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Oracle E-Business Suite/
SRM Solution-Procure To Pay導入事例

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

導入事例

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
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Webショッピング感覚の間接材調達システムで購買の効率化とTCO削減を実現

1885年、ドイツ南西部の町インゲルハイムで、アルベルト・ベーリンガー博士を創業者に設立されたベーリンガーインゲルハイム。現在は60カ国以上、140の拠点を有する国際製薬企業として、さまざまな医薬品分野で活動しています。日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(以下:日本ベーリンガーインゲルハイム)は、1955年より主に呼吸器系、循環器系、中枢神経系、消化器系の領域の医薬品に加え、癌、ウィルス疾患、免疫疾患などの分野で研究を重ね、医療ニーズに沿った高度なMR活動を積極的に展開。「学術のベーリンガーインゲルハイム」と定評のある製薬業界のリーディングカンパニーです。今回、同社のプロキュアメント部門ではより高付加価値な業務に注力するべく、課題の多かった間接材調達システムを一新。業務の効率化とコスト削減を実現されました。

  ビジネスの背景
  導入の背景
システムの構築
  導入の効果
  今後の展望
  会社概要
  PDF(135KB)

事例キーワード

 
製品: rp2400シリーズ
業種: 製造業/医薬品
ソリューション: ERP/SCMB2B
 

ビジネスの背景

TCO削減を目指す上で購買業務が抱えていた課題

 以前から業務効率の向上と、トータルなコストの削減に取り組んできた日本ベーリンガーインゲルハイム。中でもこれまで他社ERPの購買機能を利用してきた間接材調達業務は、いくつかの問題点を抱え、同社ではその解決策を模索していました。

 他社ERPにはカタログ機能が無い為、品目の標準化が難しく、エンドユーザーは購買の都度、カタログを見ながら品目名を手入力していました。またカタログ購買以外の品目、例えば日用品などは、社外のインターネット購買サイトと個別に契約を行って調達。これでは購買データが分散し、集中管理を行うことはできません。さらにエミュレータベースのシステムのため、利用者の各PCにエミュレータの導入が必須でした。

 このような問題点を解決し、さらなる業務コスト削減と付加価値の高い購買業務を目指して、日本ベーリンガーインゲルハイムではOracle SRM Solution-Procure To Payを選択。特に構築の手法として、短期間で高品質なシステムを低コストで導入できるBusiness Flow Accelerators(BFA:当時は旧称Fast Forward、後述)による構築を選択しました。


導入の背景

購買業務の効率化と高付加価値化のために新しいシステムを導入

情報システム部 サプライチェーン 第1グループ 西見泰浩氏
情報システム部
サプライチェーン
第1グループ
西見泰浩氏
 日本ベーリンガーインゲルハイムでは前記の課題解決のために、新・購買システムの導入プロジェクトを発足。商品のカタログ化と購買オーダーの自動発注により、プロキュアメント部門の業務負荷を軽減し、購買データの一元化による購買データの分析・保管を容易にすることを目的としました。また購買データの分析に基づく価格戦略の立案や、セルフサービスによるオペレーション負荷の分散を目指し、操作性にはWeb画面による直感的かつシンプルなユーザーインタフェースを追求。さらにその後の展開として、サプライヤ毎に設定されたポータル画面を通じ、高度な情報共有を図ることによる戦略的な協業の実践や、WebEDI/XMLでの電子取引やe-オークションなど、先進的な購買業務への円滑な移行までを俯瞰したいと考えました。これらの同社の目的に合致したのが、 Oracle E-Business Suite により構成される、Oracle SRM-Procure To Payだったのです。「Oracle iProcurementには、購買業務に関する基本機能が網羅されていたことが挙げられます。それに加え、ユーザーフレンドリなWeb画面のユーザーインタフェースは、全体的なTCO削減はもちろん、その分かりやすさから、エンドユーザからの問い合わせなどの見えにくいコストの軽減も期待できます。ERP/CRMの実績のあるOracle E-Business Suiteは、将来的な拡張、例えばサプライヤネットワークへの参画、WebEDIでの発注など、最新ITへの対応もスムーズに行えると判断したからです」(西見氏)

システムの構築

問題解決のニーズに応える先進のOracleソリューション

 導入されたOracle SRM-Procure To Payの主要な機能は大きく3つ。まず一般従業員用Webインタフェースとして、セルフサービスによる購買依頼と承認処理の機能を提供するOracle iProcurement。そして購買担当者用として、仕入先マスタ、購買依頼、見積、発注、受入など購買に関するすべてのフローを一元管理し、仕入先評価・分析や購買パフォーマンスの分析の機能も提供するOracle Purchasing。さらに業務フローをオンライン化(ペーパレス化)すると同時に、プロセスをビジュアル化して進捗状況の確認を可能にするOracle Workflowがあります。

システム構成図  
図1[ 拡大図へ ]
HPはこれらOracle SRM-Procure To Payのソリューション・デリ バリを、Business Flow Accelerators(BFA)によって日本ベーリンガーインゲルハイムに提供しました。BFAは、オラクルのグローバルで培われ、かつ実績のある業務モデルをフローとして定義し、導入に必要な設定やドキュメント類をパッケージにした、日本オラクルの導入サービスです。HPは日本オラクルよりBFAのパートナー展開を受け、導入に係るリスクの低減化を図るとともに、第1フェーズのカットオーバーを60営業日以内で、かつ固定料金にてご提供するという当初のお約束を確実に履行致しました。その結果、日本ベーリンガーインゲルハイムでは、第1フェーズの稼動状況と効果を見定めた上で、以降のシステム投資を無駄なく確実に行っていけるという計画を実践することが可能になりました。
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導入の効果

目に見えて現れた購買革新で部門の業務領域が拡大

プロキュアメント部 山辺大成氏
プロキュアメント部
山辺大成氏
 Oracle iProcurementの導入によって、申請者は社内Webを利用して、ショッピング・サイトで買い物をするような感覚で購買申請を行えるようになりました。購買カタログ機能もWeb上から利用できるため、目的の品物も効率良く見つけることができます。申請書はE-mailで承認者に送付されます。承認者は送付されてきたメールの承認ボタン、否認などのボタンをクリックするだけでスピーディに承認作業を終えることができます。これらの機能により、効率のよい購買申請フローの処理が実現されています。

 また、Oracle Purchasingの導入によって、届いた申請書に対する購買依頼、発注の作業は専用画面の操作で行うことができるようになりました。また、仕入先マスタ管理やカタログ管理機能による自動発注が購買業務の負荷軽減を実現するため、今後プロキュアメント部門はより付加価値の高い業務を展開していくことができます。「今回のシステム構築のポイントとしては、まず、商品のカタログ化が挙げられます。サプライヤとの事前契約によるカタログ化により、自動発注が実現できました。これは購買のセルフサービスと相まって、プロキュアメント部門の定常的な購買業務からの解放を意味します。もちろん、各サプライヤとの調整など、時間と手間のかかることが多かったのですが、これを機に各サプライヤに対して競争的な価格設定交渉を行えたことも事実です。つまり、我々はプロキュアメント部門として、より付加価値の高い業務を推進していくことが可能となったのです」(山辺氏)

 そして2002年8月には商談及びサービス適合性確認(アセスメント)を開始。その後、実際の構築作業開始は10月中旬でしたが、12月にはテスト稼動が可能な状態に作業を進めることができました。システムテストの後、カットオーバーは2002年12月24日に行うことができ、実質、2ヶ月半での稼動、実営業日数46日での稼動を実現する、スピード構築となりました。これは事業部や部門を限定したパイロット稼動ではなく、日本ベーリンガーインゲルハイムの全国16サイト/300ユーザーを対象とした本格的なサービスインです。「プロジェクト全体を通して、クリティカルな問題はなく全般的にスムーズに進めることができたと思います。事前のアセスメントをしっかり行えたため、対象業務範囲やコア/プラスの切り分けが明確にできたこと、カスタマイズのメリット/デメリットの認識の共有化などがその理由だと思います」(山辺氏)

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今後の展望

この成功を機に、さらなるコストダウン、そしてネットワーク化へ

 今回日本ベーリンガーインゲルハイムでは当システムの構築により、申請者自身によるセルフサービス、さらにサプライヤとの事前契約に基づいたカタログ品目の自動発注を実施することにより、購買業務に関連するコスト削減を実現しています。よって、プロキュアメント部門がサプライヤとの折衝や購買コスト分析など、より付加価値の高い業務に集中できる環境を同時に提供しています。「プロジェクトの推進メソッドやドキュメントが事前に定義されているため、迅速かつ漏れや重複作業のない効率的なプロジェクト運営が行えたのではないかと思います。また、これらの事前定義されたスケジュールと成果物は、プロジェクト期間中のメンバーの目的意識とモチベーションの維持に大変有効でした」(西見氏)

 同社は今後の展望として、電子カタログの管理コストをさらに削減するパンチアウト機能(サプライヤから動的にカタログ情報を取得)の活用、さらに複数のサプライヤとの取引機会の増大と調達コストの削減を目的としたサプライヤとのネットワーク構築を視野に入れています。HPは今回、購買システムのソリューションを、迅速かつ低価格で導入するBFAで実施、期待に応える成果をご提供しました。これからもシステムの発展を見据え、パートナーシップの強化を図っていきたいと考えています。


日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 会社概要

所在地: 兵庫県川西市矢問3丁目10番1号
資本金: 72億円(2003年1月現在)
売上高: 778億円(2002年3月期)
従業員数: 1,390人
設立: 1961年
URL: http://www.boehringer-ingelheim.co.jp

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