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全学2,000ユーザの共通インフラを、
最新の4ソケットサーバにより統合。

兵庫大学

導入事例

兵庫大学
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地域と密着した教育を指向する兵庫大学が、全学2,000ユーザが活用する共通インフラ「新統合HUMANS教育研究用システム」を稼働させた。システム構築のパートナーは学校システムの実績が 豊富な株式会社理経。WEBベースのメールシステム、ファイル共有システムに採用された4ソケットサーバ「HP ProLiant DL580 G4」をはじめ、学科別のWEBシステムやeラーニングシステム用に40台近くのHP ProLiantを導入した。新システムはパフォーマンスとユーザビリティを大幅に高め、教育・研究のためのインフラとしての役割を強化している。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
教育理念と沿革
概要
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兵庫大学

目的

アプローチ

教育研究用ネットワークシステムのリニューアル
複数システムの認証パスワードの一本化
学生・教職員に対するユーザビリティの向上
バックアップを含むシステム運用管理の効率化
Active Directoryによる統合認証基盤の構築
4ソケットサーバによるファイルサーバ、メールサーバの集約
大容量ストレージによるファイル/メールデータの集約
業界標準のオープンテクノロジーを全面採用

システムの効果

ビジネスへの効果

認証パスワード一本化による利便性の向上、管理の効率化
サーバ処理性能向上によるシステムレスポンスの改善
物理サーバ集約によるシステム運用負荷の軽減
ユーザ向けデータ領域の拡大(従来比4倍)
ユーザビリティ向上による教育研究への貢献
VPN接続による外部から大学リソースへの容易なアクセス
システム運用コストの適正化

お客様背景

地域との深い結びつき、連携を目指した大学づくり

兵庫大学 河野 真 氏
兵庫大学
副学長(研究担当)
附属総合科学研究所 所長
生涯福祉学部 教授
Ph.D. 河野 真 氏
兵庫大学 浜島 成嘉 氏
兵庫大学
副学長代行(教育担当)
生涯福祉学部 教授
浜島 成嘉 氏
緑と水に囲まれた閑静な地、加古川――兵庫大学は、この地で地域の求める人材の育成、時代の要請に応える大学教育を追求してきた。大学院、経済情報学部、健康科学部、生涯福祉学部、短期大学部からなるキャンパスには、現在およそ1,700人が学んでいる。研究担当副学長を務め、附属総合科学研究所所長も兼務する河野副学長は、兵庫大学について次のように紹介する。

「いかに地域に愛されるか、地域と共生していくか、ということが私たちの大学運営の根幹にあります。地域行政や産業界との関連事業、市民とのより良い関係づくりを積極的に進めてきましたが、大学のキャンパスでも地域と双方向に交流できるよう様々な取り組みを行っています。こうした中で、コンピュータネットワークには“オープンなキャンパス”をさらに拡げてくれる可能性があると期待しています」

家にいながら、あるいは街角でも、教室や学内だけでなく24時間大学とアクセスできる環境。この“どこでもキャンパス”を実現するのは、最新の情報テクノロジーに他ならない。

「コンピュータネットワーク自体は手段に過ぎませんが、学生が学びを深めたり、大学と地域・企業を結びつけるなど、新しい価値を創造する基盤としての可能性に注目しているのです」(河野副学長)

兵庫大学では1995年の大学設置以来、兵庫大学学内情報ネットワークシステム・HUMANS(Hyogo University MultimediaAutonomous Network System)と呼ばれる情報基盤を構築・活用してきた。キャンパス内をLANで結びインターネットに接続。学生や教職員が広く活用できる環境を整えることで、学内のコミュニケーション基盤としての役割を一手に担っている。2002年にはネットワークの大幅な高速化を図り、メールやファイル共有システム、学科別WEBサーバなども順次強化してきた。

「そして2007年11月、教育研究の基盤としての機能を強化するとともに、学生・教職員からなる2,000ユーザの利便性を向上させるために、『新統合HUMANS教育研究用システム』の構築に着手しました」(情報科学センター 高市英明氏)

「新統合HUMANS 教育研究用システム(以下、新統合HUMANS)」の中核は、全学2,000ユーザが活用する「教育研究用ファイルサーバ」と「WEBメールシステム」である。

「教育研究の基盤として、そして新しい価値創造の基盤としての役割を高めるために、ユーザの利便性向上を第一に考えました。複数システムへのログイン・パスワードを統一すること、システム全体のパフォーマンスを向上させレスポンスの改善を図ること、ユーザのデータ領域を大幅に拡張することを要件の柱としました。これを実現するには、システムの統合化・シンプル化は不可欠でした」(高市氏)

2007年6月、基本要件を学内でとりまとめシステム構築の候補となる企業に提案を依頼。その後、大学運営会議の承認を経て詳細仕様を決定し、システム構築事業者に選ばれたのは株式会社 理経である。その提案には、世界シェアNo.1※のx86サーバ「HP ProLiant」に統一された「新統合HUMANS」が描かれていた。

※IDC Worldwide Quarterly Server Tracker Q3 2008

ソリューション

メールとファイルサービスを4ソケットサーバ上に統合

兵庫大学 西田 悦雄 氏
兵庫大学
経済情報学部 経済情報学科 講師
情報科学センター 室員
西田 悦雄 氏
高市 英明 氏
兵庫大学
情報科学センター 主任
高市 英明 氏
電子部品・半導体などの技術商社としても知られる理経は、エンタープライズシステム、大規模な教育機関向けシステムにおいても豊富な実績がある。理経・大阪支店で技術支援を担当する増井裕一氏は、新統合HUMANSに求められた要件をどのようにクリアしたのか紹介してくれた。

「Active Directoryによる認証基盤を構築し、ユーザ認証を統合化したこと。これが本システムの第一のポイントです。その上でMicrosoft® Exchange Server 2007のOutlook Web Access機能によるWEBメール、教育研究用ファイルサーバ、WEB & e-Learningシステムなど各種サービスを利用できるようにしています。従来までPCへのログオン、メールサーバやファイルサーバへのログイン時にそれぞれ異なるパスワードを入力しなければならなかったところを、ひとつのパスワードに統一したことでユーザの使い勝手を大きく向上させました」

そして、新統合HUMANSの基幹サービスである「教育研究用ファイルサーバ」と「WEBメールシステム」。この2つのシステムを1台の4ソケットサーバ「HP ProLiant DL580 G4」上に集約していることがもう一つのポイントだ。具体的には、ファイルサーバにExchange Serverのメールボックス機能を実装することでこれを実現している。

「旧システムは使い続けて5年。パフォーマンス不足という問題が顕在化しており、負荷が集中したときにサービス停止を招く恐れもありました。2つ目の要件である“システム全体のパフォーマンス向上”をクリアするために選定したのが、『HP ProLiant DL580 G4』です」(理経 増井裕一氏)

Microsoft Exchange Server 2007では、大規模なユーザ環境で高速にメッセージング処理を行いつつスパムメールのフィルタリングなども実行可能だ。そのためには強力なプロセッサ・パワーが必須で、メモリキャッシュを最大限活用する必要がある。HP ProLiant DL580 G4は、4CPU/8コアの高性能インテル® Xeon®プロセッサーと32GBメモリを搭載し、大量のトランザクションに余裕を持って応えている。

「コンピュータ実習室のデスクトップPC250台をはじめ、全学ではおよそ1,100台のPCが利用されています。授業の開始直前の10分間に、メールの送受信やファイルサーバへのアクセスが集中しますが、HP ProLiant DL580 G4はこうした一斉アクセスに対してビクともしない性能を発揮してくれています」(情報科学センター 西田氏)

HP ProLiant DL580 G4の系譜は、その世代ごとに様々なベンチマークで最高記録を打ち立てており、業界を代表する4ソケットサーバとしての評価を得ている。

「HP ProLiant DL580 G4の信頼性には定評があります。電源やファン、システムボード、メモリ、HDD、光学ドライブなどあらゆるコンポーネントがモジュール化されており、万一の障害発生時には工具なしで大半をオンラインで交換可能ですし、標準で装備されている管理ツール『HP Systems InsightManager』を使えばサーバの稼働・障害監視も容易に行えます」(理経 増井達郎氏)

ハードウェア自体の信頼性の高さに加え、そのヘルス状態を常に正確に把握することで、システム全体の信頼性・可用性を大幅に向上させることができるわけだ。

「3つ目の要件“ユーザのデータ領域の拡張”については、HPProLiant DL580 G4に高性能ストレージHP StorageWorksMSAを接続し全体で3TBの容量を確保しています。これにより、ユーザ一人あたりのファイルサーバ領域は100MBから400MBへ拡張し、メールボックスも400MBまで利用可能になりました」(高市氏)

認証基盤の統合、高性能4ソケットサーバの導入、大容量ストレージへのデータ集約??新統合HUMANSは、すべての要件をクリアしたことでシステム全体のパフォーマンス・信頼性を向上させ、ユーザの利便性を高めることに成功した。兵庫大学では今回の刷新において、HP ProLiant DL580 G4の他に計37台のHP ProLiant DLシリーズ(HP ProLiant DL360 G5、HPProLiant DL380 G5、HP ProLiant DL380 Storage Server)を導入している。

新統合HUMANS教育研究用システム

効果と今後の展望

教育研究の基盤としての役割を強化した新統合HUMANS

株式会社 理経 増井 裕一 氏
株式会社 理経
大阪支店
システムソリューション3部
技術支援グループ
増井 裕一 氏
株式会社 理経 増井 達郎 氏
株式会社 理経
大阪支店
システムソリューション3部
第1グループ
増井 達郎 氏
刷新された「教育研究ファイルサーバ」には、学生と教職員およそ2,000ユーザ分の専用フォルダ(ディスク領域にして400MB)が個別に提供される。授業に必要な資料・課題の配布、レポートの提出などはこのファイルサーバを介してやり取りされる。

「学内にはおよそ400台のデスクトップPCがありますが、これとは別に約700台のノートPCを学生が持ち歩いています。ファイルサーバにはVPN接続によって学外からのアクセスも可能で、学生は自宅から自分のフォルダを参照したりレポートを提出したりできるわけです。使い場所を選ばないWEBメールと組み合わせることで、効率的なコミュニケーションを実現しています」(西田氏)

また、専門科目や全学的な基礎科目としてのコンピュータ演習において、「WEB & e-Learningシステム」によるオンライン講座が開設されており、時間と場所を選ばない受講が可能になって いる。

西田氏、高市氏が所属する兵庫大学情報科学センターでは、刷新された「新統合HUMANS教育研究用システム」をはじめ、「兵庫大学学術情報システム(新HARMONIS)」など、学内のあらゆるネットワークシステムの計画・運用を担うとともに、ユーザのITリテラシー向上のための様々な支援サービスを提供している。

「情報科学センターのスタッフは8名。うち専任の担当者が3名という構成です。限られた人数で2,000ユーザが活用するネットワークシステムをサポートしていくためにも、新統合HUMANSの構築は大きかったと思います。認証基盤の統合によりID・パスワード管理は簡略化され、“パスワード忘れ”などの問い合わせ件数も激減しました。ファイルサーバとWEBメールシステムを同一サーバで運用することで、バックアップの手間も削減されました。システム基盤の統合化・シンプル化は、ユーザビリティを向上させるだけでなく、運用負荷も軽減できることを実感しています」(高市氏)

最後に兵庫大学と地域との密接な関係を象徴する事例を、教育担当の浜島副学長代行が紹介してくれた。

「加古川の名物に『かつめし』があります。かつめしをテーマにしたキャラクター『かっつん』と『デミーちゃん』をデザインしたのは、実は兵庫大学短期大学部美術デザイン学科の女子学生です。加古川市や加古川観光協会と兵庫大学が連携して、全国区に押し上げようと協力しています。大学と地域の連携は多岐にわたりますが、こうした身近な協力をもっと増やしていきたいですね」

兵庫大学が構築した「新統合HUMANS教育研究用システム」は、大学と地域を結びつけるインフラとしての役割も期待される。

兵庫大学の教育理念と沿革

兵庫大学の母体である「学校法人睦学園」の歴史は、1919年に聖徳太子薨去1300年記念事業として開いた「太子日曜学校」に始まる。その教えは、聖徳太子の「和」の精神をもって子どもたちを導こうというもの。現在では、兵庫県内に三つのキャンパスを擁している。加古川キャンパスには、兵庫大学(大学院・経済情報学部・健康科学部・生涯福祉学部)、兵庫大学短期大学部、兵庫大学附属加古川幼稚園。須磨キャンパスには、須磨ノ浦女子高等学校、兵庫大学附属須磨幼稚園。高倉台キャンパスには、神戸国際中学・高等学校があり、七つの学校を持つ学園として発展を続けている。

兵庫大学の教育理念は、建学の精神である「和」の精神であり、学生一人ひとりの個性や自立を尊重しつつ、感謝、寛容、互譲の気持ちを大切にすることだと考えている。

概要

兵庫大学
所在地: 兵庫県加古川市平岡町新在家2301
学長: 三浦 隆則
大学院: 経済情報研究科
大学: 経済情報学部/経済情報学科
健康科学部/栄養マネジメント学科、健康システム学科、看護学科
生涯福祉学部/社会福祉学科
短期大学部: 保育科第一部、美術デザイン学科第一部、保育科第三部
URL: http://www.hyogo-dai.ac.jp このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 学校、システム運用管理の効率化、システム運用コストの適正化
  HP ProLiant DL580 G4HP ProLiant DL360 G5HP ProLiant DL380 G5
  HP StorageWorks MSAHP ProLiant DL380 Storage Server
  HP Systems Insight ManagerMicrosoft Windows Server 2003Red Hat Enterprise Linux
Microsoft Exchange Server 2007

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