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HP BladeSystemとHP StorageWorks EVAにより、
情報系システム基盤のサーバ&ストレージを統合。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社

導入事例

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社
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100年の伝統と実績を誇る、世界で最も国際的なたばこグループであるブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は、世界180カ国に事業展開している。その日本における輸入・販売およびマーケティング活動を担うBATジャパンが、情報系のシステム基盤を刷新した。サーバ統合・ストレージ統合の中核を担うプラットフォームにHP BladeSystemとHP StorageWorks EVAを採用。耐障害性に優れ拡張・変更の容易なシステム基盤を実現するとともに、データバックアップの自動化などにより管理コストの削減にも成功した。

事例キーワード

業種: 流通業
ソリューション:
製品: HP BladeSystemHP StorageWorks EVA
HP StorageWorks VLSHP StorageWorks MSL
顧客ビジネスの概要と課題
顧客のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
 
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社

顧客ビジネスの概要と課題

マーケティング活動を支える情報系システムの「サービスの継続性確保」と「運用コストの削減」。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社 IT インフラストラクチャー マネージャー 五十嵐勝哉 氏
ブリティッシュ・アメリカン・
タバコ・ジャパン株式会社
IT インフラストラクチャー
マネージャー
五十嵐勝哉 氏

ケント、ラッキーストライク、クール、ダンヒル――複数の人気ブランドを擁するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)。およそ1,100人の社員がBATジャパンのマーケティング活動を支え、全国に展開する拠点からBATブランドの市場拡大に取り組んでいる。

「BATジャパンにおけるITの役割は、全社のマーケティング活動をサポートし、営業を中心とするビジネスファンクションの効率を向上させることにあります。メールサービスやグループウェア、ファイル共有サービスなど、いわゆる“情報系システム”の信頼性は、業務効率に直接的に影響するという意味で極めて重要です」(BATジャパン IT インフラストラクチャー マネージャー 五十嵐勝哉氏)

BATジャパンの情報系システムは、2001年に住友商事の子会社であるエス・シー・エータバコを傘下に収め、急速な社員の増加に対応するため増設・拡張を繰り返してきた。システム刷新の背景には、2006年から順次ハードウェアがサポート切れになるという事情もあった。

「単にサーバをリプレースするだけでなく、情報系システムの重要性を再確認した上で課題を洗い出し、まったく新しいシステム基盤の構築を目指しました。ポイントは、サービスの品質・継続性を向上させつつ運用コストを削減すること。そして、ワールドワイドで標準化されている運用ポリシーに合致するシステム監視環境を構築することでした」(五十嵐マネージャー)

この要件を満たすには、システム全体の耐障害性を高めるとともに、適切なバックアップ&リストア手順を確立する必要がある。五十嵐マネージャーは、ひとつの理想を描いていた。 「高信頼なディスクを搭載できる拡張性に優れたストレージにデータを集約し、N+1の冗長構成が可能なブレード型のサーバシステムと組み合わせる。この要求に応えてくれたのが、HP BladeSystemとHP StorageWorks EVAでした」

サービスの信頼性を高めつつ運用コストを削減する――HPの提案は、BATジャパンが提示した要件を満たしながら期待を超える効果をもたらすことになった。


顧客のチャレンジ

HP BladeSystemとHP StorageWorks EVAが実現した耐障害性に優れたシステム基盤。

HP BladeSystemとHP StorageWorks EVAが実現した耐障害性に優れたシステム基盤
BATジャパンが導入しているグループウェアは、マーケティング情報のデータベースや承認・決済などのワークフロー管理に活用されるとともに、メールシステムとしての役割も担う。またこれとは別に、部門ごとに割り当てられたファイルサーバが複数ある。

第1の目的は、全社ユーザに対する“ITサービス”を停止させないこと。万一停止した場合でもビジネスの機会損失を最小限に抑えること、と五十嵐マネージャーは語る。「単一のハードウェア障害がサービスの停止に結びつく構造、まずこれを解決しなければなりませんでした。そこで、HP BladeSystemに複数のサーバを統合。N+1の冗長構成によって耐障害性を高め、ハードウェア障害に対してブレードを差し替えるイメージで素早く復旧できる仕組みをつくりました」

本番サーバとは別にOSと最小限のアプリケーションだけをインストールした同一スペックのブレードを待機させ、障害が発生したブレードのシステム環境を即座に復旧できる構成である。

「複数あった外部ストレージもHP StorageWorks EVAに統合しました。EVAはあらゆるコンポーネントが二重化されており、統合ストレージとして安心して使える資質を備えています。ストレージリソースをプール化して、必要なボリュームを切り出してシステム単位に割り当てられる“ストレージ仮想化”にも注目しました」(五十嵐マネージャー)

HP StorageWorks EVAは、すべてのコンポーネントについて冗長性が確保されたストレージアレイシステムとして評価が高い。ファイバチャネル・ループやコントローラ、電源やファンが二重化され、エンクロージャの障害時でもデータは保護される。Vraid(仮想RAID)構成では、RSS(Redundant Storage Set)と呼ばれる機能により、ディスク単位の障害においても可用性とパフォーマンスを両立できる。

また、拡張性についてHP StorageWorks EVAを次のように評価する。「ディスクを増設するにはシステムそのものを再構築するほどの覚悟が必要でしたが、EVAでは簡単にオンラインでの増設が可能です。週末にシステムを停止させることなく、夜間の作業で完了できるほどです。これには正直驚きました。」

ブレード型サーバHP BladeSystem。そして仮想化ストレージHP StorageWorks EVA――この2つのプラットフォームを中心に、BATジャパンの情報系システム基盤は大きく進化していく。

「極端に聞こえるかもしれませんが、“システムは壊れる”ことを前提に迅速に復旧できる方法を工夫しました。サーバ側は、ブレードをN+1構成にすることで30分以内の復旧が可能になりました。従来はOSの再インストールだけで2時間、システムの全面復旧には丸1日を要していましたから劇的な改善と言えます。ストレージ側は“バックアップとリストア”の仕組みを根本的に見直しました」(五十嵐マネージャー)

システム全体の信頼性向上に寄与する“バックアップとリストア”の全面見直し。これが第2の課題である“運用コストの削減”にも結びつくことになる。


HPのソリューション

HP StorageWorks VLS 仮想テープライブラリによるバックアップの高速化・自動化が、リストア時間の短縮と運用コストの削減を実現。

BATジャパンでは、BATグループ企業に標準化されているシステム運用ポリシーによりテープメディアへのバックアップが義務付けられている。従来は、1日分のデータをネットワーク経由でテープメディアにフルバックアップしてきた。1システム単位で順にバックアップを行う仕組みのため、およそ10時間を要していたという。

この時間を劇的に短縮したのは、「HP StorageWorks VLS 仮想テープライブラリ」を利用した“2ステージバックアップ”だ。VLS仮想テープライブラリは、ディスク装置を仮想的なテープライブラリとして使用し、テープの代わりにハードディスク上にデータを保管する。

「バックアップソフトで深夜にスケジューリングしておき、まずVLS仮想テープライブラリへ並列して自動バックアップを行います。最長でも3時間。業務開始前には確実に完了します。従来は10時間必要だったわけですから、早朝のデータリストアなどは物理的に不可能でした。ファイル単位のリストアについても仮想テープライブラリならではのスピードで、数時間かかっていたものが15分ほどに短縮されています」(五十嵐マネージャー)

VLS仮想ライブラリには過去1日分のデータが保持され、「HP StorageWorks MSL テープライブラリ」により毎日自動的に2次バックアップされていく。このテープメディアは、データの世代管理を担当する運用チームにより別の事業拠点へと移される。

「信頼性の高いストレージアレイシステム、高速バックアップの可能な仮想テープライブラリ、そしてテープバックアップ装置――これらを組み合わせて最適な運用手順を確立することで、バックアップとリストアそれぞれの時間を短縮し、日常の運用にかかる工数・コストを大幅に削減することができました。障害をゼロにすることはできません。どれだけ発生を減らせるか、また、発生したときにどれだけ迅速に復旧できるかが問題です。コスト効果を計りながら、継続的に取り組んでいくべき課題でしょう」(五十嵐マネージャー)

 
仮想テープライブラリを利用した2ステージバックアップ

ビジネスベネフィット

重要なのはシステム全体の完成度、真にトータルなソリューションの提供力。

第3の課題であるシステムの稼動監視については、「HP Systems Insight Manager」によるサーバ&ストレージ環境の統合的な監視を実現した。また、HPによる無償の遠隔監視サービス「HP ISEE」の利用も始めた。

「全世界的にシステム監視の一元化という方針があります。その中にはハードウェアの共通化、という流れもあります。新しいシステム基盤では、そうした要求のすべてをクリアすることができました」(五十嵐マネージャー)

サービスの品質・継続性を向上させつつ運用コストを削減すること。そして、ワールドワイドの運用ポリシーに合致するシステム監視環境を構築すること――この目標に対し、HPはどこまで応えることができたのだろうか。五十嵐マネージャーの評価を聞こう。

「定義した要件のすべてをクリアできたのは、HPだけでした。製品の機能が要件を満たしていないのでは、いくら価格が安くても意味がありません。ブレード型サーバの提案は他からもありましたが、EVAやVLSのようなユニークなソリューションと組み合わせたトータルな提案はHPだけでした。重要なのはシステム全体の完成度であって、ひとつの製品が価値を決めるわけではないということです」


会社概要

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン株式会社
所在地: 東京都港区愛宕2-5-1愛宕MORIタワー22階
代表取締役社長: アンドリュー・コルチン
従業員数(社員): 1,100名
設立: 2001年8月
事業内容: たばこの輸入・販売及びマーケティング活動
URL: http://www.batj.com このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

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