟で逐次的なストレージ拡大が可能な構造になっています。したがって、既存資産を活かしながら将来にわたるTCOの向上が期待できる点も魅力ですね」(鈴木氏)
「冒頭に申し上げましたように、よりフェイス toフェイスに近い親身の教育を支える道具として、ITを利用していきたい、というのが私達のスタンスです。今後、授業に盛り込めなかった補足資料や推薦文献リストをはじめ、学生各自の進捗具合や将来の志望に合わせたプッシュ型のレコメンデーション機能、eラーニングコンテンツの充実などを進めていきたいと考えています。また、2008年度に予定している事務システムの更改などとも歩調を合わせながら、さらに就職課とのリンケージ等も進め、入学から卒業まで、あるいは卒業生と在校生のコミュニケーションを含めた大学生活全般をカバーする支援環境を、強化していきたいですね」(城島教授)

実践女子大学概要

所在地: 東京都日野市大坂上4−1−1
学長: 飯塚幸子
開校: 1899年(明治32年)
設置: 構内演習室
URL: http://www.jissen.ac.jp/

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