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200人規模のファイルサーバーを上手に更新するレシピ

及川信一郎│2016.4.27│Windows Server

HPE サーバーレシピとは?
サーバーを導入/更新するにあたって、必要な情報は多々あります。ハードウェアの仕様、最新技術、ソフトウェアのサポート情報、ソフトウェアのライセンスや実際に求める環境に合わせたサイジング、等々。“HPE サーバーレシピ”は、日本ヒューレット・パッカードのスペシャリストが“キュレーター”としてオススメする構成を用意し、情報をまとめたものです。ぜひご参考ください。

PowerPointやメールのアーカイブ、トレーニングの動画など、ファイルサイズの増大が進む今日。社内向けに使われているファイルサーバーの更新は、どのように進めればいいでしょうか?このレシピでオススメしたいのが、「大容量ファイルサーバー」環境への移行です。ここでは、サイジングから必要な機材、移行の手順まで、役立つ情報を紹介します。

この構成がおすすめ!

フロア置きも、ラック収容もOK! ここが、ポイント! この1台でHDDを190TBまで拡張可能 20〜50ユーザーのオフィスに最適! らくらく& 安心運用の「自働サーバー」
おすすめ構成
ハードウェア
・HPE ProLiant ML350 Gen9 …… 1
インテル® Xeon® プロセッサー Xeon E5-2630 v4 …… × 1(10C)
500wホットプラグ 80 Plus Platinumパワーサプライ …… × 1
16GBメモリ(RDIMM) …… × 8(128GB)最大12 / Socket
6TB LFF SAS 2.5型ディスクドライブ …… × 24(物理144TB)
Smart アレイP840コントローラー + SAS エキスパンダーカード …… × 1
ソフトウェア
Windows Server 2012 R2 Standard(UEFI版) …… 1
Windows Server 2012 CAL 5ユーザー …… 20

さあレシピをどうぞ!

その前に:サーバーOS とハードウェア保守を確認!

まず、サーバーOS を確認しましょう。「Windows Server 2003」または「Windows Server 2003 R2」だったなら、今すぐ移行準備に着手してください。
2015 年7 月にサポート終了しており、更新プログラムが提供されていませんので、ご注意を。

詳しくはこちら












サイジング:ファイルサーバーの容量を見積もろう!

現在のファイルサーバーでは、どれだけのデータを管理していますか。それを丸ごと移行して、さらに3 〜 5 年間安心して使えるようにするには、どれだけの容量が必要でしょうか。画像や動画などのリッチコンテンツだけでなく、オフィスアプリケーションのデータも大容量化しているので、慎重を期したいところです。
HPE のお勧めは「1 人1TB」です。20 ユーザーで使うファイルサーバーなら20TB、30人なら30TB を確保することがひとつの目安となります。最新のタワー型サーバー「HPE ProLiant ML350 Gen9」なら、この1 台でなんと最大190TB という大容量HDD を搭載可能。最大容量が大きいので、適度な容量から始めて必要に応じてHDD を追加できるので長期間の運用でも安心です。HPE ProLiant ML350 Gen9 はフロアに置けるタワー型ですが、ラックマウント型サーバーとしてもご利用いただけます。

なお、HPE ではOEM 版 Windows Server OS ライセンスをROK (Reseller Option Kit)として、ご提供しています。サーバーと同時にご購入いただくことで、お求めやすい価格でご入手できますので、ぜひご活用ください。

手順:最新ファイルサーバーへ移行しよう!

マイクロソフトから提供されている移行ツールを活用することで、共有設定やセキュリティ設定、ユーザーデータファイルを容易に移行することができます。

〈1〉Windows Server® R2 移行ツールをインストール

Windows Server® 2012 ファイルサーバーで、[ 役割と機能の追加ウィザード] を使ってWindows Server® R2 移行ツールをインストールします。

〈2〉移行元用の移行ツールを準備

Windows Server® 2012 ファイルサーバーでコマンド プロンプトを開き、次のコマンド ラインを実行します。コマンド ラインにより、移行元のファイルサーバー用の移行ツールが指定したパスに準備されます。

C:\Windows\System32\ServerMigrationTools フォルダーに移動してコマンドラインを実行

SmigDeploy /package /architecture <x86
または amd64> /os <WS03> /path <移行ツールの保存先パス>

〈3〉移行ツールを移行元にコピー

保存先パスに準備された移行ツールをフォルダーごと移行元のファイルサーバーにコピーします。移行ツールを実行するには、Windows PowerShell 2.0 を移行元にインストールする必要があります。
Windows PowerShell 2.0 は、次のURL からダウンロードできます。

Windows Management Framework

(Windows PowerShell 2.0、WinRM 2.0、および BITS 4.0)

〈4〉移行元からデータを送信

移行元でフォルダーごとコピーした SmigDeploy.exe をオプションなしで実行すると、Windows PowerShell が表示されます。Windows PowerShell で、Send-SmigServerDataコマンドレットを以下のようなオプション指定で実行します。パスワードのパラメーター指定では、任意のパスワードを入力します。

Send-SmigServerData -Include All -ComputerName " 移行先サーバー名"
-SourcePath " 移行元ファイルサーバーの共有フォルダーのローカル パス"
-DestinationPath " 移行先ファイルサーバーの共有フォルダーのローカル パス"
-Recurse

〈5〉移行先でデータを受信

移行元で[Windows Server® 移行ツール] を表示して、Windows PowerShell で次のコマンドレットを実行します。また、Windows Server® 2012 ファイルサーバーで入力したパスワードを入力します。

Receive-SmigServerData

〈6〉移行先で共有フォルダーが設定

移行元の共有設定とデータが、暗号化された状態で Windows ServerR 2012 ファイルサーバー に転送され、共有フォルダーが設定されます。

その他のレシピは記事一覧からご覧ください。

キュレーター

日本ヒューレット・パッカード プリセールス統括本部 サーバー技術本部 サーバー技一部 及川信一郎

日本ヒューレット・パッカード
プリセールス統括本部
サーバー技術本部
サーバー技術一部
及川信一郎

プリセールスエンジニアとして、HPE ProLiant サーバーの提案や検証を日々行っている“サーバーの達人”。Windows Server 歴は20 余年、Windows NT から最新のWindows Server 2012 R2 まで精通する“Windows の開拓者” でもある。

facebook.com/HPEJapan